私のコンサート参加ログ
先日(10月1日)、小田和正さんの出身地である横浜で「みんなで自己ベスト!!」ツアーが終了しました。
『明治安田Presents KAZUMASA ODA TOUR 2025「みんなで自己ベスト!!」』は、全国13都市28公演、延べ31万人を動員。77歳7か月で実施する全国アリーナツアーは、小田自身が2年前に打ち立てた記録を更新し、“史上最年長記録”という前人未踏の金字塔を打ち立てた。
「THE FIRST TIMES」より引用
さて、私は今回のファンクラブ先行チケットが届いた当初、今までのチケットデザインとの違いに少し戸惑っていました。
「どうして小田さんご本人ではなく大勢の観客をモチーフにしたのだろうか?」と。
↓上が前回ツアー(感想コメント照れますね^_^;)、下が今回のツアーのピクチャーチケットです。

ここ数年はコンサートチケットが取りにくくなった感がありましたが、今回は「ひょっとしてこれがラストツアー?」と思う方が多かったのでは?と推測されます(私もその一人)。
そのような中で、四日市・埼玉・大阪合計3回コンサートに参加できただけでも十分贅沢な話でした。
そしてありがたいことに8月の福井公演(2日間)も当選していました。
福井公演は前回と同じ会場(サンドーム福井)で、今回は敦賀までサンダーバードで向かい、宿泊先の鯖江までは第三セクターの「ハピラインふくい」になった路線を利用しました。
↓敦賀駅。時節柄、ミャクミャク様が居ますよ( *´艸`)

↓眼鏡の町と言えば鯖江市。
↓前回は2023年5月、初めてのツアー初日参加がここでした。
早い時期から福井市内・鯖江市内のホテルは満室のため、敦賀駅近の東横インを押さえていましたが、直前で鯖江駅前のビジネスホテルが空いていたので予約変更。
敦賀宿泊だったらどこか観光しようと思いましたが、鯖江だったらまあいいか(おいおい)ということで、1日目は観光はせず会場へ。
2日目は少し遠方にある温浴施設にでも行こうかと当初思っていましたが、移動時間配分が難しいなと思い、近場の西山動物園まで徒歩で行きました。
ちなみに私はジャイアントパンダよりレッサーパンダの方が好きなのです。

モフモフなレッサーパンダ達をジーっと見ていると癒されましたが、道中は本当に暑かった…。
なお、後になって鯖江市が私の好きなレキシ(池田貴史さん)の出身地だと知りました…。
それと、Mrs.GREEN APPLE「夏の影」MVロケ地がこの近く(と言ってもまあまあ離れていますが^_^;)だということも知り、ミーハー心が疼いてルート検索しましたが、サンドーム福井への戻りの時間が微妙だと判断し、行くのを止めました。
↓ファンだったらもちろん聖地巡礼していたと思います(笑)
福井でのコンサートのログ
さて、話を戻しまして。
出発の京都駅からサンダーバードに乗り換えたのですが、発車してしばらくした頃に私の隣りの座席の女性に「今日は小田さんのコンサートに行かれますか?」と聞かれ、私は「はい」と答えたところ、その方はその後いろいろと私に話しかけてくれました。
私より年上に見えたその方は、オフコース時代はあまり小田さんのことは好きではなかったけれど、2000年代からファンになったとのことでした。
そして小田さんファンの友人たち(計3人)で、旅行を兼ねてあちこち遠征しているとのことでした。
ファン歴で言えば断然私の方が長いのですが、その方のファン熱量はかなり高そうな感じがしました。
なお、その方たちは9月の大阪公演のチケットをお持ちとのことでした。
う~ん、当たる人には当たるんだ…( ;∀;)羨ましい…。
やがて敦賀駅に到着し、その方々とは下車したホームでお別れしました。
…ということで、以下は自分のコンサート備忘録的な感じでログします。

