LIVE MY LIFE BE FREE!

自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

宮本浩次さんライブをきっかけに、愛媛・松山の良さを知る。

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今月(4月)2回目の四国入り

前回のブログで、4/21(木)に宮本浩次さんの愛媛でのライブに行くことを書きましたので、今回はそのライブ紀行をログします。

まさかライブのために四国に、それもひと月に2回も訪れるとは自分でも驚きです。

www.icelifestyle.site

こういう時に限って前日まではバイト業務で忙しく、ライブ当日に自宅最寄駅のコンビニでチケットを発券&神戸・三宮まで電車で移動。

座席が4階(この会場は5階席まである)なのはちょっと残念でしたが、他の会場でも上層階が意外と見やすいものだと感じられたので、現地でのお楽しみ♪という風に捉えました。

今回もバスの乗客(女性)が私と同じ目的だろうと推察しつつも、やっぱり人見知り発動で声をかける勇気はありませんでした。

そしてバスが出発するとまたもすぐ睡魔に襲われ、気がつくと既に明石大橋を渡って淡路島に入っておりました(笑)。

前回と同じルート(淡路島経由)で徳島に来た時は初夏のような暑さ&快晴だったのですが、今回は生憎の雨でテンション下がるわ〜と思いましたが、いや恵みの雨だとポジティブシンキング。

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徳島県から愛媛県に抜けるルートで16時過ぎに松山市入り、松山市の繁華街である大街道で降車。

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↓商業施設好きなので、こういうところを見るのは好きなんですが時間がなくてスルー…

matsuyama-sightseeing.com

松山城も近いとのことで観光もしたかったのですが、コンサートのスタートが18時30分だし雨もまあまあ降っていてあちこち歩き回るのもちょっとなぁ…ということで、すぐに伊予鉄の市内電車に乗って愛媛県健民文化会館の最寄駅「南駅(道後温泉方面)」で下車し、会場内でお目当ての限定キーホルダーを購入。

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↓入口にはさすが正岡子規の出身地・松山と感じさせる「俳句ポスト」がありました。一句読みたいところですが←嘘で〜す^_^;

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限定キーホルダーの色は愛媛らしい「みかん色」だったと事前に知りましたが、実際はピンクにも見えるオレンジ色でした。

↓白っぽい背景だとピンクに見えますが、黒い背景だとオレンジに見える、何とも不思議な状態。

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↓キーホルダーのエッジの部分、愛媛はオレンジでした。他の会場(大阪朱赤・奈良スケルトン茶・徳島えんじ)のエッジと比べてもちょっと特殊な配色かなと。これによって、表面のスケルトン部分がピンクでもバックの色によってはオレンジ色に見えるのでしょうか?

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開演までの時間が中途半端に余ってしまいましたので、この時間を使って道後温泉まで散策することにしました。

雨&肌寒い中でしたが歩いて10分ぐらいで道後温泉に到着、市内電車の道後温泉駅もレトロ感があってなかなか素敵です(スタバもうまく馴染んでいました)。

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駅のすぐそばに道後温泉の商店街(通称:ハイカラ通り)があって、その横の道には足湯もあったのですが雨だから試すわけにもいかず、とりあえずは「道後温泉本館」を目指して歩きました。

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角を曲がるとドーンと目に飛び込んできたのが工事中のシートに覆われた本館。

そう、今は改修中なのですよね。

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コンサート前だけどちょっと温泉に浸かっていくか?!と思いましたが、入館するのに整理券配布待ちだったので諦めました。

それよりもお腹も空いていたので、切り替えて食事することにしました。

せっかくなので、名物の鯛めしをセレクト。

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乱暴な言い方ですが、卵かけご飯(出汁多め)に鯛のお刺身や薬味をぶっ込むスタイルで、食べやすかったです。美味しかった!

後でわかりましたが、鯛めしには大きく分けて2パターンあるようで、私が食べたのは宇和島系でした。

元々松山では、通常の鯛めしスタイル(鯛はご飯と一緒に炊かれて、その身をほぐしながら食べる)が主流なのでしょうね。

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松山スタイルもいいですが、時間がない時はパッと食べることのできる宇和島スタイル(まさに漁師飯!)がぴったりですね。

食後は腹ごなしに商店街の中を歩きました。

お土産屋さんがメインでしたが、ご当地名物を扱ったかわいい雰囲気のショップもたくさんあって楽しめそうな印象を受けました。

↓とても綺麗な商店街。温泉街にありがちな「ひなびた感」があまりないのが好感

dogo-shoutengai.jp

そうこうしているうちに時間も経ったので、会場に戻ることに。

歩いている途中、道後公園が見えました。

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国史跡 道後公園湯築城跡 The Ruin of Yuzukijo-Castle Site (Dogo Kouen Park)

松山市内、歩いて回れる範囲にいろいろと史跡があっていい街ですね。

交通インフラも整っていて、湯治がてら数日滞在するにも便利で良い場所だと思いました。

 

今までで冷静にライブを観ることができたかも?!

