約6年ぶりに買い替え
最近、ヘアサロンを変えました。
今までは家の近所(徒歩数分)のサロンにて施術しておりましたが、ここ数回カットの仕上がりに不満があり、思い切って大阪方面のサロンに行くことにしました。
新しいサロンは緊張しましたが、行ってしまえば不安も払拭されて、次回の予約を珍しく入れて帰りました。
先日、2回目の利用の際、カット&カラー後のシャンプーとドライはアシストさん(若い男子)が担当してくれました。
で、その時使われたヘアドライヤーが今まで感じたことのない強さの風量だったことにびっくりしました。
言葉ではうまく表現できませんが、ドライヤーの熱風はさほど熱くもないのに(もちろんアシストさんの手捌きが良いのは言うまでもなく)、髪がいい感じでさらっと乾いていったのです。
髪を乾かす極意は風量にあり!を体現したドライで、何このドライヤーは?!と思いました。
サロンで髪を乾かしてもらう際、手櫛やブラシを使って丁寧に行う技術はさすがだなと思うことは多々ありましたが、ドライヤー本体に興味を持つことなどなかったのですが、インパクトが強くて。
ドライ後にアシストさんにドライヤーの勢いに驚いた旨を伝えたところ、彼も「そうなんですよ、最近発売されたんですけど、本体は軽いし風量がすごくて」とそのドライヤーについて語ってくれました(かといって押し売り的トークはしない良い人)。
でも、そのサロンでドライヤーを買うかどうかまでは短時間では検討できず(お店も混んでいたし)、とりあえずは店を出ました。
実はこのサロンを選んだ際、継続して通うならば施術代が高いのはネックだなと思って、もし継続して通うならば、どこでコストを削減すればいいかを考えていたのです。
その中の1つの案が、先行投資として性能の良いドライヤーがあれば、ヘアダメージも軽減できる→ヘアケア材のコストが減る→サロン代のプラスをこれでトントンに持っていくという(笑)作戦です(笑)。
今使っているドライヤーは壊れていませんが、熱風の温度がやや高いなと思っていて、良いものがあれば変えてもいいかなとぼんやり思っていました。
ちょうどPanasonicのナノケアドライヤーの最新版も出た頃で、髪のダメージをかなり軽減できる等の謳い文句に惹かれて店舗で実物を見に行ったこともありましたが、デザインがピンと来ず、何より価格も高い。
なお、Panasonicとよく比較されるダイソンは値段が高すぎて初めから除外、業務用のブランドも参考になるかもと念のため調べましたが、やっぱり大きいしデザインが好みではないし、スペックが良ければ価格もそれなりにします。
ま、慌てて買わなくても困っているわけではないし、というのがそれまでの状況でした。
しかし、このサロンでのヘアドライ体験がインパクトありすぎて、帰ってから早速記憶を頼りにネットで調べました。
黒・かなりスリムな筒周りに、モーター(?)の部分は空洞で…操作ボタンが普通のドライヤーのスイッチ形状とは違うデザインで、業務用で…等で画像検索したら、こちらが出て来ました。そうこれこれ!
