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自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

エレガントなお金の使い方とは。

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暴飲暴食的お金の使い方を経て…

収入がいわゆる日本の10%弱にあたると言われる金額をもらっていた頃は「自分が稼いだお金をどう使おうが構わないじゃない」と本気で思っていて、宵越しの金は持たぬまでとは言いませんが、あれば使うし、使ってもまた入ってくるし…という杜撰な管理でした。

そんなことよりも仕事が楽しいし、それなりに自負もあったし、その収入があれば人生何とかなるなんて思っていましたが。

しかし、今思うととてもつまらないけれどその時は自分をとことん否定された出来事があり、あんなに好きだった(というか、飽き性の自分が続けられたのはそうだったからとしか思えない)仕事がとても嫌で、そして何も資格がないサラリーマンであることを悟り、43歳以降の自分は長いトンネル(停滞期)に突入していました。

でもその頃を振り返ると、自分がたまたま持っていた貯金でご飯を食べることができたという紛れもない事実がありまして。

そして過去の自分への労いのような気持ちと同時に「このままでは本当にいかん!」と思って、突然職業訓練校に通って事務員があると便利な資格をこの時数個取らせてもらいました。

この時、授業料はハローワークにより免除でしたが、試験費用は自己負担でした。

そのお金は生きたお金になったな、と思っています。

その後にも資格取得をしたので、正社員時代には全く何もかけなかった資格欄に今は確実に書ける(すごい資格ではないけれど)ことは自分の自信回復にちょっとつながっています。

 

エレガントなお金の使い方って、生きたお金の使い方でもあるような

さて、今はもう会社に縛られない・自由時間がしっかりとあることが最優先のバイト生活ですが、収入は笑えるほどゲキ激減しました。

この収入では、なかなかの清貧生活になるレベルですが、幸い実家にいることができたことで家賃という経費はとりあえずは免除。←でもわがままでLDK&お風呂リフォームをしたので、そこで一人暮らし相当の前払いの家賃3年分支払ったようなもので厳しいですが_:(´ཀ`」 ∠):

でも、このリフォームが精神的にも自分を助けてくれたのです(清潔なキッチンや洗面所、お風呂が夢でした)。

www.icelifestyle.site

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かかった金額は、もしかしたら正社員時代ならそこまで痛くはないように思いつつも、バイト暮らしの自分には貯金を使わないと出せないものでした。

でも、その費用対効果は…今まで散財していたファッションアイテムに比べたら圧倒的に違います。

大事に使えば数十年持つ、と考えると1年あたりの費用はそこまで驚くほどではありません。

それに比べると、ファッションアイテムの耐久度は敵わないものがほとんどですし、何よりも「飽きてしまう」という致命的な宿命も。

もちろん、基本ファッションは身につけているものであるので、それなりのコストをかけてもいいと思いますし、製造コストだけでは語れない費用が価格に込められているのは仕方のないことです。

だから、そこに投資した(時にはノーリターンでも仕方ないけれど)・自分のための必要経費だったと考えれば傷は少し癒される…かな^_^;そういう意味では、こういうことも場合によって生きた投資になると思います。

 

だから、今の私の「エレガントなお金の使い方」=生きた投資になるもので、且つその経験が増えるごとに研ぎ澄まされていくもの…かなと思っています。

 

お金も「人」を選んでいるような気もする

さてここからは最近見聞きした経験から思うことですが、お金って、人を選んでいるような気がします。

これはもちろん偏見もあるので、誰にでも当てはまるとも思いませんが、お金自体を目的にしすぎるとしっぺ返しを食らうというか、なんだか他のこともうまくいかなくなるような気がするのです。

いや、綺麗事を言うんじゃない、暮らしていくにはお金だろう!と言う意見はもっともです。

でも「欲深くお金を稼ごう」と言う気持ちが強かったりする人からは金運が逆に遠のくと言いますか、そういう人のお金の使い方はどこかお金もモノ自体も大事にしていないような…。

法則も根拠もないのですが、体感的にこの手のタイプはお金が逃げていく(定着しないし、時に大損する)気がして、そして実際に見聞きして「やっぱりな」などと生意気にも思ったりして。

なお、この手のタイプは整理整頓が苦手で、事務机にはペンや消しゴムなどの文具がたくさんあって(なくすから買い足して、それがどんどん増えていく)、その割に「その資料がない」「あれはどこに行った?!」と騒いでいるイメージです(実際そうだった)。ちょっと偏見入ってすみません(汗)

そういう私も「お金はあるから」というなんだか意味不明な大義名分で不必要だったり身分不相応なお金の使い方をしてきたので反省があるのですから…おバカですよね^_^;

今持っている持ち物にもその名残はありますが(笑)、ここ数年でおそらく9割以上のアイテムを手放しました。

その手放したモノを最後まで使い切ったのか?と言われると全くそうではなく。モノにも申し訳ないです。

もちろんその後また買い足したものがあるし、その中でも生きたお金の使い方にならなかった(失敗)もありますが、少しは賢くお金が使えるようになったのは進歩できたのかな、などと思ったり。

で、今の自分は収入は少ないけれど、大事にお金を使うようになって来つつあると思います。まだまだですけれどね

 

さりげなく「与える」人は、エレガントなお金の使い方ができる

これは私の友人であり先輩(普段も気さくで優しくて、年齢が違うけれど話が合うのです)とちょいちょいご飯を食べに行くのですが、「今回臨時収入があったから」という理由で何度か奢ってくださいます。

その人曰く、こういう形の収入は独り占めしない方がいいのだということだそうで。

これ、すごくステキ&エレガントなことではないかと!

その対象に自分が選んでもらえてありがたいと同時に、私にはまだそんなエレガントなお金の使い方ができるほど人格者ではない!ということに気づかされます^_^;

無駄使いしない&節約術も大事ですが、生きたお金の使い方ってこういうことでもあると。

 

それに比べて、今の自分は自分の分は自分で出す・賄うまでしかできていません。

「分けよ、さらば与えられん」っていう日が自分には来るのかな?いや、向こうからは来ないから、自分からそう思える人にならないと、ですね。

…ということで、よりエレガントなお金の使い方を身につけらるように、整理整頓・定数定量などを念頭に置いた暮らしをちゃんとして、そしていつか私も与えられる側になれるように精進しようと思います^_^

 

↓ブログ内容とあまり関係ない写真ですが…お気に入りのアイテムをただぼんやり眺める時間が、ささやかだけれどありがたい時間と思えるようになったのです。

エレガントって昔はフリフリレースの貴族のイメージでしたが(笑)、「上品な」「洗練された」「気品がある」という意味からすると、シンプルライフやミニマルライフにも通じるものがあると思うのです。

荒削りな若い頃や、がむしゃらに走っていた30〜40代を終えて、50歳からのこれからは肩の力が抜けたエレガントな自分になりたいものだと、こういうことからも感じたりして^_^

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