さて、コンサート会場に戻って来て早速メインホールに入場。

4階まで上がって座席表を見るとなんと最後列でした∑(゚Д゚)

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愛媛県県民文化会館(愛媛県松山市)- LiveWalker.com

さすがに「えええ!∑(゚Д゚)」と思いましたが、やや真ん中寄りの通路一番端だったことで視界は開けています(舞台までは当然遠いのですが^_^;)。

隣の席は男性(しかも2人連れ)で、ちょっと照れるけど旅の恥はかき捨てと切り替えて着席。

チケットは完売とはいかなかったようですが、結構埋まっていたと思われますし、おそらくは地元のお客様なのかな?といった感じのご夫婦連れやご年配の方々も見受けられました。

徳島の時同様、見知らぬ土地でのライブってちょっと緊張しますが、みんな同じ目的でこうやって集まっているのだからこの機会を前向きに捉えて「その時」を待ちました。

何だかんだで4回目のライブだし、今回は最後列であれば後ろを気にしなくてすむし、俯瞰して全体を観るのも一興です。

 

そして開演…前回ライブから間が空いていないので、徳島の時に感じた震えるような感覚はなく、意外と冷静に歌を聴くことが出来ました。でもテンションは上がってます!

宮本さんの声は今回も絶好調で、徳島の時も丁寧に歌われている印象を受けましたが、ここ松山でも同様、そしてより「届け〜!!」の念を感じました。

当たり前なのかもしれないけれど、ツアーで回数を重ねるごとにいろいろな部分に磨きがかかるのでしょうし、ツアー回数も残り少なくなって来て、より大切に歌を歌われているのだろうと思います。

もちろん、小林武史さんをはじめとするバンドメンバーの演奏もさらに一体感があってカッコいいとしか言えない٩( ᐛ )و!

ライブはテンポよく進み(曲順も覚えてしまっているから余計^_^;)、次はあの曲♪とワクワクしながらも、やっぱり1曲1曲が終わるたびに寂しくもある複雑な気持ちも。

細かいライブ内のエピソードは、毎度のことですがSNSその他のレポを参照いただくのがいいかと思いますが、私今回も安定の魂抜けをした次第です(笑)。

そうそう、某曲のパフォーマンスの際、私にとって初めて宮本さんの「ワイパー指導」を見ることができたのが嬉しかったです。←今までもしていたかもしれないけれどちゃんと見たのは初めてと思う

開催場所によっては従来(エレカシ)のファンよりも新規ファンの比率が違うことで、曲に対するファンの観賞&応援スタイル(ノリも)に差が出るのは当たり前のことだと思います。

徳島の場合は、結構古参のファンの方々が急遽駆けつけた(日曜開催だったし)感じでしたが、ここ松山は新規客が多かったのかも。

何故そう思ったのかと言いますと、その前の別の曲のサビでオーディエンス側でおなじみの腕を左右に振るスタイルが展開されていた時、腕を振る方向が左右バラバラだったり、ライブのスタイルに慣れていない人たちがレスポンスに戸惑っている感じに見えたからなのですよね(そういう私も、前の人たちの動きを参考にしているのですが^_^;)。

宮本さんはその曲で腕振る順番(左右)が揃っていないのが不満とかではなくで、気軽に一緒に楽しんでもらおうという思いもあって、自ら大きく腕を振ってくれているように私は思ったのですが、それによって会場側の腕振りが揃って一体感がグンとアップしていきました。

あと、他の会場で宮本さんが舞台のカーペットをめくっていた情報を聞いたことはありましたが、これも初めて見ることができました(笑)。

上から見ると、え?何しているの〜いたずらっ子かいな(それをカワイイなって思わせるおそろしい55歳)なのですが、これをやる時って宮本さんのテンションが上がっている証拠なのかも?!

それからどの曲の時か忘れましたが、ポケットから白いもの(ピック?)が床に落ちて、それを拾って確認してまた仕舞う(もしくは置きに行った?)仕草も見ることが出来ました。アレは何だったのでしょうか?

そうそう、例のタンバリンは使われなかった(と思う)のですが、タンバリンが置かれていた場所確認ができたのも、席が上層階だったからかもしれません。

 

そして松山まで来た甲斐があったと感じたのが、アンコールで「四月の風」を歌ってくださったこと。

四月の風

四月の風


www.youtube.com

エレファントカシマシ 四月の風 歌詞 - 歌ネット

この曲は宮本さんにとっても思い入れのある曲だと思います。

大阪のライブの時も、宮本さんが大阪のFM局(FM802)のヘビロテ曲として選ばれたことを話してくださったのですが、ご自身の病気により平日振替となった本公演に来られたお客様への感謝を込めて歌ってくださったのだと思います。

私もこの曲を知ったのはFM802ヘビロテがきっかけで、当時聴いていて気持ちのいい歌だなと思いながらも、それ以上のものは特に感じなかったあの頃…今ならめっちゃ色々と気付くのに(笑)。

あの頃の私はエレカシの不遇時代をそもそも知らないし、その後エレカシが「今宵の月のように」でメジャーになった時、その曲を歌っていたバンドと気付かなかったのでした。

例えて言うと、学生の時の隣のクラスだった人(顔は見たことあるけど名前を覚えていないレベル)と大人になってから仕事先で再会&話をして「ああ、私もそこ出身でした。隣のクラスだったんですね〜!」みたいなシチュエーション。余計わからないか(笑)

