LIVE MY LIFE BE FREE!

自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

ブロガー・ベリーさんの本を読んで反省。

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自分とは対極にある暮らし

前も書いたのですが、私には子供がいません(あ、パートナーも^_^;)。

でもこうなったのは自分の選択です。

バリバリ働いていた30代前半、同期の同役職の男性に「お前には仕事だけでなく結婚もして子供も産んで欲しい!」と笑いながら言われて、「ん?」と思ったことも。

当時「ワーキングマザー」という言葉は存在していなかったと思います。

そして社内には結婚して子供がいる管理職の女性はいませんでした。

どうも彼は、私にキャリアと家庭の両立を応援してくれたようなのです(ちなみに彼の嫁も同期ですが、子供が出来てから専業主婦になった)。

うーん、私が子供好きだったらもうとっくに結婚して仕事は引退してるよ…と思いましたが、同時に女性は結婚&子供がいて一人前ってこと…?そして自分がどこか「規格外」なのだろうかとも思いました。

でも世には色々な人がいるし、自分が選ぶ人生を歩めば良いということで…転がりつつも今ココであります。

 

そんな私にとって、お子様をお持ちのお母さんブロガーさんの記事は興味深いものがたくさんあります。

自分が経験しなかった「別の世界」を教えてくれる気がするのです(すみません、勝手に言ってます)。

ちょうど姪っ子との同居が4月からスタートし、急に「子育て」要素が自分に寄って来た気がしたこともあり、前から拝読していたブログ「ベリーの暮らし」主宰のベリーさんの著書「子供4人共働き・賃貸60㎡でシンプル丁寧に暮らす」を読みたい!と思い、Amazonでポチりました。

ベリー さんのブログは「シンプルな暮らし方」を考える上で参考になることが多いのですよね^_^

www.berry-no-kurashi.com

私は後ろのページから読んじゃいました。←どうしてもそこから読みたかったのです^_^

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でも、ベリーさんは私の対極にいる存在と思っていたのです。

お子様が4人いて、家事はもちろん仕事もきちんとこなすワーキングマザー。

ブログの文章はスマートなのに柔らかさがあって、そして時にハッとさせられる気づきを与えてくださる…ちゃんと地に足が着いていて、きっと昔から芯がブレていないイメージ。

若いのにすごいなあ…と、自分の同じ年頃のフワフワ具合が恥ずかしく感じました(あ、今でもフワフワしているのですが^_^;) 

 

育てることで自分も成長する

更に感心するのはベリーさんの「時間の使い方」です。

私はとても自己中心的で、プライベートの時間はほぼ自分だけに費やすことができるのにもかかわらず、「忙しくて時間がない」と言い訳していました。

でも、やろうという気があればやれたことも多かったはず。

つまりはそこまで真剣ではないということと、遂行・実現するための努力や工夫を怠っていただけなのです。

どう考えても、ベリーさんに自分だけのための時間は少ないはずなのに、その持ち時間を効率よく活用されているし、常に改善されているような印象です。

そして、お子様の育て方も自分の哲学的なものを感じました。←うちの兄夫婦も4人子供がいるのですが、こうも違う?!

もちろん、毎日がバトルな状況だと思いますが、それを楽しみつつお子様の自立心を養っていらっしゃるような。

 

私も兄夫婦も、自分たちが通ってきた子供時代の失敗を姪&甥にさせたくないので、つい「干渉」してしまうけど、彼女らからすれば「親(おば)の心子知らず」です。

一方ベリーさんは目先の心配だけでなく、その先にある将来に向けて、小さいうちから人生設計を考えるように、でもとても自然にお子様達を導いているように思ったのです。

そして、そのことでベリーさんまでもますます成長されていくような…。

子育ては親をも育てる授業のようなものなのでしょうか?

きっとベリーさんのお子様達はそんなベリーさんのことをしっかり見ているだろうし、大好きなんだろうな…勝手にそんな思いを持ちました。

 

間接的に私も学びます

姪っ子と3週間過ごしていますが、今どきの若い子ですし、「ほう…そう来るか?!」と思うことが毎日のようにあります。

昨日もちょっとしたことでつい口うるさいオバハン状態で注意をしてしまって(笑)、その後に「あなたのことを心配して言ったのよ」的なコメントで締めたのですが、響いたのかどうか…いや、人を変えようとすること自体がエゴなのだと、あとで自分を諫めました。

 

そう、彼女らにはそれぞれの人生があるので、周りがギャンギャン言ったところで仕方ないです。

今ステイしてる姪は23歳で背伸びしたい年ですから…もう放置しよう(笑)

で、本人が助言や意見を求めてきたら、私も真摯に対応します。

そしてそこから私も忍耐だとか、視点の違いも一つの考えと認めるなど、姪から「学ぶ」機会にしようと思います。

 

親も子供を持って、はじめて「親」になるものなのですよね。

自分の親も実際は一杯一杯だったのかも…と当時の親の年齢を超えた今、そう思うのです。

その一方で、親だから(私の場合はおばだから)と上から子供を見るのはちょっと傲慢かも…と改めて感じました。

 

こうやってこの年になっても「学び」ができることっていいなぁと改めて思いました。

そんなきっかけを、ベリーさんのブログと本が私に与えてくれた気がします。ありがとうございます^_^