冬物じまい再開
日中だとぽかぽか暖かいというより、結構汗ばむような日も増えましたね。
桜も散ってしまうと、もう振り返るな夏に向かって行こう!という気分に。
ということで、ウール系ニットを洗ってから中断していた「冬物じまい」を再開しました。
まだ肌寒いと思うことがあったので、ユニクロのウルトラライトダウンジャケットとベストを洗うのはまだ先かなと思っていましたが、もう踏ん切りをつけないと思いまして。
ということで、初めて「家でダウンを洗う」ということにチャレンジ٩( 'ω' )و!
ちょっとびっくりしたけれど
肝心の工程を写真に収めるのを失念したのですが、結論から言うとちゃんと洗えました(多分)。
長い間、ダウン素材の服ってクリーニングに出すものだと思っていたのですが、最近は家でも(自己責任で)洗える情報を見聞きしていたので、私もいつかはやってみようと思っていたのです。
だって、ダウンのクリーニング代って高いですよね。
失礼かもしれないけれど、モンクレールでもユニクロでもダウンウェアのクリーニング代が同じだとすれば…何だか腑に落ちないものが(ごめんなさい)。
今回はミーレの洗濯乾燥機に搭載されている「ダウン」のコースで洗濯乾燥を行う話ですので、縦型の洗濯機や他社のドラム式洗濯乾燥機等とは異なる点があることは予めご了承ください。
本当は純正もしくはダウン専用洗剤や撥水剤を使おうと思っていましたが、欠品&高価なのでそこは諦めて、元々使っていたミーレ純正のウール用洗剤(ウールやシルクをはじめとするデリケート素材を洗う時に私は使います)で洗うことにしました。
ミーレのマニュアルだけだと説明がざっくりめだったので、ダウンの洗い方について書かれたネット記事を読んだ結果、ダウンはネットに入れて洗った方が良さそうと自己判断。
ダウンは元々空気を含んで膨らんでいるから、小さめのネットに入れた方が洗濯機の中では洗濯効果が出やすいという説があったので真似ることにしました(水を含むと嵩が低くなるので、生地がネット内で無駄に擦れるのを避けるためでしょうか?)。
乾燥については、長時間の乾燥は羽毛にダメージが出るので、乾燥時間は短めに設定して取り出し→服の状況をみて乾燥時間と回数を追加するとか、洗った後のダウンは中の羽毛が偏りやすいので、テニスボールを入れて乾燥機にかけると羽毛のふんわり感が戻るとか、いろいろ情報がありました。
ネットに出てくる内容が正しいかどうかは?ですが、一致する情報はおそらく自分にも当てはまるだろうということで、まずは小さめのネットに入れてミーレの洗濯コース「ダウン」で洗いました。
しかし…出来上がりを見た時に、ふんわりしていたダウンがとってもぺったんこになっていました。
「うわわ、中の羽毛が消えたの?ひょっとして私やっちまった?!」と思いましたが、そもそもダウンの洗い上がりを家で見たことはなかったし、どんな服でも洗ったものはクシャクシャかぺったんこであることを思い出し(笑)、まずは取り出してブンブン振りました。
そうやっても本当にここに羽毛が入っていたの?と思うぐらいのぺったんこさでした。
例えて言うなら、通販のダンボールに入っている緩衝材の最後の姿(空気が抜けてほぼぺったんこになっているアレです)、または洗ったばかりの毛の濡れたワンコ状態(毛を乾かす前ってこんなに細かったのか君は!的な)。
だから逆に乾燥したらどこまで戻るのか興味津々。
まず、ミーレの乾燥コース「ダウン」を選んで、今度はネットから取り出してそのままの状態で15分(ミーレの設定最小単位が15分でした)乾燥させました。
出来上がったものを取り出すと…まだまだぺったんこでしたので、これをあと2回繰り返しました(取り出してはブンブン振る)。
ここまですると結構乾きましたが、湿り感も残っている&ふんわり感には遠い。
このままダウンが偏ったまま乾燥コースで乾かすのは嫌だなと思い、口コミにもあったテニスボールを一緒に入れる作戦を決行(テニスボールはマッサージ用に買っていた100均一のもの×2個)
すると…何と言うことでしょう、乾燥後取り出したダウンがさっきよりも断然ふんわりして来ました。
これは4回目の乾燥(合計すれば1時間)ということもあるけれど、元々ドラム内で洗濯物が上下運動(?)+テニスボールがさらにダウンを叩いてくれるので、中の羽毛が適度にほぐれたからではないでしょうか。
最終的に累計2時間(15分×8回)の乾燥で元の様なふんわりとしたダウン達に仕上がりました。
この時点でほぼ乾燥していましたが、念のため湿気を取り除くために翌日の昼までハンガーにかけておいてから、ニットと同じ収納ボックスに収めました(ダウンを一番上に)。
↓ダウンを入れたら一杯になったので、次シーズンに取り出す時はダウンのふんわりさがちょっと損なわれているかも(笑)。
でも水洗いしたことで、何だかすごく自分の気持ちもスッキリしました。
他のアイテムをどうするか?
