身分不相応と自覚しつつも、私がヘビロテしているバッグは「バーキン30(黒)」です。
購入したのは2012年5月で、10年以上連れ添ってきた相棒的存在であります。
荷物を入れると一層重いのですが、オンオフ問わず使い倒しています。
雨が降る日でも、手に汗をかくような暑いシーズンでもお構いなしで使ってきたせいか、革にくたびれ感が目立つように。
そもそもこのバッグの名前の元になっているジェーン・バーキンさんが、傷だらけのバーキンを愛用していたのを見て、「自分もこういう風に使っていこう!」と思っていたので、さほど気にしていませんでした。
しかし、気にしない訳にはいかないことが発生しました(>_<)
- バーキンの持ち手にダメージ発見( ゚Д゚)!
- いざ、エルメス直営修理カウンターへ!
- バーキンの修理内容・見積もり金額
- エルメス以外の業者修理ってどうなのか
- そしてバーキンを「長い旅」に送り出した
- 修理代もインフレ影響か
バーキンの持ち手にダメージ発見( ゚Д゚)!
4月後半の気温も高い日このバッグを持って外出したのですが、日差しの下でふとバッグの持ち手を見たところ、うち1本のコバの部分の蝋止めが取れてめくれているのを発見(ステッチも取れている?)。
いつからこうだったのかはわかりませんが、持ち手は力が加わる部分ですから非常によろしくない状態です。
もう1本の方もコバの蝋止めにダメージがあったので、このまま放置すると色々とヤバいかも?!



いざ、エルメス直営修理カウンターへ!
実はこのバッグ、購入して2年ぐらい経った時に、いわゆる「エルメスのお磨き」に出したことがありましたが、戻ってきた時の感想は「磨かれているの、これで?」←費用も2万円以上かかった
今回は本格的な修理になると予想されますが、気になるのは…
・当時に比べると、バッグの値段自体が爆上がりしているので、修理代金も同様に値上がりしていると思われる。
・お磨きは1か月程で引渡しだったが、修理の場合は長期に渡って預けることになりそう。
・エルメス直営店での修理以外の業者で修理したものはリセールバリューが下がるらしいが、そもそもコストを掛けて修理しても、使い込んだバーキンに良い査定額が付くのか?
・エルメス直営店で修理しても、思ったような仕上がりになるかどうかはわからない。
…ざっとこんな感じですが、とにかく見積もりを知りたく、早速エルメス アフターセールスカウンターに足を運びました。
↓ヒルトンプラザ大阪の2階に、専門カウンターがあります。
↓「そういえばこのバッグはヒルトンで購入したなぁ」と思い出に少しだけ浸りました。あの頃は運が良ければ店頭にフリーの在庫があったんですよ。
エスカレーター正面に鎮座するカウンターはちょっとしたショップの店構えで(ひぃ!)、緊張感を持って入店しました。
なお、事前に電話で営業日・時間等について確認しておくと安心です(行った時に休みだとショックですよね^_^;物販店舗でも修理の受付はしてくださると思いますが)。
バーキンの修理内容・見積もり金額
ランチタイムだったこともあり店内にはお客様が居なくて、すぐにご案内していただけたのはラッキーでした。
早速女性スタッフの方(かなりベテランそう)に、修理したい旨を伝えました。
私は「持ち手のコバ&ステッチ直しと角スレの補修で10万円ぐらいだったらまあ許せるかな~(それでも高い!)」と思っておりました。
バッグを確認したスタッフさんは「まず、全体的なクリーニングが必要ですね。修理職人の判断になりますが、持ち手はステッチ直しが無理な場合は取替え(その場合1本ではなく2本総替え)の可能性がありますし、バッグ本体も革にダメージがありステッチが取れているので縫い直し分も見積もります。」とのこと。
その修理内容とその価格については…
・持ち手のステッチ直し 約7万6千円
・バッグのステッチ直し 約2万3千円×2ヶ所
・ケア代(クリーニング・コバの蝋止め等) 約4万8千円
合計すると…10万円どころではありません(゚д゚)!