8月16日(土)
1日目はスタンド席。
今回初めてS席チケット保持者がエントリーできる「オンステージシート」抽選にチャレンジしました(小田さんのコンサートでは、演者の居るメインステージ観覧席を設置してくれるという企画が古くからあるのです)。
しかし競争率が高いため、当然のごとく落選しました>_<
前回参加した時はアリーナ席だったので、サンドーム福井のスタンド席ってどうなのかな?と思いましたが、席に着くと花道が意外と近く、アリーナ席で人に埋もれるパターンよりも見やすいと思われました。
でも肝心の細かいライブの内容は…ほぼ忘れていますね^_^;メモリ容量が小さい私
記憶をたどると…小田さんが頻繁に花道を歩いてくださって、手をよく振ってくださったなぁとか、メンバーの自己紹介タイムではその様子を優しいまなざしで見守るように聞かれていた姿を思い出しました。
歌声や音程に若干の不安を感じる場面もありましたが、それでもクリスタルボイスはほぼ健在で、月並みですが、その歌声をいつまでも聴いていたいと思いました。
↓「フライング小田さん」が奇跡的に私の席にも降下してきました( *´艸`)

8月17日(日)
2日目はアリーナ席でしたが、花道からは離れていたこと&前列男性の背が高くて、あまり小田さんがはっきり見えなかったのでした。←贅沢言っちゃダメですが(*'ω'*)
でも小田さんがピアノソロで歌われる曲の時はアリーナ席のほぼ全員が座られるので、ここぞとばかりに双眼鏡も活用してじっと見つめていました。
あと、「Yes-No」でオンステージシートのお客様に小田さんがマイクを向けて歌わせる演出がありますが、今回小田さんは小学生と思われる男の子をロックオン。
「子供さんだけど歌えるのかな?」と思いましたが、なんと彼はしっかり(しかも上手)歌い上げ、小田さんもすごく嬉しそうでした。
そのあとに続く「キラキラ」では1日目と同様に、花道を降りて客席通路を練り歩き、2階にある車椅子席方面を目指して行かれ、そこで車椅子の観客達に握手されていました。
その後ステージに戻ってすぐにピアノソロで「言葉にできない」を歌われましたが、移動で体力を使われた後に、よくあれだけ声が出るものだと、毎回吃驚させられます。
歩きながらずっと歌うのって相当難しいだろうし、よく見ると小田さんはマイクを口から結構離して歌っているので、実際の歌声の音量はかなり大きい(多分ほぼずっとシャウトしているような)のではないでしょうか。
そうそう、久々にアンコール(「愛を止めないで」演奏中のバルーン演出)で、大きなバルーンに触れることができて嬉しかったです。
そんなこんなであっという間に2時間が立ちコンサートは終了。
私の小田さんコンサート参加がひょっとするとここが最後になるかも…と思うとぎゅーんと切なくなりました。
ま、泣くようなことはないのですが、どこか不完全燃焼な自分が居ます。
そしてコンサートの余韻を味わうことなく、慌てて帰りのシャトルバスに乗り込み、北陸新幹線(越前たけふ駅)で敦賀駅→サンダーバードに乗り換えて京都→近鉄電車で最寄り駅着。
…これでチケット確保できた小田さんのコンサートは全部終了してしまいました。うぇーん!
まさかの高松公演参加!
そんな中、高松公演(あらぶきアリーナ香川)の当日券販売のお知らせが。
高松公演は小田さんの誕生日である9月20日(土)と21(日)の2日間開催で、両日とも早々にチケットは完売していたのですが、開催数日前にこのお知らせが来たのには正直驚きました。
9月20日の方は当たっても移動等が間に合わないけれど、翌日だと移動に問題ないので、最後の悪あがきでもいいや!と、20日の10時(発売開始時間)にPCからアクセスしたのでした。
ま、大抵この手のパターンは過去ネットが繋がらなくて、繋がったと思ったら販売終了になっているパターンだったので、S席を諦めて注釈付き席(メインステージのほぼ真裏見切れスタンド席)を選んでポチポチしていたら…なんと支払画面まで進みました!
当たる時は当たるんだ…と、久々に身震いがしました。
そして翌日(9月21日)、今回は難波からバスで高松入り。
難波にあるバスターミナル(O-CAT)の高松駅行き乗り場では、小田さんツアーTシャツをお召しの女性客が数人いらっしゃいました。
私は現地で着替える派なのですが、心の中で「一緒ですね♪」と思っていました。
ここでも私はぼっち参加の人見知りスタンスを変えず、すました顔でバスに乗り込みました。小田さんのぬい(公式グッズのマスコット人形)をバッグに忍ばせました。
14時前には高松駅に着いたので、お昼ごはんに讃岐うどんを食べて、観光はせずにカフェ探し。
コンサート客等で高松駅付近の喫茶は満員だったので、ターミナルビル内にあるTSUTAYAのシェアラウンジで1時間程待機。
↓大阪(梅田)にもあるけれど行ったことがなかったのでした。なかなかユニークで、時間つぶしにおすすめです。
コンサートの開演1時間前ぐらいに店を出て、前回(2024年10月の終わり頃)宮本浩次さんのソロコンサートツアーで訪れたサンポートホール高松からほど近いあなぶきアリーナ香川へ移動。たまたまこの数日前のNHK「あさイチ」のゲストがこの会場の設計者の方だったのですが、その時は「どうせ私はここには行けないもん!」と拗ねていたのでした^_^;
実際に足を踏み入れると、TVで見た通りのミニマルな内装で、収容人数の割にスタンドとアリーナの距離感が近い印象でした。
あ、トイレの場所や待ち時間のデジタル表示があって、待っている間もストレスが少なかったです。
普段何もない時は自由に入れるのかな?(間違っていたらすみません)とても素敵なアリーナでした。

