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【宮本浩次さんコンサートin神戸】極上の「ロマンスの夜」体験。

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「INVITATION」にときめく

早いもので、宮本浩次さん沼にドボンしてから1年以上経ちました。

↓きっかけは2021年9月

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去年(2021年)12月大阪城ホールでソロコンサートに参戦、想像を超える体験をしてしまったことで何度も宮本さんのライブに足を運ぶことになりました。

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バースデーライブ(6月12日)が終わったことで、宮本さんのソロ活動は一旦区切りかな?来年はエレファントカシマシ35周年だし、と勝手に決めつけていたのです。

私のもう一人の推しの小田和正さんも今年は全国ツアーがあったし(来年2023年に追加公演決定^_^)、仕事も何だかんだでバタバタしていたし、体は一つしかない&収入も限られているし…ブツブツと言い訳を並べてみましたが、それでも宮本さんがコンサートをするならば、やっぱり行きたいなって思っていました(*´ω`)。

その夢が現実となったのがタイトルにある「ロマンスの夜」公演開催のお知らせ。

そしてまさかまさかの、全公演(有楽町&神戸で各2回計4回)チケットが当選するという_:(´ཀ`」 ∠):←地元のエビバデ友人とで日程を分けてエントリーした結果、奇跡的に取れたのでした

なお、この「ロマンスの夜」は、宮本さんの出したカバーアルバム「ROMANCE」と「秋の日に」を中心に構成された、カバーソングのコンサートなのです。


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貴重なプログラムへのINVITATION…そして「ドレスコード」というワードも付いてきて(ちょっとおしゃれしてきてね、というぐらいのライトなものですが^_^)。

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はてなブログで出会ったエビバデさんとも、東京公演でやっとお会いできるのも楽しみで。

なにせ、ずっとぼっち参戦だったので、やっとこの喜びを分かち合える繋がりが出来たよ〜って*\(^o^)/*

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ちょうどそのコンサートに合わせてテレビ出演もチラチラあって、開催までのカウントダウンですらも楽しみでした。

がしかし!宮本さんが体調不良(発熱・コロナ罹患ではなかったけれど)で、東京での開催分が延期となり(振替日程は2022年12月10日時点では未定)、関東のエビバデさんと会う機会も一旦ペンディングとなってしまいました(>_<)。でも絶対会えると思っています!

そして神戸での開催もどうなのか?という状況の中、病み上がりの宮本さんが歌番組(しかも生)に出演することになり、色々な意味で完全体ではないけれど^_^;回復されているということで、無事に予定通りに開催へ(*´▽`*)。

…ここまで長いですか?(笑)

 

神戸deロマンスナイト満喫♫

さあ、ここからはライブ感想に移ります。

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会場は神戸国際会館こくさいホール。

初日(12/7)2階席の1列目・客席側から見て右手側で、舞台のレイアウトで言うとキーボード担当の小林武史さん側。←さらっと書いていますが、あのコバタケさんだ!

2日目(12/8)は3階の2列目で同じく右手側の天空席。

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バンドメンバーは全国ツアーのメンバーとほぼ同じですが、ベースだけがキタダマキさんではなく須藤優さんでした(彼がメンバー最年少とのことです)。

カバーアルバム中心のラインアップと聞いていたことと、宮本さんの最近のインタビュー記事から、舞台上に階段があったらどうしよう、松田聖子さんやレキシさんの時はあったし…と違う意味の期待もありましたが(笑)、実際は最小限に近い造作物ぐらいで全体としてはスッキリしていて、照明演出が映えてとても素敵でしたよ。

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まだ東京公演が残っているので、あまりネタバレをしない方が良いのかな?と思い詳しくは書かないでおこうと思いますが(と言いつつ筆が滑って書いてしまうんだけれど)、いわゆる第一部は終始着席スタイルで宮本さんの歌声を堪能できました。

ファンになる前は昔の若い頃の宮本さんの印象が強烈にあったので、純度100%男っぽいイメージが先行していたのですが、知れば知るほど中性的な魅力をバシバシと感じるようになり、今回はとうとう女の子か?!と錯覚しそうなかわいらしさまでもが炸裂していました。

「女うた」の主人公たちの年齢やその時代背景は様々ですが、異性が歌うことで歌舞伎の女形じゃないけれど女性性が際立つってこういうことなのかな?なんて。

そして何よりも歌われている宮本さんがいきいきとしていて楽しそうだったのが、聴いている私達にもビシビシ伝わって来ました。

アルバムでのアレンジと異なる曲があって、初めは何の曲だろう?と思ったけれど、歌に入って「ああ、あれね!」となって、それがまた味わい深くて、この場でしか聴けないアレンジがもったいないぐらいでした。

エレキギター弾き語り曲では、2日間とも途中からギター演奏を止めてギターネックを持ち、椅子から立ち上がって歌い上げられていました。その姿に凄みがあって芸術的でした…。

そもそもライブって、序盤でロックな曲が数曲は演奏されて観客がスタンディングで盛り上げる(コールアンドレスポンスなあれ)、というのが定番と思うのですが、今回はそういうことも忘れて深い歌の世界にズンズン引き込まれていく感じがしました。うっとり、というヤツですね( *´艸`)

新しいアルバムの曲で第一部が終了する際に幕がさっと降りて、しばしの暗転タイムをはさんで文字通りに「幕上け」で第二部が始まりました。

この曲は幼い頃から原曲をよく聴いていたので、宮本さんのカバーを聴いた時は歌い出しの声が「オリジナルの本人が憑依?!」と思った程震えましたが、もう今では宮本さんで全編脳内再現されるようになっちゃいました(*'ω'*)

歌詞は悲しいのに…でも今日も彼女は「恋の歌」歌っちゃうんですよね、強いんですよ主人公。

こういう曲も宮本さんのオリジナル「冬の花」に影響してるような気もします。

そしてエレカシでカバーしていたあの曲が荘厳で…歌い終わった後も拍手が鳴りやまない程。

私は初めて生で聴いたのですが、同じ人が歌っていてもソロとバンドで表現の違いってあるんだ!とびっくりしました。

その曲の後に歌われた「愛の戯れ(原曲は平山みきさん)」が、とてもとても良かったのです。

↓アルバムでの歌唱も良いのですが、実は想像を超えて「ライブ映え」する曲でした。パフォーマンスとセットで聴いて欲しい!