ついでにベッドの上掛けとして使っていたウール毛布も洗濯。
今までだと、屋上で物干し竿にかけて乾燥させていましたが、今回は1階のランドリースペースのいつもの物干しタワーで乾かしました。
このタワーだと毛布だけでなくシーツも広げて干せるし、ニットも平干ししやすいのですよね。
なお、この毛布もドライクリーニング推奨で水洗いしない方がいいと注意にあるのですが、自己判断で洗っています。
次回はラベンハムのキルティングコートを洗う予定ですが、これはポリエステルなのでダウンほハードルは高くなさそう。
ただ、洗濯表示ではこれも水洗い&乾燥機はNG表示なんですよね。
自己責任の範疇ですが、3シーズン着たのでここはセルフクリーニングチャレンジで行きます。←昔のラベンハムは水洗い出来たんですよね、記憶では
それから、今回悩んだのが「カシミア100%のストールをクリーニングに出すのか」です。
流石にこれらをセルフクリーニングするには勇気がいるので、きちんとクリーニング店に出そうと思っていましたが、枚数にすると4枚ですから結構コストがかかります。
そして今シーズンは、コロナ禍でテレワークメイン&元々出かける回数が少ない&厚手のタートルネックセーターを着るので巻物登場回数が激減。
何だかこの程度でクリーニングに出す方が生地が痛むような気がしまして(ドライクリーニングで油分が抜けるとか言いますよね)。
でも私が気がつかないだけで実は汚れているのかもなんですよね…むむむ。
ここは自己判断ですが、今回はブラッシングを念入りにして無印の別の頑丈収納ボックスにそのまま保管し、クリーニング店に出すのを見合わせました。
なお、前からシルクカシミアやシルク混の素材のストールは家で洗っていたので(これもドライじゃないとダメ設定なんですがね^_^;)、こちらについては後日自宅洗いします(乾燥機にかけるのは初めてになりますが)。
クリーニングに出すと結構なコストがかかることに不満があった自分ですが、今回はその辺りは解消されそうです。
そして、ブラッシングをかける時や洗濯する時にアイテムの1点1点を見ると「やっぱり好きだな」「あまり着なかったな(ごめん)」「来シーズンでお別れかな(ぐすん)」等の服への思いもあふれました。
じっと見ていると、服の製造に関わる人や販売に関わる人等の「思い」について考えてしまう癖が未だにあるのですよね。私のような買主で良かったのかな、なんて^_^;
服を見直すきっかけは体型の変化が一番の要因ですが、働き方や余暇の過ごし方の変化も相当なものだと思うことが増えたここ2年。
コロナ禍3年目の夏を迎えるにあたって、今年の夏服はTシャツ一辺倒から長袖シャツ・カットソーを着る機会も増やしてみたいとか、どうでもいい妄想もしつつ(笑)、やっぱり管理する服の数はもう少し減らしたいな~と感じる今日この頃です。