好きな色がそのまま似合う色(違和感がない)だと何だか幸せです。
でも、年を取れば肌の色味・質感は変わってくる…これってアラフォー以降年代には切実な問題です。
そして、比較的どの年代の方でも使いやすい・問題がない色が、なんだか自分にとってピンと来なくなると急に「もう要らない!」になってしまうのが私です。
今回のその色は「ライトグレー」でした。
色をつないでくれる有能なカラー
白黒つける!のではなく、その両方や有彩色をうまく中和させてくれたりなじませてくれるのがグレーで、その色味ぼ範囲は薄ーいものから限りなく黒に近いものまで様々。
その中でライトグレーと呼ばれる色は、生地の織り方や糸の編み方で霜降りっぽいものも含めて顔映りも割と明るくしてくれて、シンプルやミニマルという形容詞が似合う色で、これを身に着けているとなんとなくオシャレな空気感も出しやすいです。
黒・紺ばかり着ているとこういうホッとする明度の無彩色が欲しくなる…ということで、私もライトグレーをよく取り入れていました。
でもここ数年、顔の近くにあるとちょっとなんだかな?と思っていたのが黒だったのに、今度はライトグレーの方がなんだかな?に変わってきました。
ライトグレーのソフトさが、曖昧さに変わっているという感じでしょうか。
似合わないのは「自分」のせい
ソフトさを言い換えるとフレームが甘くなる、というのがライトグレーかと思います。
私はカラー分析系の勉強をしていないので、そのプロからすれば「何を言う」かもしれませんが言いますと^_^;
純粋な無彩色のグレーもあれば、有彩色が混ざったグレーもどきもあって、それが肌や髪や瞳の色などで分類(例えはあなたは「あなたはスプリングタイプですよ」とか)されている印象を受けます。
で、それぞれに合うとされるグレー系カラー群がありますが、その色たちがそれぞれのベストなスタイリングに必ずしも直結しないのが残念。
メーカーが違っても素材の発色や色味がブレにくいのもライトグレー(霜降りグレーも)の良さかなと思うので、ライトグレーが色の選択肢から外れるのは結構悲しい>_<
これもやっぱり太ったから…体重だけでなく、丸みがより強調されるように体型が変わってきているからです。←って、自己責任やんっ
でも、こういう思いを持たれている方、他にもいるのではないかな~って思うのですが、どうでしょうか?
解消方法はあるのか?そしてまた「ブランディア」へ
原因が判れば、今度は解決策を講じる、です。
私はとりあえず「諦める」つまり、しばらくこの色との距離を置くことにしました。
具体的なアクションは「手放す」「様子を見る」の2つです。
顔回りに来るものとして、Vネックセーターとストールを売ることに。
Vネックの方は、お肉を拾う感じになっていたのでこの機会にちょうど良かったのですが、ストールはサイズ関係なく使えるのでちょっと考えましたが…やっぱり使わなさそう。
別で欲しいモノがあるので、その購入原資として「ひとりわらしべ」作戦であるブランディアを利用しました。
ちょうど今月バースデーキャンペーンで査定が10%UPだったので活用。
なお、送った翌日の昼過ぎにはもう査定されておりまして、さすがブランディア さん仕事が早い^_^
ジョンストンズのグレーのストール8300円(1万円を切ってしまいました…こんなものかな)
ジョンスメドレーグレーのVネックセーター190円(ガーン)
という結果(※査定額には10%UP分は含まれず)でした。
ここからは参考に、他に送ったものの査定額を挙げます。
バーバリーのコートは11000円。
↓一回査定してもらって返却したものの、やっぱり着ないと腹をくくりました
驚いたのは、ドゥロワーの紺のクルーネックセーター(カシミア・シルク)に4200円も付いたことでした。
ジャストサイズを着るデザインでしたが、今では肉を拾う拾う~なので諦めた一品ですが、やはり人気のあるブランド&アイテムなのかもしれません。
一方で、ジョンスメドレーの紺のVネックカーディガンは200円(再びガーン)。
エルメスのツイリー(スカーフ)が2300円(もうちょっと値がつくかと思いきや)。
あとはAGやA.P.C.のジーンズで履かないと判断したもの3本とベルトの4点がおまとめ品として40円(ズコッ)。
合計26230円に査定10%UPが加算されまして、既に入金済みです。
ジョンスメドレー、買う時は高い!のに、やっぱりセーターは消耗品ですね。
メリノウールニットの丈夫さや価格とのバランスでいうと今はユニクロに軍配が上がります。もちろん、ジョンスメドレーのニットは素敵ですがガンガン使うなら、ね。
こういった買取査定は需要と供給のバランスが関係するので、人気のモノは高値がつくし、そうでなければブランドものといってもバッサリ、ですよね。
でも、次の購入原資としては自分の不要になった資産が少しでも現金化されることはありがたいです。
もう一つのアクション「様子を見る」のはロング丈のカーディガンです。
セーターと色は同じやん…と思いつつも、かぶって着るのと羽織るのとでは印象が変わります。
事務所での防寒アイテムにもなるので、おしゃれ<実用性を選んで残すことにしました。
今回のブランディア査定で「ジョンスメは頑張ってもこの程度の値段か…」という相場が判ったので、逆に気兼ねなく着ることが出来そうです^_^;
ライトグレーと言えばパーカー2着も残っていますが、これは用途的にヨガとかアウトドアっぽいお出かけで使えるのでキープ。
細身デザインゆえ、二の腕あたりはパツパツになってしまうのですが、裏起毛が直接肌に触れてなかなか気持ち良いです。
インに着こむより上にアウターを重ねる着こなしでもう少し頑張ってもらいます。
ミディアム~ダークグレーはまだ大丈夫
全てのグレーがダメになると色々崩壊する感じになりますが、幸い中間~黒に近いグレーはまだ着られそうです。
元々グレーは紺やベージュ(今年なら茶色も)などのベーシックカラーとの相性が良いし、持っていませんが赤・青・黄のような原色やパステル系の色もなじませてくれる良い所があります。
そう言いながらこういった濃いめのグレーが合わなくなって、薄いグレーがまた欲しくなる時がやってくるような気もします。
何度も同じようなことを書いていますが、できるだけ「私にはこれしかない!」というこだわりを持ちすぎないようにと改めて思います。
変わっていってしまうことを残念、と思うだけではつまらないから、新しいステージに行く(前にもここに来たことあるわ的な話でもありますが^_^;)と考えると楽しいです。
将来もしグレイヘアになっているのなら、赤とか紫とかの色が着られるかも!なんてふと思うことも。
それにしても、今年の秋冬ファッションは前々年・前年とはちょっと違った感じになっていく予感がして、なんだか興味深いです。