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歌詞は結構艶めいていてアンニュイな70年代歌謡の香りがするのですが、宮本さんの伸びやかな声によって健全な色気&躍動感のある歌に変わっていました。

歌いながら時にくるくると回る宮本さんは、大人の女性というよりまたも可憐な少女か?!という感じでしたよ。

もちろんファンのひいき目は否めないのですが(笑)、歌が大好きな少年が、色々あっただろうに純化してここにありという尊さもあって、それを自分がこの目で確認できることが有難くて。

宮本さんを見ていると、好きなことを生業にすることの大変さは計り知れないんだろうなと思うのです。

普通だったら折れてるよね…という出来事を何度も乗り越えて、56歳になっても追い続けているその姿に勇気づけられつつも、私はそんなチャレンジをする勇気がないのです。

だからこそ、自分のできないことをやろうとしている人を見ると「尊い!」と感じるのでしょうね、なんて(*‘ω‘ *)。本当に元気をもらえる…

なお、岩崎宏美さんのカバー「ロマンス」ではお約束の席を立たないで~♪で1階の観客席はほぼ総立ち(笑)、2階以上でも結構な数の人たちがスタンディング状態になり、ほぼそのボルテージが二部の終わりまで続いていましたよ。

アンコール(もしくは第三部?)では、まだ歌われていなかったカバー曲が全て詰め込まれ、ロマンスナイトが更けていくかと思わせて、アンコールver.2がありました!

ここで歌われたのがソロオリジナルのあの歌と、そして想像していなかった男うたカバー!でした。

さすがにそれで私とエビバデ友人はたまらず立ちました(笑)。

宮本さんの少年時代の憧れのスタアのヒット曲によって、まるでホールがその当時の歌謡ショーのような感じになったと思います♪( ´θ`)ノ

スタンディングオベーション状態の中、バンド一同のご挨拶になり、その時の宮本さん達の笑顔が…私たちをまた幸せな気持ちにさせてくれたと思います。

多幸感ってよく言ったもので、同じ空間をたくさんの人たちを共有するとプラスじゃなくて倍々ゲームみたいな感じで広がりますよね。

そして、熱が冷めない私たちはライブ終演後2日間とも小腹を満たしながらあれやこれやと感想を語り合っておりました。

テレビでの中森明菜さんの楽曲歌唱にはハラハラしましたが(歌詞がぶっ飛ぶ宮本さん^_^;)、ライブでは歌詞はともかく、めちゃくちゃカッコよく仕上げて来られていて安堵。

でもやっぱり宮本さんは少年時代から松田聖子さんが好きなんだろうなというのは、安定した歌声からも感じました(笑)。

そうそう、お召しの黒タートルニットの丈が短かったので、腹チラの場面も結構あって、ここがあざといのか天然なのかは?ですが、それも含めて衣装&スタイリングでも楽しませてくれました。

あ、2日間とも天気は良くて、2日目の終演後の会場上空には美しい満月(コールドムーン)がパールの如く輝いていたことも記しておきます。

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興奮の神戸編が終わって、改めて感じたのが元の歌たちが持っているパワーの強さです。

年代を超えて、今も響くのは自分の幼少期の視聴体験もあるんだと思いつつも、今若い人たちにも響くのは歌自体に普遍的な要素がぎっしり詰め込まれているからのような。

カバーソングって、時に安易な手段のように言われてしまうところも否めないけれど(私もそう思うことがあったのも事実)、もうそういうのも置いといて、純粋にその時代の名曲を歌い継ぐとか共有していくことが素敵なことだと思います。

 

ということで、歌の夜会in神戸は幕を下ろしました。

本来は神戸での公演は東京公演の後だったのが先述の諸事情でこうなったので、出来る限り早い時期に東京での振替公演のお知らせがあることを願っております。

神戸の様子からして、東京公演は延期になった分さらに盛り上がるんじゃないか?!と思うのですよね(*´▽`*)。

↓コンサートグッズ、今回は木綿のハンカチーフとお茶とボールペンにしました

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【追記20230213】

その後(2023年1月16日月曜日)、無事に東京公演も開催されました。

その時のログを貼っておきます。

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まだまだこれからもワクワクが!

夢のような体験が終わったばかりですが、翌朝にはエレカシが4年半ぶりの新曲を…というニュースが。

↓うわあ、来年は映画も観に行くことになるのか(笑)。

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来週からは年末の歌番組関連の出演が続くこともあり、大人のドキドキワクワクが続きますね。

今年はクリスマス時期恒例の、小田さんの特番がないので、ちょっと寂しいなと思っていたから余計に嬉しさが。

↓2021年クリスマス時期のブログ…1年経つのが早いなあ

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師走ということもあり仕事もバタバタしてくると、時に業務上のとばっちりに遭って、なんで私が!?とイライラすることもあるんですよね(とちょっと愚痴)。

でも人のせいにするのではなく、やっぱり自分がご機嫌で居られるよう、そして誇りをもって生きられるように、ささやかでも日々頑張っていこうっと٩( 'ω' )و