コレクター癖の始まりはハンカチ
おそらく幼稚園児の頃に遡ります。
私は近所の商店街にあった洋品店で、母にハンカチを買ってもらった時に、今でいうところの「フェチ」感を持ちました。
そこから事あるごとにハンカチを欲しがるようになって、それからそんなモノの欲しがり方の対象が増えていき…なんだかんだで40年ほど持ちすぎ生活を送ってきました。
今でもハンカチは結構持っていて、ずいぶんと減らしたものの、アイロンかけをサボりがち。
あ、アイロンかけは最近やり出した習慣でして、昔は適当にシワを伸ばして干したものをサッと畳んで終了というのが長年のスタイルでした。
日本のハンカチは優秀?
日本はきっとハンカチ王国だと思います。
大きい百貨店の婦人雑貨(紳士も)のハンカチ売場に行くと、ライセンスブランドですが高級ブランドや人気のファッションブランドのハンカチがずらっと並んでいます。
海外では手を拭くより鼻水を拭くのに使っているイメージなのですが(違っていたらごめんなさい)、手荒に使っていても、日本製のハンカチって劣化しにくいのか、洗っても色落ちもあまりしなさそうです。
実際20年ほど前に購入したハンカチでも、意外と糸や生地がほつれたりしない(もちろんダメになったものもありますが)。
心持ち生地が薄くなった?とか思いますが、使用するには全く問題なし。
服は何度か洗濯すると生地の劣化が見えてくるのですが、ハンカチは何度洗ってもそれがわかりにくい(いいことです)。
でも、そのせいで買い替えのタイミングを失います。
で、私の場合、無くす&忘れるがハンカチの数が減る主な原因でして^ ^;
アイロンがけを楽にしたいから
スチーマーを買ってからなんとなくアイロンをかけるのが気分いいのでやっています。
しかし、ハンカチがたくさんあると「まとめてアイロンしよう」という本来のズボラ思考が出てくるもので。
形もシンプルで面積の小さいハンカチも、まとめてアイロンをかけるとなると結構面倒。
じゃあ、タオルハンカチにすればいいじゃない?今は種類も豊富だし…という声もありますが、この手のものは数は増やしたくないのが本音(かさばるから)。 そういう時、ふと「そもそものハンカチの枚数を減らす?」という内なる声が。
ずっとそう思っていたけれど、使い古したハンカチでもまだまだ現役感があって手放しにくいものです。何故か服の方が手放しやすい! しかし、やっぱりそういうことでモヤッとするのもなんだなと思い、百貨店に行く用事ついでにハンカチ売場を徘徊し、そこで見つけたのがこちら。 ハンカチ業界の老舗であるブルーミング中西のプライベートブランド「クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ」の、海島綿を使ったシリーズの無地タイプ(水色、ピンク、グレー)です。
↓画像は公式HPからお借りしました。無地もの、色がきれいです。
男性・女性用(って今言うのかな?)で色のバリエーションとサイズが違うのですが、私は大きめサイズで配色も好みのものがあったメンズタイプをチョイス。
縁のかがりはミシンではなく職人の手によるものとのことで、これはスカーフと同じ仕上げですね。 メーカーが出している注意書きにはその縁のふんわりとした風合いを保つため裏から縁の手巻き部分をよけてアイロンをかける&洗濯ネット使用推奨…割と手間がかかりそう^_^;
まだもったいなくって使いそびれていますが、ボチボチ使い出してみよう。
ハンカチも定数定量化を進める
収納スペースはさほど取らないから増えがちなハンカチ。
上記にもありますが、今は自分の定数を決めるタイミングかもしれません。
普通に考えると、週5日が仕事で2日は休日ですから、STAY HOMEな今は5枚あれば十分。
手持ちのタオルハンカチもローテーションに入れれば今回購入の3枚のハンカチでいけるような気がします。
そういうことで、1軍2軍3軍を選出し、まずは1軍ハンカチでローテーションを組んでみます。
ここで大事なのは「気分の上がり」です。
今まで頑張ってくれたハンカチには感謝と敬意を持ちつつ、気持ちよく使えるのか?を一番に考えようかな。