LIVE MY LIFE BE FREE!

自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

もし一生もの腕時計を買うならば…ロレックス「デイトジャスト」の場合。

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自分の散財記録でも誰かのお役に立てることもあるかも?ということで、3回目の記事です。

 ↓過去の記事はこちらから

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今回は、腕時計を取り上げます。

今持っている唯一の腕時計がロレックスのもので、買ってから今年で20年経ちました。

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それまではいわゆるファッションブランドのライセンスものなどのクオーツ時計を何個も持っていて、服装に合わせてベルトの色でコーディネートする感覚でした。

革ベルト部分が汚くなると新しいベルトを選ぶのもそれはそれで楽しかったです。

その頃ロレックスの存在は知っていましたが、自分が買おうと思ったことはなかったです。

たまたま会社の友人がロレックスのゴールドシルバーのコンビのタイプ、シャンパンカラーの文字盤にダイアモンドをあしらったタイプを使っていました。

お父様からの就職祝いということで、当時の私は「時計を買ってあげるお父さんすごい!」と思っていた程度でした。

 

29歳になる前、別の友人が「ロレックスの時計を買うので一緒について来て」と言ってきたので、興味本位で同行しました。

彼女はシルバーのボディのものを探していましたが、意外と文字盤のバリエーションが多くて驚きました。

その中に、前述の友人が持っていたダイアモンドがあしらわれていたものもあり、私も便乗して試着させてもらいました。

その時「う、自分にはこれが似合うかも(って、誰でもそうなのかもしれません、すいません)」と思って、これはやばいやばい…とお店を出ました。

 

当時からお金遣いの荒い私には、時計を買う程の貯金がなかったのでした。

でも、その時計の印象が強すぎて「次に時計を買うならあれしかない」と思うようになりました。

 

とうとう買ってしまった

今までもったいぶっていたような感じで何だか申し訳ございませんが、私の前の勤め先は百貨店でして、時計・宝飾品売場にはロレックスの取り扱いがありました。

売場に行くと…ありました、私の欲しいタイプが。

その時計売場で社員割引が使えることも知っていたので、あとはその原資をどうするかだけです。

貯金がないと言いながら、会社の財形はやってたのでそれを一部解約するという強硬手段でお金は確保。←手をつけずに退職まで置いておいたらそれなりの金額になっただろうな…こんなことばかりです>_<

そして売場に行くと…その時計が、ない。

別のお客様が買われた直後だったということがわかり、がっくりときてしまいました。

次回の入荷はいつになるかわからないということで、私の盛り上がった気持ちの行き所がないと思いました。

別の百貨店で買えばすぐ見つかったと思うのですが、当時は愛社心にあふれていたので、他店の売り上げを上げるわけにはいかない(笑)と思ったのでした。

並行輸入店で買う選択肢もありましたが、出来たら正規代理店でと思い、時計専門店をあたってみようと初めに立ち寄った店で…見つけました。

当時の価格で55万。

私はもともと社割で買うつもりだったので、手持ちは50万。

お店に入って、店員さんにその時計を見せてもらいましたが、やっぱり欲しい、そして今日欲しい!と思いました。←何回もありますが、こういう心理って本当に怖い…

そして私は思い切って「買いたいのですが、現金で払うので税込50万にしてください」と言いました。

細かいやりとりは憶えていませんが、現金ということと、個人商店要素が高いからこそできる技なのか、その値段で売ってもらえました。

人生でこういったものを値切ったのは後にも先にもありません。

…ということでウキウキして持って帰りました。

 

翌日から機嫌よく使っていましたが、買って1ヶ月ほど経ったある日、飲み会でやや酔っ払って帰宅する途中、腕を振り上げたときに電柱に左腕をぶつけました。

そう、腕時計も直撃です。

いっぺんに酔いが覚めました。

時計は…破損こそしていなかったけれど止まっています。

翌日仕事もそこそこ(おいおい)、購入した時計店に駆け込み、事情を説明して(「ちょっとぶつけたんです」と言うところがとてもいやらしい^_^;)修理に出しました。

時計は無事に修理されて戻ってきました。

ありがたいことに修理代も無料でした。

それ以来、故障はしていませんし、いわゆるオーバーホールをしていません。

本当はした方がいいのでしょうが、この時計を買ってから他の時計をしなくなったので時計がないと困ると思っている間に年月が経ちました。

もともと機械式なので時刻は遅れることはあるあるで、その度手動で修正し、まだいけるかな…などと思ってやり過ごしています。

きっと機械式時計好きな方(特に男性)からすれば「オーバーホール出さないなんてけしからん!」というご意見もあるのかもしれませんが、オーバーホール代もそれなりにかかりそうですし、ここは適当です(汗)。

