ファッションでは「定番」と言われるものが好きです。
トレンチコート、ジーンズ、白シャツ、ボーダーカットソーetc…手持ちの定番アイテムラインアップは、20代からあまり変わっていないかもしれません。
紺ブレもその一つ。
ダブルブレストの金ボタンから始まって、ラルフローレンのエンブレム付きシングル、ブルックスブラザーズのボーイズサイズのブレザーなど、何着か買い換えてきたことでしょう。
ネイビーという色は万能だから、子供っぽくなることもない…そう思っていました。
今残っている紺ブレは、裏地が赤、袖の裏地はレジメンタルストライプです。
ウエストを絞っていないボックスシルエットが今風ですが、ジャストサイズで着たくて自分に合わせて肩や袖を直しました。
しかし、購入して約3年経ちますが、活躍の場がほぼなし、です。
ジャケットを着る生活でなくなっていること、ジャケットを着るシーズンが短すぎること等々ありますが、紺ブレ着ておけば割となんでも対応できるという魔法が通じなくなる年齢になったのです。
やっぱりプレッピー感が強いアイテムです。
そんな中、姪の一人が早々と大学合格したという知らせが入りました。
これは…姪にあげろという知らせ?
下世話な話ですが私の過去の経験から、ブランディアではこのブランドの買取額が低いことは明白です。
それだったら、捨ててもらってもいいから、着る機会のありそうな若人に譲る方がいいかも。
そうなると私の仕訳アンテナがピーン!
週末にまた要不要チェックを一人で開催していました(笑)
年内にはこれを終わらせてもうちょっとスッキリしたクローゼットにします。
それにしても、これからの私(約50歳)の新定番って何になるのでしょう。
なくなった祖母は昔東京で洋装店を営んでいたのですが、私たちと同居するために帰ってきた時のワードローブは、90cm幅・60cm幅のチェスト計2台に収まる量でした。
靴はいっぱい持っていましたが、今思うとミニマリストでした。
どちらかと言えばエレガント系のファッションを好んでいましたが、自分の好きなものを吟味して着回していたようです。
自分はどんなおばあちゃんになるのか?怖いような、いや面白そうでもあります。