LIVE MY LIFE BE FREE!

自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」を見て感じたこと。

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カッコいい自分でいたかったあの頃

今はある意味ドロップアウトしたようなライフスタイルですが、アラフォーまでの自分はキャリア街道を突っ走っていた自負がありました。 持ち物もカッコつけて(背伸びも思いっきりしていただろう…今なら赤面)、出来るだけ隙のないように防御していたのだと思います。 もう今はそういう世界で生きていないので、伸び伸びしているのですが、たまにあの緊張感を思い出すと…戻りたくはないけれど、そういう事象が自分を育ててくれていたとも言えるのかな〜なんて。

そんなちょっと尖っていた時代、ライバル店の百貨店・商業施設視察を毎週のルーティンとしてやっていたのですが、その途中で出会ったのが「くまのがっこう」のジャッキーちゃんのぬいぐるみ。 そこはキディランドのようなおもちゃ売場ではなく、かわいいガーリースタイルをコンセプトにしていたショップで、ディスプレイ兼商品で置いてあったのです。 私とその子との目が合った気がして「家に来る?」「うん!」と妄想の会話をして、業務中にも関わらず購入(笑)。 同行していた年下のバイヤー(女子)とキャッキャ言いながら帰ったのが7〜8年前でしょうか。 f:id:icelifestyle:20200822094358j:plain ↓その後小さいジャッキーちゃんも買いました(この子は一緒に寝ていないのでフワフワ) f:id:icelifestyle:20200822094407j:plain 連れて帰ってからほぼ毎日一緒に寝ているので、もふもふ感が全くなくなった状態ですが、私にとっては愚痴を聞いてくれたり辛い時に抱きしめたりなどの大事な友人のような存在です。 「ライナスの毛布」のような感じなのか、私の中の幼児性(笑)が出ているのですが、正直ブランドのファッショングッズと比べられない地位にいるぬいぐるみです。 私の最後の時に一緒に棺桶に入れてもらうつもり(誰に託すのか^_^;?)でいるので、まだまだ長い付き合いになりそうです。

↓心の平静メソッドなんて記事も書いていましたね www.icelifestyle.site

心の支えって大事

さて、今ドラマで「おじさんはカワイイものがお好き」をやっていますよね。 www.ytv.co.jp眞島秀和さんって密かにステキと思っていました(´∀`*) f:id:icelifestyle:20200822082614p:plain 今井翼さんの役は、まさかの「くまのがっこう」ジャッキーちゃん推しでした!一緒〜^_^☆

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まさにギャップ萌えな感じのキャラの主人公「小路さん(おじさん)」なのですが、なんだかわかる…おじさんだからというのでもなく、いい大人がとかそれこそ今の私はいいおばちゃんだし(笑)。 でも、自分らしくい続けるための支え(バランサー)は結構自分の対極にありそうなものなのですよね。 強面の男性がまさかの萌えキャラ好きだなんて…私は許します٩( ᐛ )و←もちろん、犯罪系はダメですが

そんな心のバランスを取るものって人それぞれ違うのが当たり前と思いますが、例えば好きなアイドルやアーティスト、俳優など最たる事例ですよね。 私は何度か小田和正さんのことを記事にしましたが、35年以上好きなアーティストです。 私が好きになった頃は80年代前半(バンド「オフコース」の後期)^ ^ですが、もっと自分の年齢に近いスーパーアイドルがたくさんいた時期です。 そんな時に、それこそそんなオジさんを好きな私は周りから見ればちょっと変わったJCだったと思います。 でも自分がオバさんになったらば、そんな歳の差なんて大したことはないし、今でも小田さんが頑張っている姿を見てやっぱり励まされているという^ ^

心の支えに頼り出すと、それは疲れのサイン?

実際自分が健全な時にはそこまで頼るものでもないのがそういうバランサーなのかもしれませんが、知らぬ間の疲労が蓄積されるとそれに依存してしまうのかもしれません。 これってコレクターとは違う要素なような気もするのですが、私ともすると依存体質なので(笑)気をつけないと自分の判断力などに影響しそうな気もします。 最近は仕事もバタバタしてきていて、ブログを読むのも書くのもちょっとオサボリ気味(そもそも頼まれて書いているわけではないので自由なのですが)。 どこかに自分のキャパの狭さや焦りなどを感じてしまうのですが、今のダメージは昔に比べたら全くと言っていい程大したステージじゃないので、適度にぬいぐるみを愛でたり、好きな音楽やドラマやお笑い番組やドキュメンタリーなどを観るレベルで回復可能です。

好きなものはミニマルにしなくていいよ

さて、ドラマ「おじカワ」に話に戻しますと、ドラマの主人公の小路さんは、仕事もできてルックスもナイスな40代なのに、完璧な感じが鼻につかないのは、きっと家でこっそり愛でている推しキャラ(ここではパグを模した「パグ太郎」で、10代の頃から愛してやまない設定)が彼の人格形成に大きな影響を与えたおかげかと推察します。 でも、それを大っぴらに言えないという葛藤がこのドラマの見所でもあります(そしていつか克服しそう^_^)。

私も言いたいのは、好きなものを大きな声では言えないかもしれないけれど、そういうものを持っていることはとてもステキなことだということ。 一時期私もミニマリストに憧れてバンバン捨て活動をしましたが、やっぱり捨てられないのは先ほどのぬいぐるみだったり小田さんグッズ^_^;で、これは必要なモノだと改めて思ったのですよね。 というか、捨てていく過程で自分のアイデンティティを再確認したところもあります。

ということで、ミニマルにシンプルに暮らしていく中でぶつかる「こういうアイテムをどうするのか問題」については「無理に無くさない」という結論をお勧めして(笑)、自分の心身の健康がいかに代えがたいのかを、ドラマで再確認したという話でした。 あ、これは自分以外の同居人にも当然あり得る話なので…ここも注意点ですね^_^;

ついミニマル信仰が過ぎると、つい自分の価値観を押し付けることになってギクシャクしてしまう経験もしたトラウマがあります。 よく言われることですが、家の中の公共スペースはニュートラル&シンプルに、各人の自室やスタイリングは任せることが大事なのでしょうね。 自分と違い過ぎる価値観の押し付けほどしんどいことはないですから…これも過去の経験で痛いほど知りましたが結構忘れがちなのですよね、と自分を戒めて終わります。