1年ほど前に実家に帰ってきた当日、母がトイレの便器の土台部分とタイル床が崩れそうだということを伝えてきました。
見ると、昔ながらのタイル床と便器の接地面がボロボロになって、放っておくとエライことになりそうな予感。
緊急性が高い案件なので、馴染みの工務店さんに見に来てもらって、数日後便器交換と床張替え修理をしました。
出来ればトイレは壁、床、照明…スッキリした感じにリフォームしたかったのですが、とにかく急ぎだし、とやかく言ってられませんでした。
また、それまでの実家のトイレは、いわゆるオカンアート的な造花や、マットやカバー類がある昔ながらの装飾。
母曰く、ウォッシュトイレの電気コードを隠すのに、花や葉っぱの装飾がちょうどいいと思ったとのこと。
見た目もアレですが、何より掃除がしにくそう(というか掃除する気が起こりにくそう)。
で、修理後のトイレはこうです。
壁は昔のままのブルーグレーっぽいタイルのままで、床は工務店のおじさんが「これでいいでしょ?」と素材の指定すらさせてくれなかった(泣)チェリー風の合板。
ですが便器自体は新しくなったので、思ったよりもスッキリした仕上がりに。
工務店並びに大工のおじさん、文句言ってごめんね。
ウォッシュトイレは古いのを引き続き使うことになり、コードはダイソーで買った配線カバーでできるだけスッキリさせる作戦に。
取り付け位置が変えられないサビサビのタオルバーにはトイレ洗剤(今はアルコールスプレー)をハンギングし、手洗いタンクのそばに吸盤タイプの無印良品のタオルハンガーをつけました。
元々、スリッパ&敷物は置かない派だったので、実家でもそれを採用。
こういうことは女性だけの家で良かったと思います(いわゆるハネの心配がない)。
水回りは何度も工事する場所じゃないので、日頃のメンテが大事と思い、毎朝プチ掃除をするようになりました。
ペパーミントのエッセンシャルオイルを入れたアルコールをトイレットペーパーに噴射して、便座と便器の外側と床を拭く…それだけです。
ほんの気持ち程度の掃除ですが、習慣化できました。
トイレは毎日の汚れがそれなりにつきますが、プチ掃除のおかげで週1回の掃除が楽になりました(流せるトイレブラシで洗う、がプラスされるだけ)。
何よりプチ掃除すると気持ちが落ち着きます。
自分にとってトイレ掃除にそういう効果があるとは思いませんでした。
家の設備を大事にしようという気持ちは、トイレ修理がきっかけとなりました。
それがその後のLDKリフォームに繋がるのですが、心地よく暮らすことのきっかけを作ってくれた我が家のトイレにちょっと感謝、です。