 

今は事前に情報を簡単に調べられるからこそ熟考しましょう

なお、私が持っているモデルは現行のモデルと結構違っているようです。

私が買ったモデルの文字盤の表示にはダイアモンドとダイアモンドの間に分刻みの点のようなものが入っていますが、今のモデルには入っていなくてすっきりとしたデザインになっています。

↓今のタイプはすっきりフェイス(画像はお借りしました)

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↓私のものは、文字盤の分表示(っていうのかな?)に点が入っているのでややごちゃついている(実際は目立ちませんが)。ブレスレットの留め具の辺りのデザインも、今はもっとすっきりしているらしいです。細かい傷もたくさんついています…。

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製造期間ごとに品番が違うので、新品と中古品の品番を見てディテールの違いを知るのも面白いかもしれません。

もっと細かい部分での違いは専門サイトで比較してみてはいかがでしょうか。

なお、公式HPは割と情報が少ないので、ウンチク含めて知りたい場合はロレックス専門の並行輸入店のサイトの方をお勧めします。

ロレックス公式サイト - スイス ラグジュアリーウォッチ

ロレックス専門店クォーク

銀座エバンス

私もこの機会にと思い改めてクォークさんのサイトを読んで、今更ですが「そうだったのか」と思いました。

www.909.co.jp

昔はじっくり比較する手段が多くなく、専門雑誌を読んだりして情報を集めましたが、今はネットでほぼカバーできるので便利ですよね。

ちょうど私のタイプは、その後のモデルが出る直前つまりその品番は製造終了だったので、実物と比べていないけれど比べていたらどうしていたでしょうか??

慌てて買わなくてもよかったかもと思ったか、価格が当時の2倍近くになっていることを思うと(それにすぐ手に入るとも限らない)、どっちもどっち?

ま、あの時は早く買いたいという気持ちの方が勝っていたので、ディテールの違いに気づくことも調べることもしなかったでしょうね。

なので私のように慌てて買わなくても、じっくり調べてから検討する方が色々な意味ですっきりするかもしれません。

私はその時に買ったこと自体は後悔していません。

そのおかげで(?)、ロレックス購入以後時計は購入していませんし、手元に残したのもこれだけです。

思わぬところでミニマルライフに貢献しているのではないでしょうか^_^;

メインがステンレス素材なのでお手入れも楽で、汚れが気になったら中性洗剤を薄めたものを歯ブラシにつけてゴシゴシ洗って、流水ですすいで終了。

外した時は無印の歯ブラシスタンドがジャストフィットするのでここに。

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腕時計の所有の意味が変わってきた

ロレックス以外にも、魅力的な時計はたくさんあります。

それに、時刻合わせがそもそも要らない高機能ものや、スマートウォッチのような時計以外の機能が腕にあるだけでもすごい!というものまであって、自分が今20代30代だったらきっとApple Watchを買っていると思います。

そもそも腕時計、一定の年代にとっては持っていて当たり前すぎるアイテムだったと思います。

ステータスをアピールする、ファッションセンスを現すなど人それぞれで意味は違うのでしょうが、1日に何度も左腕を見ることが日常の動作や癖になっていること自体が実は不思議な行動のような。

だからこそ、自分の好きなもの・役に立つものとして時計は大事な存在なのかな?と私は思います。

 

でも今はスマホがあれば、腕時計はなくても全然やっていけるとも思います。

今持っているこの時計が故障して修理しても動かなくなったら、それでさようならです。

ロレックスを再び買うことはしませんし(まずそんなお金がない)、代わりの時計も要らないです。

持たない暮らしが進んで、腕も軽くなることでしょう。

そう言いながら…左腕にないはずの時計を思わず見てしまう癖が一生なくなることもないような気もします。

私は自動巻き時計がつけていないと止まってしまうところが、いつしか好きになっていったのでした(手間はかかるけれど)。

 

今の若い世代の方には、割と初めから腕時計の重要性を感じていない方もいるのでしょうね。

そうやって時代が変われば価値観も変わっていて当たり前でしょう。

自分はバブル最終世代でもあるので、余計に舶来物への憧れが強いタイプですが(笑)、どうせ買ってしまったのであれば大事に長く愛用していきたいものだと改めて思いました。

 

↓その後オーバーホールに出した時の話です(*'ω'*)

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