そしてこの曲の発売からもう四半世紀経つのですね。まさか自分が会社を辞めているとは思わなかったな^_^;

4月に「四月の風」を聴けたこと、そしてその歌詞の一部である「少し乾いた町の風が」を「少し湿った松山の風が」と変えて歌われたのも粋でしたし、演奏も宮本さんのソロ弾き語りスタイルから始まりながらも途中からバンド演奏も加わって(練習なし、だったそうです)、その連帯感も素敵でした。

宮本さんはどの会場でも分け隔てなく一期一会の真剣パフォーマンスされていると思いますが、こういうサプライズで聞き手側の嬉しさもさらに増量♪です。

こうして宮本さんのライブはまたもや多幸感あふれるものとなりました!

遠かったけれど、行けて本当に良かったです。

 

宮本浩次さんライブ・私の軌跡】

★1回目 大阪

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★2回目 奈良

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★3回目 徳島

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旅のきっかけがライブ鑑賞でもいいんだ

徳島の時は翌日仕事だし、ギリギリ日帰りできる距離感だったので終演後はバタバタでしたが、松山では宿泊を決めていたことで逆に気持ちに余裕が。

とはいえ翌朝早い時間のバスで帰るし、気温も低く感じたので道後温泉方面での入浴は諦めました。

宿泊するJR松山駅前のホテルの近隣に入浴施設「喜助の湯」があることを確認していたので、ホテルチェックイン後に早速出向きました。

雰囲気は道後温泉エリアに比べると劣るかもしれませんが、気軽にリーズナブルな価格でゆっくりできるのがメリットですよね。

↓源泉は道後温泉郷とのことで、炭酸泉やサウナ等も楽しめました

www.kisuke.com

 

翌朝早めにホテルをチェックアウトして、松山城が見える堀之内公園まで歩きました。松山城登城は諦めました>_<

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松山城、すごいじゃないか〜時間があったらじっくり見たい城です。

松山市の中心部、勝山(標高132m)にそびえ立つ松山城は、賤ヶ岳(しずがたけ)の合戦で有名な七本槍の1人、加藤嘉明が築き始めたお城です。

門・櫓・塀を多数備え、狭間や石落とし、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた連立式天守を構えた平山城と言われております。

松山城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつ、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つです。平成18年に「日本100名城」、平成19年には道後温泉とともに「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。

また、日本で唯一現存している望楼型二重櫓である野原櫓や、「現存12天守」の城郭では松山城彦根城しか存在が確認されていない、韓国の倭城の防備手法である「登り石垣」が二之丸から本丸にかけてあり、堀之内を含む城山公園全体が国の史跡で、「日本さくら名所100選(平成2年)」や「日本の歴史公園100選(平成18年)」の指定も受けています。

松山城より引用

松山市内のこの辺りは松山城道後温泉だけでなく萬翠荘坂の上の雲ミュージアムがあって、歴史好きな人にとって魅力がギュッと詰まっている場所なんだろうなと羨ましく思ったり(私は奈良県民ですが、家の近所には歴史関連の史跡や施設があまりないのです)。

街並みは県庁所在地故に整備されているけれど、昭和を感じさせる匂いもどこか残っていますし、市内電車が朝早くから動いているのがすごく新鮮で。

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また機会があったら、道後温泉本館リベンジもしてみたいです。

kaigo-ryoko.com

 

さて、コンサート遠征で宿泊するのって、例えば海外旅行のプランで夜に観劇するオプションを付けたようなものと似ているなと感じました。

ま、今回の主体は断然コンサートなのですが(笑)、徳島の時以上に気軽に遠征を捉えることが出来たので、次回の福井ライブにも生かしたいし、他のアーティストのライブについても地元以外も候補地になり得るのかという発見がありました。

宮本さんが「旅に出よう」と歌ってくれたおかげかもしれません^_^

機会があれば道後温泉に行ってみたいと思っていたのですから。

 

なお、高速バスの乗車時間は神戸・三宮〜松山市内で約4時間30分だったかな?

お尻や腰には決して優しくないですが、そのぐらいの時間で行けちゃうんだ…近いですね。

ただ、それだけのせいではないと思いますがあちこち筋肉痛が残っています(笑)。

↓翌日は晴れ!吉野川付近のPA。道中感じたのが、四国って山々が美しいということ。

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↓淡路島に別れを告げてもうすぐ明石大橋という辺り。淡路島側に観覧車そういえばあったな〜。帰路は起きていたのでしっかり見ることが出来ました(笑)

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★お土産★

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愛媛といえばポンジュースと思いましたが、意外と売っていないのか(探しきれていないだけかも)、喜助の湯の向かい側にあったスーパーで購入しました。

みかんのお菓子類は道後商店街内のみかん専門ショップで購入。

時間がなかったので、パーキングエリアも活用して。

うまい棒の限定商品・瀬戸内レモン味があったので思わず買ってしまいました(笑)。