リラックスできることが優先
前回の話の続きのようですが^_^;フィット感のあるファッションスタイリングがしんどくなったのをひしひし実感しています。
昨シーズンにもその傾向は見られたものの、今シーズンはもっと加速し、気がつけばワードローブの総入れ替えに近い状況になっていたことに気づきました。
ということで備忘録としても今(2020−2021秋冬)、自分がヘビロテしているアイテムをピックアップしていきます。
★ラウンドネックのコート
昨シーズンにキルティングコートを導入して、その着やすさ(そして軽さ)に惚れましたが、もっとリラックスできるサイズ感で、ついでにきれい目にも着用できればとのことで、ウールのロング丈(サイドにスリット入り)のリバーコートを今シーズン購入しました。
これが本当に良かった!
ロングでもスリットがあるのでシルエットはすっきりしているし、年末からの寒さに対し、丈の長さが防寒対策になると改めて思い知らされたし。
リバーコートって、裏地が基本ないので寒い時期はちょっと…という意見もありますが、インに合わせるアイテムやストール次第で私の住むエリアでは問題はなし、です。
↓この時点ではどれだけ着るのかまだ未知数でしたが、実際は週4以上は着ているという状況٩( ᐛ )و
↓今年の着こなしを考えると、もう1サイズ上げていても良かったのかもと思うけれど、ジャストサイズもそれはそれで。軽い&かさばりにくいのでヨガに行く時も便利です^_^
ということでヘビロテアウターは2着とも黒。
気分的にはベージュ(キャメル寄りでもグレージュ寄りでもいい)もあれば完璧!とまで思いましたが、メンテナンスを考えると現状では見送っています。
やっぱり枚数はたくさんは要らないのですよね…。
★ウォッシュ加工のカラーデニム
デニムは2020年夏は暑くて敬遠、それまではよく穿いていたホワイトデニムも手が伸びにくかったのですが、秋以降はトップスにボリュームのあるものを着る機会が増えたことで、バランス的に細身のパンツ=ストレッチタイプのカラーデニムをヘビロテする様に。
インディゴカラーのA.P.C.ももちろん好きですが、綿100%はフィット感があってしんどい日もあり、手持ちの2本は体型チェック的に履く頻度に。゚(゚´ω`゚)゚。
↓気持ちのベースはやっぱりこういうデニム、なんですがね^_^
ストレッチ素材(ウレタン)混ってどこか負けた感があるけれど(笑)、機能的と言えばalright!
そういうことで、今のお気に入りはupper highits(アッパーハイツ)のデニムです。
まずレングスが短めなので、チビだと切らずに済むのが地味に嬉しいし、ストレッチ感もキツいことはないのです(洗い加工で柔らかくなっている)。
そして個人的おすすめポイントはこれらの色味。
それぞれ黒・グレー寄り茶系がベースですが、絶妙なウォッシュ加工のおかげでトップスの色をほぼ選ばないのです。
下半身太めの自分としては、この洗い加工のおかげで脚も細く見えるような気がしていて、単なるカラーデニムという言葉では片付けられないと思います。
↓色の説明がありましたので、微妙な色の違いが気になる方はどうぞ^_^私は今、グレージュ系「ミンク」の色が気になっています♪(´ε` )
(画像もお借りしました)
こちらは既に有名なジャパンメイドデニムであるレッドカードと同じ会社の企画ブランドで、もちろんこちらもメイドインジャパン。
余談ですが最近は日本製やドメスティックブランドに心惹かれます。
独自の技術など、モノづくりの面では日本ってすごいと思うことがまだまだたくさんあります。
できるだけ日本で作られているものを購入したいという思いも一応あって。
話を戻して…グレーの方は黒トップスはもちろん、ベージュや茶系でも馴染むし、グレージュも黒にも合う(ま、黒がそもそも万能カラーだからですが^_^)ので、コーディネートに時間がかかりません。
私は茶系が基本苦手なのに茶系を求めている矛盾があったので、このデニムたちのおかげもあってワントーンコーディネート等も楽しめています。
★オーバーサイズのニット
結局、イロチ買いをこれもしているのですが、ラムウールのオーバーサイズニットが大活躍!
寒い時期はほぼ毎日着ています。
元々は昨年にクルーネックをまず購入し、その後タートルを買って満足し、今年も上記の写真にもあるベージュと霜降りダークグレーも追加。
↓昨シーズンの言い訳がましいブログ記事(笑)
なお、数年前から気になっていた別ブランドのタートルニットも早めに入手し、これも入れるとボリューミーなニットは計5着。
「リラックス」というキーワードにぴったりのニットはあって良かった!
↓同じようなゆったり目のサイズ感のSLOANEにニットですが、ディテールは割と違っています。気持ちきれい目に着る感じならこちらなのかな。
なお、こちらのニットも日本製です。
正直値段はかわいくもないですが、ヘビロテしているのでそこはもう不問に^_^;
余談ですが、スタイリング方法も、昔はシャツの裾や袖をちょっと見せてとか、ベルトはこの色でとか、他のファッション雑貨をこうやって合わせて…というようなことはあまり考えなくなりました。
もう「さっと着てスッと脱げる」、これでいい(笑)!そんな感じです。
自分にとって、ファッションはどういうもの?
こうやってブログに記すと、数年前の自分のファッション観の変化がわかるというか、同じようなことを言っていたり、急に違う方向へ進んでいたりと面白いです。
「妄想クローゼット」というテーマで2年前に書いた記事が今もよく読んでいただけているのですが、その頃にいいと思っていたアイテムを今持っていたり、手放していたりと、今のファッション観と違っているのでちょっとごめんよ!と思いますが、これはこれで当時の自分の意見ですしね。
今は先述のリラックスがキーワードでありつつも、コロナ禍を経験中で(そもそもその数年前に正社員生活を辞めているからですが)、外出着の概念が変わってきました。
人に見られるということを異常に意識していた時代は、買っても買っても落ち着かないし、飽きるのも早いので、アイテムの劣化の前に賞味期限が来ていました。
今も飽きっぽいけれど(笑)、アイテム所有数が減ったしローテーションもショートです。
着用後にできるだけお手入れ(ブラッシング)もしていることで愛着も湧きますし、見切りの時期も明快です。
ファッションやビューティーアイテムを売るために奮闘していたのが過去の仕事のキャリアですが、その頃の探究心はどこへやら、今はものすごく淡白になったと思います(これでもね^_^;)。
おしゃれというものは楽しみたいし疎かにはしたくはない。
でも、手放しでそれらを楽しんでいたいというのがこういう時世にはなんだか難しいようにも思うし、どこか私は今の状況が「寝た子を起こした(ファッションって不要不急じゃないと気づかれた)」感があるように思うのです。
ま、私自身も「今年はどんなファッションが流行るのかな〜?チェックしないと」という気持ちが起こらなくなった時点で、天職と当時思っていた前職はやっぱりそうではなかったのかなって、少しだけ寂しく思う今日この頃です(笑)。
でも、このブログをお読みくださっている方々には、それぞれのおしゃれを楽しんだり挑んだりして欲しいです。
ファッションって、どこか自分の可能性を伸ばしてくれる指標になると思うのです(逆に言えば限界も教えてくれるシビアさもあるけれど)。