↓メーカーの公式販売サイトよりお借りしました
↓メーカーサイトの詳細。
このドライヤー、デザインはかなりのミニマルさですが、機能面に特徴がかなりあります。
特筆すべきは、温度と風量の組み合わせが細かく設定できること。
温度については、いろいろな髪質等に対応できるように、最高120℃最低40℃の5段階に、風量はHIGH(強)・MID(中)・LOW(弱)の3段階、つまり15通りが実現できるという優れものです。もちろん冷風/温風の切り替えボタンもありますよ
なお、風量のデータは、同ブランドの別機種との比較を%で表示させているので、本当の風量がそもそもいくらなのかは?(企業秘密でしょうか?)です。
でも、業務用ドライヤーで髪を乾かしてもらった経験があれば、数値を見なくともかなりの勢いであることがわかるぐらいの風量ですので、とりあえずは不問とします(知りたいけれど^_^;)。
↓公式サイトよりお借りしました。ここには表示されていないですが、温度は120℃〜40℃なので15通り
その他の細かいことについては、ヘアスタイリストさんが書かれているブログ等を参考にしていただくとよりわかりやすいと思います。
中には一般の人には過剰スペックかもしれないというコメントをされている方もいて、それぞれの仕事の立場から考察されているのもなかなか興味深いです。
↓検討中に読んだ事例、プロの方々の的確なコメントは参考になりました
あとはどこで買えばお得なのか?を調べました。
この商品は、サロンで販売するルートといわゆる通販サイト(楽天やAmazon)では価格が違っていて、実はサロンで買う方がお得。
でも、私はそのサロンに行くまでに欲しかったので、たまたま10%キャンペーンを行なっていた楽天のお店で買いました(ブランド公式ではなく、認定ヘアサロン系の通販)。
デメリットを超えるメリットを享受できそう
家で使う際にデメリットかもと危惧したのは「大きさ」です。
サロンで見た時は大きい!とまでは思わなかったものの、今まで折り畳みのタイプしか使ったことがなかったので、今まで使っていた収納に収まるのか?と思ったのです。
到着した現物と手持ちのものと比較すると、大きさはあまり変わりはなく見えましたが、新しいドライヤーは業務用ということでコードの長さの分のボリュームと、折り畳めないことによる嵩高さは否めません。
↓デザインは非常にミニマル。
↓手持ちのドライヤー(右)と比べると、意外とサイズに違いがないように見えます。
↓でも折り畳んだ状態で比べると、コード自体のボリュームもあって違いが明快。
でも実際に収納したら、意外と収まったのでホッとしました。
↓いつもこのケースに折り畳みのドライヤーを入れて、それをケアヘアグッズを入れているステンレスワイヤーボックスに仕舞っていました。このドライヤーも無事に入って良かった^_^
それから通常のドライヤーと比べると、操作ボタンのレイアウトが独特です。
↓電源ボタンは背面にあります。
温度・風量調節のボタンはスライドタイプではないので、目を瞑って操作できるというタイプではないのですが、電源オン状態だと表示が出るので慣れたら大丈夫かと。
↓操作部のボタンデザインもスッキリ
↓電源オンすると、風量はMID(中)・温度は80℃のデフォルト設定(表示されます)でスタート。上下のボタンでそれぞれ風量・温度の切り替えが可能。
↓使用中に冷風を当てたい時は、一番上の大きめのボタンを押すと冷風モードに切り替わります。もう一度押すと温風モードに戻ります。
なお、業務用(最大W数は1400W)ですので、洗面台付属のコンセントよりも壁付けのコンセントの方が安全に使えます。
ノズルも付いていますので、セット時に活用できそうです。
↓先端に差し込むとスポッとハマりますので、ブロー中にありがちなノズル落下も起こりにくいのではないかと思われます。
風量・温度調節のカスタマイズが容易だから、髪のダメージ等に合わせて使い分けることができるというメリットは、性別・年代が異なる家族構成のお家で利用する際に活きてくると思われます。
私はヘアドライの時間が短くなることと、ドライヤーだけでも割と髪に潤いや艶が出る→ヘアオイル等のヘアケアコスメの使用量や購入コストが激減することに繋がるかもと期待してます。
使い続けないとこのドライヤーのもたらす本当の費用対効果はわからないと思いますが、髪を乾かす「作業」が楽しい時間に変わるかもしれないことに密かに期待しています。
これから気温が低くなるシーズンを控え、早く髪の毛を乾かしたいニーズもより高まります。
いや、逆に暑い時期の方がドライ時間を短くしたいものかもしれません。
私はショートヘアなのでそこまで時間を気にする必要はないのかもしれませんが、時間コストと費用コストの両面で検討するとやっぱりメリットがあるドライヤーかな、と思います。