そして自分の席(メインステージの向かって右側の裏)に向かうと…メインステージや花道に近く、私の隣りは右1席(既に女性客が座っている)、後ろは1席、そして前は3席。
本当にギリギリの見切れ席ですが、思ったよりもちゃんと観ることができそう。
着席してからしばらくは人見知り発動していましたが、思い切って右隣りの女性に「つかぬことをお伺いしますが、当日券抽選が当たられたのですか?」と尋ねてみました。
すると、私の声掛けに最初はびっくりされたのですがすぐに「はい、そうなんです!」と笑顔で答えてくださいました。
私もその笑顔で心がほぐれて「そうですよね、私もまさか当たるとは思わなくて」と返答し、しばらくその方とお話しました。
内容はざっと↓
・その方は石川県から来た(当日は宿泊して翌日帰るとのこと)
・福井公演は事情がありチケットは当選していたが行けなかったので、高松が当たって良かった
・横浜公演のチケットは当選した
この方も、小田さん愛が全身から出ていました。
私は奈良県から来ましたが、この方はもっと遠い所から電車を乗り継いで来られたのです。
年代で言うとこの方も私と同じぐらいなのかな…でも今回はファン歴を聞くのは止めました。
そう、ファン歴の長さ=小田さんへの思いの深さじゃないと、やっとわかったのです。
そしてその方が横浜公演のチケットをお持ちであることに対して、嫉妬心は芽生えませんでした。
…そうこうしていると開演の時間となりました。
メインステージ裏の席からは、小田さんをはじめとするバンドメンバーがステージに上がって来る付近(メインステージの向かって左側)や花道の一部も少し見えました。
自分のいる席の前は、メインステージの向かって右から伸びている花道からも近く、今まで見ることがなかったステージの演者の様子も観ることができました。
以下、コンサート感想&レポです↓
・小田さんがメインステージでギターを演奏しながら歌う時に使われるプロンプターには、歌詞と共にギターコードも表示されている(記憶が正しければ、古い曲ではなく新しめの曲にコードが振られていた)。
・小田さんがピアノソロで歌われる時には、小田さんがピアノ演奏している様子(指使い?)を真後ろから双眼鏡でしっかり見ることができた。
・金原千恵子さん率いるストリングス4人とキーボーディストの栗尾さんの演奏している姿もばっちり見えた。
・メインステージの向かって右側に機材席?のようなスぺ―スがあることに気づいた(ギター等楽器の出し入れも?)。
・ご当地紀行の上映が終わるちょい前に、小田さん達はステージに再登場してスタンバイされるのですが、小田さんはメインの大画面の方を向いてご当地紀行をご覧になってなっていました。
その表情がとてもやさしい感じで…そんな表情初めて見たかも。
・前日の9月20日が小田さんのお誕生日で、金原さんの音頭で会場でお祝いコールがなされたという情報を聞いていましたが、この日もメンバー自己紹介の際に金原さんが「今日(21日)もほぼほぼ小田さんの誕生日です」とおっしゃって、金原さん主導で「小田さん、誕生日おめでとう!」コールを全員で行いました。さらに、ギターの稲葉さんの音頭で「僕の贈りもの」1番を小田さんに向けて合唱。
その様子を小田さんが嬉しそうにご覧になってい、そのあとご自分で「ほぼ誕生日の小田です」的なコメントされていました。
小田さんのお誕生日を、コンサート会場で一緒に迎えてみたかった願いが、ほぼほぼ叶った瞬間でした( *´艸`)
それにしても、小田さんのバースデーということもあるのでしょうが、全体的にハートフルで多幸感が会場全体を包んでいました。
↓過去に書いた小田さん誕生日のこと(というか自分のこと^_^;)
さて、概ねハッピー気分でコンサートを楽しんでおりましたが、ちょいちょい「これが私のラスト参加かも」と思うとチクリと胸が痛みました。
小田さん自身も「風と君を待つだけ」の歌唱中に感極まれて泣き顔になられたり、アンコールの「YES-YES-YES」の時も、イベンター会社デュークの宮垣さんと小田さんの絆が垣間見れて観客も胸アツ!な感じに。
小田さんは今回のツアーで一層涙もろくなられた感じを受けますが、今回もいろいろな思いが去来されたんだろうなと思うと、私も目頭が何度も何度も熱くなりました
そして、届かなくても&自己満足でもいいや!と珍しく「小田さ~ん!」と3回コールしました。
約2時間のコンサートが終演し、私はお隣りの方に「横浜公演、楽しんでくださいね。私も魂飛ばしておきます!」と挨拶をして早々に会場を出ました。
翌日は仕事だし、うまくいけば予定よりも早く電車乗り継ぎできそうだと思い、これまた余韻に浸ることなく高松駅を出発し、乗り継ぎが上手くいって早く自宅に着きました。

