前回からのあらすじ
先日、ロレックスをオーバーホール(以下OH)に出した話を書いた続編です。
大阪・難波の高島屋にあるロレックスサービスカウンターに行き、見積りを出してもらう手続きを行った…というところまでが前回でした。
OH費用は77,000円(税別)、別途修理箇所があった場合はその料金も加算した見積り明細を郵送にて送るとのことでした。
購入してから20年が経ち、初めてのOH。
おそらく自分が想像していない汚れや傷みが発生しているのだろう(結構費用が掛かるかも)…と勝手に想像しつつ、見積り結果が来るのを待っておりました。
見積りの結果は?
スタッフさんに言われた通り、見積り明細が来たのが約2週間後でした。3連休が2回あったので余計時間がかかったのかな?明細と共に、OHについて書かれた冊子が同封されていました。
早速開封して気になるその金額を見ると…あれっ?
63,000円(税別)でした^_^(ほっ)。
それでもお高いのですが、意外と大丈夫だったんだ、私の時計。
20年間特別なケアをすることはなかったのですが、さすがに海やプールなどのハードな場面で着けることがなかったことが幸いしたのかもしれません。
他の時計においても、OHに出したことがないので比較は全くできませんが、勝手に「ルイ・ヴィトンのトランクが海中に沈んでも中の荷物は濡れていなかった」的な都市伝説(?)が頭をよぎり、やっぱりロレックスって丈夫な時計の部類なんだ…と思ったのでした。←もう自己満足の域なのですが…^_^;
見積り明細を受け取った後の流れ
さて、明細を確認した後のアクションです。
ロレックスジャパンにOH見積り依頼をした場合、こちらから明細内容の了承連絡を電話で入れないとOHを進めてもらえません(OHをやめるのも同じく)。
ということで、早速受付してもらったサービスカウンターに電話を入れました。
明細内容に了承の返事をしたところ、スタッフさんよりOH開始後は途中でOHをやめることはできないこと、消費税は増税後の10%が適用されること、そしてOH上がりは約1ヶ月後、電話にて連絡するとの旨を伝えられました。
見積り郵送の目安も2週間と言われ、だいたいその通りの日数がかかったので、おそらくOHも1ヶ月かかるのだろうな…。
結構、時計のない左手首って寂しいものです。
大抵毎日時計はつけていましたから、時計を着用していないのがわかっているのについ時間を見る癖が抜けておりません^_^;
一つの時計を愛し続けること
30歳前にロレックスを買うまでに、正確なその数を覚えていませんが、高校生の頃から約15年の間にファッション感覚で比較的安価な時計を購入していました。
「時計は着替えるようなもの」と思っていたのでしょうが、仮に3万の単価として10個買っていたなら30万の出費。
アラサーの頃は、まだ一生ものという発想がなかった(いいものは欲しいと思っていたけれど)ので、この時計が初めてその対象になったのだなと思います。
実際、その後も他の魅力的な時計をたくさん見ましたが、買おうまでは思わなかったのでした。
それはお気に入りが2つ以上になると、好きの気持ちも等分されるように思ったからです。
おかしな話ですが、服・靴・バッグと違って、劣化しにくい素材で作られている時計・アクセサリー類にはそんな気持ちになるのです。
と言いつつ、誰かに受け継いでいく一生ものはかなり難しいというか、受け継いでもらう時にはそのアイテムが「現役」で使える状態にしておかないといけないと思うのです。
味のあるユーズドやヴィンテージやアンティークが好きな方もいますが、できれば機能面でもダメージは少ない方が貰い手側にとっては良いですものね。
ああ、なんだか「大きな古時計」の歌詞が浮かんできましたが、ボロボロになるまでしっかり使って自分の代で終わらせるのか、出来るだけきれいなうちに誰かにバトンタッチするのか?
ま、今のところは自分で使い切るほうがいいのかもと思っているのですが(笑)。
では、またOH最終回(出来上がり編)まで…もし宜しければ当ブログにまたお立ち寄りくださいませ^_^
↓そしてこちらがオーバーホール話の最終回です(=゚ω゚)ノ☆