畳じゃないけど、新しい方がいいのか
新しく買った服、当然ながら今着るから買うわけです。
そして、気に入っている手持ちの服と合わせてローテーションします。
でも、新しい方ばかりに手が伸びて、もともとの服を着る機会が減ることは、私の中ではよくあることです。
例えばアウターでいうと、今シーズンはキルティングコートについ手が伸びます。
寒くなれば、ダッフルコートをもっと着る予定ですが、キルティングコートはインナーの厚みに関係なく着やすいし、ユニクロのウルトラライトダウンベスト(またはジャケット)を加えるとかなりの防寒度がUP。
そうなると、もうこれでウィークデーはいいかも?!という怠け心が生まれてしまいます。
おーい、アウターを楽しむのが冬ファッションって言ってたじゃない?
もちろんそうなんですが、ストールを色々変えればベースのコートは同じでも良かったりする…^_^;
当たり前ですが、買いたいもの=自分の中の旬・注目しているものです。
今持っているもので満足していれば、買い足す必要はそもそもないわけで。
全部買い直しということもある
おそらく昔の自分だったら…ここで調子に乗って、色違いのキルティングコートを買っているように思います。
理由は「これだけ使えるなら、色バリエーションがあればさらに便利!」って。
そして実際過去の自分が、色違いのトレンチコート4着、ダッフルコート3着…みたいな持ち方をしていました。
この場合、当然全てを均等に着ることはなく、その中のさらに気に入っている色やデザインのコートばかりになるわけです。
しかし、あまり着なかったコートにもクリーニング代やケアの手間は所有枚数分かかりますから、結局人にあげたり売ったり…本当にひどい散財でした。
最近の例として、過去に色ち買いを繰り返してきたユニクロのメリノウールニットですが、今年Vネックが似合わない&サイズが小さくなったという理由で全部処分しました。
その代わりに同クルーネックセーターをやはり色違いで3枚買いましたが、うち黒が袖ほつれで戦力外となりました。
さすがに残りの2枚は毎週着ていますので、ローテーション的にはちょうどいい数なのですが、こういう買い方もこれからは見直しですね。
毎シーズンの買い物計画の精度UP
つまりは、毎シーズン新顔が入ることを踏まえて、手持ちのアイテムを管理する…当たり前の事ですが、これが自分には欠落してたのではないか?ということです。
減らすことは割と進んでいるし、気に入っているものは原則3年〜5年は持たせるつもりで購入します。
しかし、既存の服をどれだけ気に入っていても、新しい服のフレッシュさに負けてしまう…。
その結果、好きなのに出番がなくなる→やっぱり要らないと思ってしまう・またはそのうちサイズが合わなくなって着られなくなる→コスト回収できない、の負の流れになってしまいます。
ということは、そもそも買う時のコスト自体も割高で、いわゆるいいモノは要らないのでは…?と。
しかし、素材のレベルを下げることって、自分の中では結構キツイ選択です。
身に付ける時間が長いアイテムだから、心地よさや上質感のバランスが取れるものを持ちたいのです。
初めからイマイチだと思って着ることほど気分が下がるものはないので、新しく買い足すアイテムは本当に必要なのか、もっと買う前に研究しなくては…と反省しました。
ま、今までに買ったモノは、それはそれで大事に保有しないと…ですね。
もうそろそろ失敗の買い物はしたくない
収入があれば、または仕事上必要に迫られるならば、毎年の買い物にそこまでとやかくいうのもね、なのですが。
上記でうだうだ語りましたが、やっぱり服は定番でも自分が思うより早いサイクルで回すモノかもしれません。
ついフィーリングで買い物をして、時には一人わらしべ作戦(買取ショップで得られた原資を新しいモノの購入に充てること)をやってきましたが、服類が減った今、一人わらしべ作戦も限界まで来つつあります笑
なんとなく(というか行き当たりばった感ありあり)しか考えていなかった、年間の購入予算の設定をこれからは真面目に立てて、そこから自分の適量のワードローブを構築する方が合っているような気がしています(遅いですが)。
メンテナンス系に費用を費やす方がいいような
これは服のクリーニングという話ではなく、例えば歯や肌、ボディケアなどの「土台」を整備する方が50歳を迎えていく自分に優先させることかな、と。
美の追求・アンチエイジングという感じよりも、内面が整うことがひいては外面の整いに通じるようなイメージです。
今、プレーンなデザインのものをサラッと着こなすことに興味があって、そういったモノほど中身を整えないと着こなせないように思うのです。
ま、実際の自分は背も低いし加齢とともに体重も増えたので、サラッと着こなせるレベルには程遠いのですが、目指すことは別にいいですよね^_^;
今まで、服を買っても翌シーズンに買ったモノに押し出されてローテーションからどんどん離れていく買い方をしてきたことは反省しつつ、実際はそういうモノだし、それを肯定しないとね、と。
あ、押し出されるという表現で着なくなった服の例えでマイナス的に「ところてん」を出しましたが、本物の食べる「ところてん」は天突きという器具で押し出さないと中身を食べることができません。
↓天突きです。画像はお借りしました
ずっと天突きに入ったままでは「ところてん」は腐ります。
美味しく食べられる(旬の時期に着られる)ようにするには、不要なモノ・古いモノ・稼働が見込めないモノはどんどん押し出していくべきなのです。本物の「ところてん」は出してすぐ食べるので、ちょっと私の例えは矛盾しますがお許しを^_^;
屁理屈ですが、適度に押し出されるようなワードローブ構成が、自分の鮮度キープにもつながるという持論に至りました。
今日も強引にまとめましたが^_^;春夏のファッション購入に際しては情報キャッチのアンテナを張ると共に、天突きの中(手持ちの服)を再チェックするように強く自分に言い聞かせます。