LIVE MY LIFE BE FREE!

自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

50代、また着るようになったオックスフォード素材のシャツ。

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何年かに1度戻って来る

オックスフォード素材のシャツを持っていた記憶をさかのぼると、恐らくは大学生の頃なので1990年代初頭。

当時はフジテレビ月9ドラマ「東京ラブストーリー」での鈴木保奈美さんのトラッドスタイリングが素敵で、そのまねで紺のブレザーやチノパンまたはデニムで合わせていました。

渋カジや東カジと言われた、東京発信のトラッドミックスのスタイリングが流行っていて、関西在住の私はそんな世界に憧れたものでした。

その後私は百貨店に就職、配属先はラルフローレンショップ(販売)でした。

私はそもそもフレンチカジュアル派だったので、ラルフローレンの直球トラッドスタイルが初めは苦手だったのですよね。

でも、仕事としてそのブランドヒストリーや商品知識を学ぶと、その奥の深さや発想にとても惹かれ、好きじゃなかったはずのこのスタイルが自分のファッション定番になっていきました。お金はかかりましたね~^_^;

そのラルフローレンの定番アイテムの一つがそのボタンダウンシャツで、元々はゆったりめのサイズが王道でしたが、数年後タイトフィットのトレンドが到来した時に、わざと小さめに作ったオックスフォードのボタンダウンシャツが大ヒット。

予約キャンセル待ちが続いて、販売員にまで商品が回って来ないほどでした。そもそも商品はお客様優先ですからね

後にこのデザインが新たな定番になって、商品供給が落ち着いたころにやっと私も買えました。

それまでは、子供服のシャツの150cmサイズを着てやり過ごしていましたが、大人の胸囲と子供の胸囲はやっぱり違いました。

気軽に洗えて扱いやすいこともあって、色違いをたくさん持っていました。

しかし、数年後には職場の異動もあり、30代になってからはトラッドスタイル一辺倒から離れて行ったことで、いつの間にかワードローブからはオックスフォードシャツが無くなっていきました。

時は流れて私は40代に突入、アラフォーあるあるの「ファッションスタイルの模索」時代に入っておりました。

40代って老化のスピードも早まるせいか、今まで着ていた服に違和感を覚えることが増えた気がするのですよね。

その頃にロンハーマンセレクトショップで知ったのがフランク&アイリーンのシャツでした。

わざと第2ボタンの位置までボタンが付いていない、胸元を開けて着るのがお約束のようなデザインで、長袖を無造作にロールアップしてこなれ感を出し、かつ小さめに着るデザイン…「ん?何だかこの感じ懐かしいかも」というデジャブ感。

そこからこのブランドのシャツを少しずつ集め出しました。

その中に白のオックスフォード素材のものがあり、これが一番のお気に入りでした。

ここでまた「しかし」が発生。

今度は私が太ってしまって、これらのタイトフィットなシャツがことごとくサイズアウトし、当然このシャツも着るとパツンパツンでみっともない感じになり、泣く泣く手放しました。

ちょうどその頃にはタイトフィットからオーバーサイズにトレンドが変わっていったころでもあり、いずれにしても手放すのは必然だったのかもしれませんが、現在の私の所有しているシャツはほぼゆったりめのものになっています。

 

MY新定番・マディソンブルーのシャツ

さて、自分の中で、本当に似合っているのかはさておき^_^;ビッグサイズ着用をためらっていた私が目覚めたきっかけでもあるのがマディソンブルーのシャツでした。

それまではタイトフィットのシャツを着るのが好みでしたが、ふわっと着ることでシャツの中で体が泳ぐ方が楽だし、そのことで夏でも涼しく長袖を着ることが可能、という機能面でもいい。

実はこのブランドのシャツで1枚だけタイトフィットのものを買ってすぐ太って着られなくなったこともあるので、サイズ選びには慎重になっています。

昔は1番小さいサイスを買えば間違いない(身長の面から)でしたが、今は胸囲や肩幅をチェックしてゆとりがある方を選んでいます。

そして、私は何年かぶりのオックスフォード素材のボタンダウンシャツをここで買ったのでした。

マディソンブルーのデザイナーである中山まり子さんの記事を読んで、このシャツいいな~と思ったのがきっかけです。

【My life , My style】マディソンブルー 中山まりこさん vol.1 | AMARC

↓画像はお借りしました。この無造作な感じが何とも言えず大人女性の余裕を感じまして…私もこんな風に着たい!という気持ちが沸々としたのでした。

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本当は、中山さんのようにサイズ00を着たいのですが、私の方が明らかに厚みがあるのでサイズ01をセレクト。

使われているオックスフォードシャツ素材は、アメリカの有名生地会社のもの(今は無い)を再現したものを使用し、日本で縫製。

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↓元がボトムスにインして着る前提のデザインで、前立て処理が新鮮。もちろん裾を出して着られます

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↓胸ポケットの下の方には「B」の刺繍(これがミーハーですがいい!)

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こういう所(素材や縫製のヒストリーやこだわり)は男性が好むエピソードだと思いますが、私も詳しくないなりに惹かれる部分でもあります。

既に何度も着用&洗っているので、初めは張りがあった生地が今はややこなれてきたかな…。

こういうアメリカ由来のシャツは、ガシガシ洗って着るのがいいと思いますし、1枚でもニットのインにしても着られるので1年中使えるからお得感がありますね(ってそこかい^_^;)。

 

やっぱりBack to basicな私

ブログを始める前からそうなのですが、40代の終わりから、学生時代~20代前半のベーシックスタイルに好みが戻っています。

さすがに30年程の年月が流れれば、顔つきも体型も当然変わりますし、世の流れも当たり前ですが違いますから、昔と同じように着れば間違いなく痛々しい(若作り)。

よって、枯れた大人のこなれ感^_^;をテーマにして今後ワードローブの再構築に入っております。

ただ、好きだったけれど定番アイテムであるパーカーや紺ブレ、Gジャンに関しては、今の自分には逆に難易度が高いので対象外です。

一方で、ボーダーTシャツは私の中でサイズや色を変えながらも、ずっと欠かせないアイテムになりました。

そして、今年はシャツ・ブラウスをもっと着たいという内なる声があって、前述のボタンダウンシャツも含めてこの春夏たくさん着ようと決めています。

何かと不測の事態が起こるこの世の中で不謹慎かもしれませんが、60歳までに出来るだけファッション面でのやり残しをしないというのを目標の一つにしようかと思っています。こだわる必要はないのかもですが、どこか60歳=還暦ということもあり^_^;

この年代になればなったで、また別の新しいモノコトも見えてくるのかもしれませんが、同時にやれない・出来ないこともあるだろうなと。

ま、一番は体型の維持(できれば絞りたい)かなと思います。

できるだけ長きに渡ってそれらを愛用したいのであれば、サイズアウトはコスト面で一番避けたい大問題ですからね(笑)。