さて、最後の公演地である横浜アリーナに関しては、チケットの追加販売は結局ありませんでした。
SNS上ではこの件について不満の声が上がってプチ炎上したような感じでしたが、チケットが手に入らない悲しさもわかるし、でも追加販売がないことが小田さん側がイベンターと協議したうえで決まったことなら、それは仕方ないのでは?と横から見ておりました。
なお、公演千秋楽の様子は、メジャーどころのスポーツ紙やネットニュースに掲載されました。
行けなかった身としては、とてもありがたかったです。
コンサートツアー終了後の小田さんの予定は白紙とのことですが、勝手に小田さんがこれで引退だとか、これがラストコンサートツアーだの決めつけるもんじゃないなぁと改めて思いました。
オフコース時代の曲「NEXTのテーマ 僕等がいた」の歌詞にもありますが、
僕等の終わりは 僕等が終わる 誰もそれを語れはしないだろう
オフコース NEXTのテーマ―僕等がいた― 歌詞 - 歌ネット
小田さんの終わりは、ご自身以外誰も語れはしない…そういうことではないでしょうか。
それに、横浜公演最終日、小田さんは最後に「また会おうぜ!」とおっしゃいました。
…どのような形になるのかはさておき、また小田さんに会える日を心待ちにしています!
【追記】
小田さんのコンサートツアー中に、明治安田生命さんのキャンペーン(小田さんにメッセージを送ろう企画)がInstagramであったので、さいたまスーパーアリーナに参加した時のことを書いて応募したところ、なんと当選しました(*'▽'*)ステッカーGET♪
ステッカーの小田さんはすっかりおじいちゃん味がありますが、逆に少年のようなピュアさは増したように私には見えました。
そもそも私、この手のキャンペーンに応募しないタイプなのですが、勇気を出して応募して本当に良かったです(*´꒳`*)

