得という言葉がもつ魔法
得の漢字の成り立ちをググってみたら、
部首のつくりの方が貝(貨幣)を手に入れる、なんですよね。
お得…素敵な響きです。
幸せへの道にはこの「得」というキーワードが絡むことが多いように思います。
ということで、私も人の子ですから損得勘定についてちょいちょい考えるわけです。
収入が限られてくると、昔の戦利品(今は死蔵品)を売ったお金をお風呂リフォーム代の足しにして暮らしの不満足を解消したり。
一番良いのはもっと収入を得ることのできる仕事をすればいいのでしょうが、メンタル系で引きこもった経験から、無理をしてまた破綻するのも怖いので、優先するのは自分が心地よく暮らすこと。
そんな状況なので、地道に得になる事を実践しようと試みますが…手間がかかることは嫌なんですよね。←時間は結構あるのですが…^_^;
詰め替えが苦手
得につながることの一つが、ボトルへのレフィル詰め替えスタイルかなと思います。
シャンプー類、食器洗剤、化粧品…たくさんのレフィルがありますが、この辺りがズボラな私の性格が出ます。
全てではないのですが、基本詰め替える時はボトルを洗浄してからですよね。
食器洗剤や掃除関連の薬剤や洗い流す系の場合は、割とそのまま継ぎ足しています。
問題は肌につけて残る系(化粧品)です。
そもそもボトルを洗って乾かして…のプロセスが面倒ですよね。
これにかかる時間と手間を惜しんでしまうのです。
つまりは、詰め替え用ではなくもう一度ボトル本体ごと買うことになります。
エコだし、価格もお得なレフィルを選ぶべきなのに…。
元々は見た目重視派なので、こういった消耗品を買う際はボトルのデザインもできるだけシンプルで白や黒などの色で探します。
でも常に上記の条件を満たすものってなかなかないですよね。
その場合無印良品の詰め替えボトルに入れ替えます(100均一のボトルで失敗したことがあったので私は無印派)。
↓詰め替え例
色が少ないほど視野に入るノイズも減るのが良いのですが、この作業も本当は面倒です。
一時期、冷蔵庫やキッチンツールをビシッと白&ラベリング収納しようかと思ったのですが、この面倒という気持ちと、一人暮らしではない環境(母と同居)なので、詰め替え・色の統一を優先するのは辞めています。
そういえばティーパックや粉末系のスープとかも買ってきたパッケージのまま保管しています。
昔の自分だったらおしゃれな容器に詰め替えていただろうな…(続かなかったと思うけど)。
ただ、詰め替えないことで食べ・飲み忘れが防げるメリットもあるのでこのスタイルはおそらく継続。
金銭コストの損得ではないのかも
金銭面のことを言うと、レフィルを元のボトルに詰め替える方が安くつきます。
そのためにボトルの洗浄作業を惜しまないことですが、その行為ストレスが溜まるとなるとそれはコスパが悪いといえるのかなと思います。
そこにかかる金銭コストを、他のモノコトでコストカットすることで帳尻を合わせるという解決策もありかなと思います。
小さい話ですが、外食・中食を控えて自炊する、といったことです。
何かが嵩む場合は、違うことで補うバランスが大事なのかな、と今は思います。
実際は検証できていないのですが、目先の損得だけで測れないことでもあるのかと思います。
話が飛躍します(&賛否両論があるかもしれません)が、少しでも安いものを求めて遠くのスーパーに行く場合、商品代金コストは安く済んでも、時間と往復の燃料コストが上回る場合、本当はどちらが得なのか?です。
優先するものが絶対金銭コストの場合を除くと、管理のしやすさ・作業の継続でメリットがある場合は良しとしようかと自分を甘やかしています^_^;
そして、出来るだけ詰め替える作業自体を減らすのに、あらかじめアイテムを減らすよう心がけています。
例えば、専用洗剤よりも兼用で使えるものを置く、まめに掃除をして汚れがたまらないようにすることで新しいスペシャル洗剤を買わないようにする、などです。
これって結構じわじわ効くように思います。
無理やりまとめると…続かない習慣が一番コスパが悪い、ということでしょうか。
金銭コストよりも失うものが多くなるかもしれない過剰なモノコトを見直し、手放すことが本当のお得への近道かもしれません。