完成しました~
師走になってからますます外が寒くて、洗濯物を外に干すのが億劫になっていたので、このタイミングでリフォームが終わって本当によかったです。
家の中で洗濯&干すということがこんなに快適だったとは…今更?という感じですが改めて感動。
ということで、まずはbefore画像からご紹介します。
暗くて狭い勝手口玄関&部屋は40年程ほぼ手を入れていませんでした(お風呂場は2018年冬にリフォームしました)。
リフォームポイント
①一間だった部屋を、玄関とランドリースペースに二分
壁紙は白を基調にアクセントクロスはグレー系にし、床はフロアタイルを貼り分けて玄関とランドリースペースとして構成。
2階への入り口になる引き戸も新調。
②玄関入ってすぐ右に引き戸&手摺り設置
玄関はミニマルにしたかったので靴箱は設置せず、その代わりに靴を脱いだらすぐ収納できるように引き戸をランドリースペース側に付け、側に手摺り(サンワカンパニーのものを施主支給しました)も付けてもらいました。
靴は無印のPPケースに入れていたので、母の靴も同様の収納にしました。
こうやって見ると傘が生活感出過ぎてちょっと嫌ですね。
今後傘を買うことがあったら透明ビニールタイプかもっときちんとした傘かの二極化で検討したくなりました。
傘入れもこれというものが見つからず、無印良品のごみ箱を代用。
③利便性優先のフロアタイル
ランドリースペースの床素材にフロアタイルを推奨されたこともあり素直に採用。
ただ、玄関側は木フローリングにしたかったのですよね。
しかしこの床にフロアタイルと貼り分けするにはフローリングが厚みが出る&既存の脱衣スペース扉との干渉のこともあり、ここもフロアタイルを採用することに。←床工事のコストを下げるためでもありました。
木フローリングで考えていたので正直残念でしたが、フロアタイルに石目のもので木っぽく見える(個人の感想)ものがあったのでそれをセレクト。
なお巾木にもちょっとこだわって、高さが出ないタイプを取り寄せてもらいました。
これは元々サンワカンパニーで見つけたので施主支給で行く予定でしたが、工務店の取引先で取り扱いがあったということでお願いしました。
細かいことを言うと、巾木と壁または床に隙間が出てしまう(我が家の場合は、ですが)ので、用いる際は少し注意が必要かもしれません。←我が家は壁紙との隙間をコーキングしてもらいました。
④玄関に大型鏡を設置
玄関に姿見がある方が何かと便利だろうと思い、スペースを広く見せる効果も狙って施主支給で用意。
高さ180cm幅80cmのものを選び、枠は無しで壁に直貼りしてもらいました。
当初は適当な鏡を見つけられず設置を見送る予定でしたが、ある日ネット広告で出てきたお店の鏡が良さそうだったので再び検討。
こういうのは後で取り付けたくなったらまた手間もかかるし、置き式の姿見で気に入ったものがなかなか見当たらない(あっても家具並みに高い…)ということでやっぱり取り付けることにしました。
設置すると、鏡がない時と比べたら玄関の見え方が全然違う!と思いました。
そして、こうやって全身を映すと「太ってる…orz」現実を突きつけられました。
⑤框(かまち)はアルミで、土間はモルタルで
玄関の床にはタイルを推奨されましたが、前からいいなと思っていたモルタルで押し切りました笑。
モルタルはクラックやシミができやすいなどのデメリットがありますが、それ以上にミニマルな佇まいを優先したくて。
そして框についても、変なこだわりがあって。
フロアタイルを使うことになり、その処理をどうするものか気になり、Pinterestやインスタで「モルタル玄関」関連を調べました。
その中に極力主張しないけれどクールなものが幅の細いステンレス仕上げものがありました。
工務店に相談したところ、アルミで似たタイプがあったので採用しました。
目立たないけれど私だけが分かればいいや(笑)の仕上げです。
⑥そして主役は「ミーレ」の洗濯乾燥機!
そう、そもそもこれを導入したいから行ったリフォームです。
少しお買い得になった期間と被ったことで購入決断したのですが、設置するまではドキドキでした。何せ以前リフォームしたシステムキッチンより高いから。
でもミーレの給排水の設置場所は、原則向かって右側&むき出しになることが嫌でした。
ま、これも事前に相談すれば配管は背面設置も可能だったかもしれませんが(既に床補強と配管の位置はマニュアル前提で施工されていましたので)。
さらに高温のお湯が流れるためか、指定の排水の配管の色がえんじ色というのもマイナスポイントではありました。
最後の悪あがきで(と言っても今さら間に合わないのですが)、当日設置に来られたミーレ代理店のスタッフさんに「我が家のように配管むき出しで設置する人って少ないですよね?」と聞いてみました。
するとスタッフさんの返答は「そんなことないですよ、結構事例はありますし、配管の色なんて気にならないぐらい本体の方に目が行きますからね(安心してください的)^_^」でした。
そしてその通り、本体を置けば意外と気にならなくなりました。
さらに、偶然ですがArtekのテーブルの脚のデザインが奏功して、配管部分にうまくかかってくれました。なお、後で壁紙のサンプルを加工してその周りをカバーするとさらに目立たなくなりました。
なお、我が家の洗濯乾燥機は「ミレジ(ミレ次)」と名付けました。←男性ですね(笑)命名の由来はわかる人にはわかると思います^_^;ミレマサにはしなかった…( ;∀;)
♪「部屋を飾ろう~…花を飾ってくれよ~」ではないですが、思わず花を飾ってみたくなり買ってきました笑
これから20年程はお世話になるかもしれません、大事に使います!
