買い物の失敗談です
自分のファッション話を備忘録を兼ねてブログに記していますが、トレンチコートの話を先日書いたばかり。
しかし!その直後に外出先でコートを脱いだ時に気づいたのが…後身頃の裾がベロンとめくれて、接着テープが露出…しかし、なんで取れるかな?!
実はこのコートを買って着用した当日に、いきなりボタンが取れた経験もあり(これについては買ったお店に連絡をして無料修理してもらった)既に不信感はあったのです。おまけに購入して1年も経っていないから余計に悔しい…。
こうなった理由を思い出そうとして蘇った記憶は、上り階段で前身頃の裾を自分で踏んでしまったことでした。
ハッ!となって裾を確認したところ…ちょっと汚れただけで糸が解けた等はなかったので、関係はなさそう。
ということは、いつの間にかペロンとなったんだと思われます。
キレイ目のパンツとニットを着て仕事場に出向く機会は結構あるので、そういう時にトレンチコートだと失礼が少ないし、自分も仕事モードに入りやすいから必要なアイテムなんですよね。
こういうことが起こると、急にテンションが下がるものでして。
体型以上に気分にフィットしているかが自分基準
前に手放したHYKEのコートは(そのデザインはタイトフィットという名称に変わっています)、私の中では過去一番好きなディテール&色味。
カーキやベージュという色は難しくて、好きな色=似合う色とは限らないし、コートとなると面積が大きいのでなおのこと慎重になります。
その点で、HYKEのコートの色は今までのトレンチコートの中で自分にとって一番しっくりくる色味でしたから、これを着ておけばとりあえず安心、という感じでした。
でも年齢と共に自分の体が大きくなりコートが一層タイトになってしまいました(笑)。
それでインに着る服が限られてきたことや、そもそものビジネスシーン減もあってコートの出番がどんどんなくなっていたのでした。
それでも年に何度か着るようにしていましたが、とうとう昨年の春に手放したのです。
↓1年前の出来事でした
ところが、手放した直後から逆に着用場面が必要と思われる機会が数回あったので、慌てて買ったのが今回の冒頭のコートなのですよね。
去年の春は数回着用してシーズンが終わったので、秋から再び着ていました。
サイズ感はゆったりめ&ロング丈にしたことは良かったのですが、本音は好きだったHYKEの方が欲しかった…。
でも今回の裾めくれによって、やっぱりもう一度HYKEのコートを試着してみたい欲が出てきまして、こうなると私の性格上即行動(こういう行動はやけに早い^_^;)。
HYKEのコートは大抵シーズンインすると完売しがちなのですが、ちょうど春物が出揃った時期と重なっていたのか、あちこちのショップで珍しく在庫があったのでした。
今回選んだのは、割引券を持っているからという理由で阪急百貨店(大阪・梅田)。
場所柄セレクトショップより試着へのハードルも低いのもポイント高し。
取扱している自主編集ショップで早速試着したところ、今回は去年の秋に試着した時の違和感がなくなって、意外とすんなり受け入れることができました。←気のせい&ハロー効果で良く見えているもの否定はしません^_^;
スタッフさん曰く、今店出ししているのが裏地がキュプラのタイプ(22−23年秋冬物)で、在庫は今シーズンからポリエステルに変更しているとのこと。
裏地の機能としてはそれほど違いはないのですが一応在庫分も見比べ&試着して、初めに試着した方に決めました。
↓写真では再現できていませんが、もっと濃い色味のベージュです。丈も長くなり、肩・袖の筒廻りが以前のタイトフィットよりもかなりゆったりしているので、ジャケットインしてもビッグシルエットのニットを着ても響きにくいです。
↓阪急百貨店のオンラインショップにも載っていました。
ついでにビッグフィット(シリーズで一番大きいデザイン)も試着しましたが、これはさすがに大きすぎましたね。
でも、身長が高かったら、こういうデザインのものにチャレンジしたら楽しいだろうなと思います。
↓ビッグフィットのタイプ。阪急百貨店のオンラインショップから画像をお借りしました。肩の部分がかなり落ちている、リラックス感のあるデザイン。
トレンチコートは定番と言えど、着る人の要素(年齢・体型等)や時代背景等を鑑みると、「旬」があることは否めませんから、過度な期待(長く着られるとか)を求めることも止めようと思いました。
費用対効果を考えると重衣料の選択は慎重になるべきと思いつつ、今着なかったらもうずっと着られないのかも(それでいいの?)という考え方もあっていいかも、と自己肯定しました。
↓レギュラーフィットの選び方の参考事例として、とても分かりやすい記事です。若い人と単純比較はできませんが^_^;
HYKE(ハイク)定番トレンチコート身長別サイズの選び方特集 | PARIGOT ONLINE(パリゴオンライン)
失敗だったけれど、経験は買った
これでも実際は買い替えるまでに数日悩みました。
一番の理由は、裾だけ修理すれば問題なく着ることのできるコートなのに、それを処分するのはどうよ?ということでした。
とは言え、モヤモヤを抱えたまま着続けることはもう無理と思ったんですよね。
そして通販で購入するリスク(そのショップは自己都合返品不可だった)をわかっていなかった自分の判断の甘さも大いなる反省点であります。
急ぎで入用だったということもありましたが、素材感・サイズ・縫製等のディテールはネットの画像ではわからないところですから、もっと慎重になるべきでした。
でも、もったいないよりも所有している方が気が重いというのもあったので、思い切って手放すことにしましたが…ああ、自分的買い物の失敗を久々にしてしまったなあ!
一方で、ライナーの取り外しが可能なタイプの方が着用期間も長いし、着たいものを着ることの楽しさを再び思い出させてくれたのだと思うと、失敗することも必然だったのか?なんて言い訳をしたりして^_^;
↓基本、買い直し行為の多めの私です。懐かしい記事。
新しく買ったトレンチコートですが、汚れてもいいやと思ってガシガシ着ていたら、もう既に襟元が汚れていたという^_^;
トレンチコートは、ウールコートと違ってお手入れをして長く着ることは難しいから(私比)、何シーズンも着るというより着用回数で元を取るぞ!という気持ちです(笑)。
仕事で出掛ける日にはほぼこのコートを着ていますし、休日もTPOに合わせてレザージャケットをインにした着こなしも取り入れて。
3月に入ってからは気温が急に上がったり下がったりで、この手の端境アイテムの便利さに助けられてることが多いことに改めて気づかされたり。
いよいよマスクレス生活が本格化、外出の機会もより増えて来そうなので、アウターコーデをもっと積極的に楽しんでいこうかな、と思う今日この頃です。
そうは言っても買い物にはやっぱりもう少し慎重にならないとね、と自分をちょっと戒めて終わります(*´ω`)。