持ち手のステッチ直しがNGの場合は、
・持ち手取替(2本) 約23万円 ※ケア代とステッチ直しの修理だと約5か月、持ち手取替えだと約9か月以上かかるとのこと(日本で修理またはフランスで修理のいずれか)
うわあ、そんなにかかるの~お金も時間も~!!orz
ちなみに持ち手取替えだとエルメス修理の一定金額を超えるため、ケア代は無料で行っていただけるとのこと。
最終的な見積もりは後日メール連絡ということで、正式な見積もり依頼を行いました(10年前は手書き伝票でしたが、令和の今はスマホにメールにてPDF送付になります)。
ついでにシルクカシミヤのストール(カレジェアン 通称カシシル)の修理もお願いしましたが、こちらについてはまた別記事で上げたいと思います。
↓爪が引っ掛かってツーっと50cm(体感)に渡り糸ツレを生じさせたのでした。それ以外でも、何ヵ所も糸ツレが見られるという…(えーん)。

エルメス以外の業者修理ってどうなのか
エルメスでの修理は、ケアではバッグの表側はクリーニングするけれど、持ち手やバッグ内側は色止めを施していないためクリーニングしない、蝋止めやステッチ直しもバッグの状態によっては元のように直せないから、「お金をかけただけの仕上がりにならない可能性も大いにあることを納得の上修理に出してね」というものなのでしょうね(※あくまで個人の感想です)。
そもそもバッグは定期的なメンテナンスはもちろん、細心の注意を払って使用しないといけないということなのでしょう。
エルメスでの修理代はかなりお高いことは十分に理解したのですが、別の業者で修理するとしたらどうなんだろう?と思ったので念のためネットで検索。
技術レベル云々については素人にはわかりかねますが、感覚的にはおそらくエルメスの修理代の半額以下になるのかな?と思われますし、もしかするとエルメスで修理するよりも見た目が良い出来上がりになる可能性もあります。
でもエルメス以外の業者による修理を行った場合、その後に別途修理等が発生してエルメスに持ち込んでも、よそで修理をしたことで「エルメスでは修理をいたしかねる」と断られるそうな。
うーん…私はこのバーキンを手放す際は、少しでも良い値がが付くようにしたいと思っているので(ケチ~笑)、修理代が高いけれどやっぱりエルメスで修理することにしました。
幸いお支払いは引渡し時ということなので、9か月後と言われる修理期間中にその費用を捻出しておけば良いのです。
そのためには、推し活代や他の娯楽費、ファッション等への出費を大幅に制限しないといけません(収入増は期待できないので)。
そしてバーキンを「長い旅」に送り出した
エルメスに修理見積もりをお願いしたのがGWに入ってすぐだったので、GW明けに連絡が入るかなと思っていましたが、2日後にメール回答がありました。
修理はやはり持ち手の取替えになるとのことで…総額が約25万円。
フランスに新しい革の発注を行うが元のバッグとの風合いや色味が変わること、状況に応じて9か月以上かかる可能性もあること、革がない場合は追って連絡する等の注意喚起的なこともしっかり書かれていました。
改めて「高いわ~!」と思いましたが、決めたからには早く修理して欲しいので、承諾する旨を返信しました。
↓エルメス公式サイト内のコンテンツで、フランスの工房でのバッグ製作過程の一部を観ることができます。これを見ると、費用が掛かってしまうのもやむを得ないと思いますね。
修理代もインフレ影響か
腕時計修理の時も感じましたが、「愛着と執着」があるからというのは大前提ですが、そもそもこれらの一生ものと言われやすいアイテムの価格って爆上がり&在庫も希少です。
だから今あるものを大事にしたいですが、メンテ代も今やインフレ状態ですよね。
余談ですが、バーキンの修理見積もり依頼に梅田に出て来たついでに、ネット通販で購入したジーンズの裾上げもしておこうと、商業施設内にある修理専門店で修理をお願いしたのですが、その代金が2千円を超えていたのです。
当日仕上げは助かったけれど、ジーンズの裾上げは1000円もしないものと思っていたのでその金額にちょっとびっくり。
お店の立地条件や人件費のことを考えると、これも致し方ないのですが…いや、そもそも今までいろいろなものが安すぎたのかな。
正当な対価を支払っていくこと自体は肯定派ですが、一方でメンテナンス系って出来れば無料や安価であって欲しいと思ってしまう自分もいたりして、この場を借りてちょっと反省。
↓オーバーホール、この時からもう6年以上経つのか!次出す時はもっと値上がりしてそうで怖い^_^;
さあ、我がバーキンは無事に修理を終えて戻って来るのか?途中で何らかの問題が起こるのか(革の色の違いというのがどの程度の状況になるのか等)、結果が分かりましたらこのブログにUPしようと思います。
※修理内容・代金等は私の所有物に対する見積もり(2026年5月現在)で、今後同じような修理内容であっても変動する可能性もあると思いますので、あくまで参考価格ということでお願いいたします。