古くは「ベルサイユのばら」。
私がフランスに興味を持った始まりはこの漫画でした。
小学生だった私は、訳もよく分からずオスカルやマリー・アントワネットの麗しい姿に心奪われていました。
その後…ファッション雑誌の「OLIVE」でリセエンヌと言う言葉を知り、シンプルなのにおしゃれなファッションスタイリングに心惹かれていきました。
大学生の頃はバブル全盛でボディコンファッションが流行っていましたが、私にとってはシックでシンプルなアニエス・ベーが憧れのブランドでした。
その後トラッドカジュアルを好んで着ていましたが、どこかベースにはフレンチカジュアルが残っていたように思います。
今のワードローブもバッグに至ってはほぼフランスブランドしか残っていない状態です。
でも。
正直上っ面だけフランス好きなのかもしれません。
実際にフランスには行ったこともなく…。
パリの街を歩けば、スタイリングの背景などを感じ取れるのでしょう。
芸術に触れることで彼らの美意識を理解したり。
食事も現地で体験しないとフレンチスタイルの本質がわからないのかもしれません。
いつか、もしかしたらフランスに行くことがあるのかもしれません。
いや、本当に行きたいのなら計画を立てるでしょう。
そう言う意味では、まだ私は「本気」ではないのです。
でも、フランスかぶれな自分も恥ずかしがらず、好きなスタイリングだと開き直ります。
そして今の私が惹かれているのは、フランスの歳をとったマダムがしわくちゃでも堂々としている姿。
まだ自分に自信が持てないから憧れるのでしょう。
そんな発展途上な自分をダメだと思わず、伸びしろがあるんだと前向きに捉えて(笑)。
今の憧れのアイコンは現在のジェーン・バーキンさんです。
エレガントでは全くないけれど、肩の力が抜けていてこなれ感のあるスタイリングがとてもシックです。
画像はお借りしました
とりあえず外見だけ、というところが自分でもちょっとよこしまではありますが、そういう向上心を持っておくのもいいだろうと緩く思っています。