洗濯乾燥機の使い心地は「快適!」でして…また別の機会で語りたいと思います。
⑦無印のユニットシェルフをランドリースペース仕様にカスタマイズ
さすがにランドリースペースに洗濯機だけしか置かない…という訳にもいかないので、作業用の棚を新たに購入することにしました。
造作家具も素敵ですが、コスト面&フレキシブルにスペースを活用するのであれば固定化しない方がいいと思ったので、ここは安定の無印のステンレスユニットシェルフを。
無印の実店舗のシェルフのサンプルを観察し、もう一つの課題だった「お風呂給湯器隠し」対策も兼ねてバックパネルを設置するパターンを無印のサイトでシミュレーション。
既存の「ワイド・中(幅86cm高さ120cm)」をベースに、棚とワイヤーバスケット(2つ)を組み合わせました。
具体的には洗濯前のものは下段のバスケットに、もし洗濯前に衣類から水が滴ってもフロアタイルに直接落ちないようにと棚も付けました。
上段のバスケットに洗濯後ドラムから取り出したものを仮置きできるようにしました。
こちらは通気性を考えて下には棚はつけていません、
シェルフにキャスターを付けたので、移動&床掃除もしやすいです。
実際に設置&使ってみて、棚の背面全部にバックパネルを付けた方が給湯器設置スペースがもっと隠れたかも…という反省はありますが、大体イメージ通りに仕上がったと自負しています。
なお、自分で組み立てる自信がなかったので、配送時有料組み立てサービスも利用しました。
⑧物干しワイヤー&タワーも併用
洗濯乾燥機で乾燥まで行うからほぼ干さなくてもいけるのか?と思いながらも、実際は乾燥機にかけることができないアイテムもあるので、干すためのグッズも吟味しました。
先に買っていた大木製作所の物干しタワーがやっとここで使える♪と思いましたが、これだけだと対応できないのがハンガー干し。
天井にあらかじめ付けるという手もあったのですが、なんだかそれが嫌だなという思いもあり、普段は主張しないデザインのものを求めて森田アルミ工業の「pid4M」に決めました。
実際に使ってみると、ワイヤーゆえもちろん少したわみますが、干す分には今のところ問題なし、です。
これも設置は工務店のスタッフさんに高さを指定してお願いしました。きっと自分ではきれいに取り付けられなかったと思う
⑨コンセント&スイッチ・照明もシンプルに
毎日何度もON/OFFするアイテムなので、パナソニックの「SO-STYLE」の白を選びました。
あちこちにスイッチをつけるのはミニマルじゃないと思い、設置場所は1つにしました(間仕切り壁の廊下側、1階のこの部屋に降りてきた時も迷わず押せる場所でもあります)。
コンセントのうち、特に洗濯物を畳んだりアイロンをかけたりするテーブルそばに設置したUSB電源は重宝しています。
天井照明は掃除の手間を省くことも踏まえてダウンライト(ランドリースペースは作業のはかどる昼白色を)にし、特に玄関側は人感センサータイプを選びました。
夜、お風呂に入りに行く時にパッと明るくなるのが地味に嬉しいです。
↓写真左 玄関側は人感タイプ、右 ランドリースペースはノーマルなタイプ
洗濯って、心&生活の整え行為の一つかも
「家事をする」と言葉にするとなんだかズーンと来ます(苦手ですからね、そもそも)けれど、その行為が義務ではなく楽しい趣味と思えると俄然やる気が出るものでして。
ミーレの洗濯乾燥機の取説が思った以上に分厚くて、すぐに内容が理解できないのですが、洗いあがった・または乾いた洗濯物の手触り(タオルなんかは柔らか~)には感動すら覚えました。
ということで今は純粋に洗濯タイムが待ち遠しい!のですが、こういうテンションを上げることってすごく大事なことと思うので、リフォームの支払い自体はキツイですが(笑)、より頑張って働こう!という気になっております。
そして洗濯物を洗う時に改めて、これからはお手入れのしやすい素材を選ぶようにしようとか、所有枚数をもっと吟味しようと思いました。
それまで自分が買ってきて、そして手放していった服の数々…大事に使おうと思ったモノはどれだけあったのでしょうか。
50歳を過ぎて今頃言うんかい!ですが、大事に着てお手入れして、使い切ってサヨナラする暮らしをもっと追求したいと思いました。
そのためには買う時の決断の精度がより求められると思うのです。
暮らしの内面的な質をもっと上げていきたいな、と再認識した次第です。