合わないのが割と普通なのだろう
母とは昔からファッションやライフスタイルグッズなどのテーストや話が合わないのです。…というか、そもそも私が小難しいだけなのか(笑)
で、我が家のキッチンには母が昔から使っているものと、途中から同居の私が持って来たものや買い足したものが混在中。
個人的には自分のセレクトに全てを合わせていきたいという野望(笑)がありますが、平日の料理は母が主にやっている手前、さすがにそういう訳にもいきません。
でも機会があれば、自分が欲しいと思っているツールを推す所存です^_^;
母の鍋が壊れたので
母は昔5人家族(もう20年以上前にさかのぼる…)の時から使っている年季の入った花柄が描かれたホーローの大鍋で料理していることが多いです。
鍋は所々黒く剥げていて、これでいつも洗う時に「汚れが取れない!」と勘違いする私です。
今では大き過ぎるそのサイズですが、母にとっては使い慣れた安心感などの要素があるだろうから、まあ壊れるまでは使うんだろうな…と思っておりました。勝手に処分はできない
さて、先日私が仕事から帰って来た夜に「鍋を落としたら取っ手が取れたわ~」と母。
その時に母の安全よりも床が凹んでないかという心配を真っ先にした自分がゲスいと思いましたが^_^;
その鍋を見ると…長年の戦いを終えた老兵の如く、片腕(取っ手)を失くした状態で鎮座しておりました。
何だか気の毒にも思えて「お疲れ様」と声をかけてあげたくなってしまいました。
そして「次に鍋を買うならこれ!」と決めていたものを早速Amazonでポチりました。
それは柳宗理のステンレス両手鍋(浅型22cm)。
前の鍋より一回りは小さいですが、深さはこれでもあるので、二人暮らしであればこれで十分。
サイズ: 14.7(H)×34.7(W)×23.7(D)cm
重量: 1.27 kg
材質: 18-8ステンレス
昔はこういったアイテムは百貨店や専門店で買ったけど、Amazonは安くてすぐ届くのがいいですね。この大変な時期、配送の方もありがとう…
我が家の柳三兄弟(鍋)!
我が家には既に柳宗理のミルクパンと片手鍋18cmがありました。
なおミルクパンでミルクを温めることは元々なく、最近はもっぱらインスタント袋麺を茹でるのに使ってます(笑)。
片手鍋はお味噌汁作りや野菜をさっと茹でる時などで、ほぼ毎日活躍中。
↓今回買った両手鍋とミルクパンを並べてみました
そこに今回購入の両手鍋が加わって柳宗理の鍋は3つ。
ついでに言うと、南部鉄器ミニパンも持っていて(最近使ってないからまた使おう)、パンチングザルとボウルも何個かずつあります。
こちらのザルはパンチングでして、洗い残し(汚れの目詰まりってザルにあるある)が少ないので結果私のストレスが少ないです。
なおザルも母所有のもの(これが目詰まりしやすくてわたしには辛い)が複数ありまして、今後どうするかな~という気持ちがなくはない。ごめん、母よ
さて、私は柳宗理のキッチンツール&テーブルウェアの本を長年持っています。←別冊Arne『柳宗狸デザイン キッチン道具と食器等 大橋歩』は現在手に入らない模様…
大して料理をしないくせに、こういう本は割と好きでして^_^;
商品紹介だけでなく、愛用者さんたちの料理や使っている様子の写真もたくさん掲載されていて興味深いです。実際使うとこういう感じというのがわかりやすいのです。
さすがにツールを全て柳宗理に買い換えすることはないのですが、何度見ていても飽きないのです。
私はこういう工業デザインっぽいアイテムが好きなんだなぁ(ただのステンレスフェチ?)。
柳宗理のステンレス商品は新潟県燕市で作られているのも何だかいい感じ(何もわかっていないくせにわかったフリかも^ ^;)
で、自分がダメな所というのがこういうツールを買って満足してしまうこと。
似た事例だと参考書や問題集を買って勉強した(できた)気になりやすいのですが…「これからちゃんと鍋使えよ」と自分に言い聞かせておきます^_^;