ジーンズ…これほど長年着ているアイテムもないです。
きっと多くの方がそうだと思います。
なんの躊躇もなく穿けた20代まではもちろん、体型が気になりだした30代以降も。
デニムって定番アイテムと言われる一方でトレンドアイテムでもあります。
シルエットならストレート、スリム、ブーツカット、スキニー、ボーイフレンドとか。
股上の深さもローラーズ、ハイライズとめまぐるしいですね。
洗い加工も昔はケミカルウォッシュやストーンウォッシュなどの今だと微妙なものもありますが、濃い色からユーズド風、アイスウォッシュ系まで様々。
トレンドは大体3年で回っている感じ(←私調べ^_^;)なので、体型変化以外での違和感があったら(例:穿いていてシルエットが野暮ったいと思ったら)、新しいモノに乗り換える方がいい時も。
さて、私が大学生の頃は圧倒的にテーパードストレートのリーバイスの501!とかだったようにも思いますが、その辺りからいわゆるヨーロッパ系インポートデニムブームが来て、やがて定着して行きました。
一方で、デニム素材自体はメイドインジャパンが高品質ということで、付加価値型日本発デニムブランドも今ではかなり増えましたね。
で、今私が所有しているのはインポートブランドのもの(AGとA.P.C.)です。
色々穿いてきて、今の年齢でもしっくり来たものがこれらです。
多い時はブルージーンズだけで20本は持っていたと思います。
デニムはトレンドに左右されるだけでなく体型の変化も敏感に拾うアイテムなのでちょっとでも違うと思うと穿けなくなるアイテムだったのです。
ま、他人はそこまで自分を見ているわけなどないので自意識過剰でもあるのですが、コーディネートしやすい反面、そんなシビアな部分も併せ持つ冷酷なアイテムでもあるのがデニムです。
なので、持っていたらぜひガンガン穿き倒してほしい!とアドバイスします。
今の自分の体型を踏まえて、長く愛用(「デニムを育てる」と言うアレです)することにとらわれず。
画像はA.P.C.様HPからお借りしました。
と、ちょっと熱く語ったのは…
実は昨年体重が減ったのをいいことに「まだ糊が付いているオリジナルから穿いて色落ちを楽しもう&育てよう」と、今年の早い時期にワンサイズ下げて且つ細身のローデニムを買ったのに、その後太ってしまってボタンフライが止められなくなる状況(つまり穿けない)になったからです。
…ということで未練がましくもう少し寝かせておきますが、来年の春に穿けなかったら手放すことにします。
もうこんなことにならないように、今稼働中のジーンズを出来るだけボトムスのローテーションに入れて、体型管理の目安にしていきます。
うまくいけばおばあちゃんになっても穿けるかもしれないこのアイテム、無理なく無駄なく付き合えるように。