たかが2%の差、されど…
5%から8%に増税した当時は百貨店勤務だったのですが、いろいろな対応に追われました。
あの頃は3%が食品も含め一斉増税ということもあり、駆け込み需要がすごい&増税後の売上の落ちっぷりに苦しみました。
今回は食品が原則据え置き・キャッシュレス決済のことの方が話題になっていますよね。
そうそう私、何とかペイ系がイマイチわかってないのです。
d払いと楽天ペイ、iD(Apple Pay)はアプリを入れていますが、お得になるにしてもこれ以上他のペイ系を増やしたくないのです。
でもかなりお得だとわかったら速攻導入するかも^_^;
食品が軽減増税対象でも、そこに関わるコスト(輸送や水道光熱費やなんやかんや)には10%消費税が適用されているので、内容量が減ったり本体価格を上げざるを得ない事情も見えています。
買うべきものはしっかり買うとして、買物はさらに賢く慎重に行わないと…。
100均でつい買ってしまった
さて昨日は休みで、パートの先輩のお家にお邪魔したあと、その近所にある普段行かないセリアに寄りました。
私の普段の行動エリアにはダイソーがあるのですが、セリアの方がちょっとかわいい&シンプルなアイテムが多いような気がしています。
何個か買物をしましたが、その中でも期待値が高かったのはスポンジトングという商品。
↓商品の説明書きです。
それは水筒の中を洗うのに便利そうなステンレス素材のトングで、私はこれをトイレ掃除用として使いたかったのです。
無印良品に、これの元になったと思われる「柄付きスポンジ」がありますが、トイレ掃除用に使うのにはやや抵抗もあり、セリアに似た商品があることを見知った私は「これは手に入れるべき!」100円だし」という軽い気持ちで購入しました。
↓これは無印の。画像はお借りしました。既に水筒中洗い用に愛用しています^_^
そもそも、これを買おうと思ったのは、トイレ掃除で愛用している「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」専用ハンドルの、ブラシを挟む部分が立て続けに壊れた(使い方が荒いようです…)ので、ちょっとイライラしていたのです。
↓画像はお借りしました
あと細かいですが、専用ハンドルの受けになる白いスタンドも埃がたまるのでちょっと嫌でした。
掃除の手間を省けるものは省きたい…でもハンドルの置き場がないしで仕方なく使っていました。
セリアのこれなら、そういったことも解決しそうだと思ったのですが…その考え方はちょっと安易だったのでした。
実際の使い心地
早速洗剤付きブラシをセリアのスポンジストングに装着したのですが、思ったよりも「ブラシを挟んだ感」が、ない。
スポンジを挟む時の調節用の輪っか状留め具も、気を緩めると本体から落ちそう(ブラシを使い終わった後に外してトイレに流す時にうっかり)という感想。
でも「まずは使ってみなくては」と思い直し、便器内を掃除。
で、結果ですが…同じブラシを使っているのにも関わらず、柄の部分の力のかかり具合がイマイチでしっかり洗えた実感が味わえず。
私が買ったのは35cmのロングタイプなので、レギュラータイプに比べると力がかかりにくいのかもしれません。
…ということで、本当に申し訳なかったのですがスポンジトングは捨てました。
他の使い道も思いつかず(トイレ掃除用に下ろしたので余計)、目に入ることの方が自分にとってよくないと判断したからなのでした。
だから、買った商品の写真がもうないのです…。
値段の大小ではない、もっと考えて買うべき
どーんとお金を使うくせに、こういうところにはケチなので、今回の買物失敗が本当に悲しいです。
私は力を入れてブラシを動かす派なので、ステンレスの柄がもし便器にあたって傷が入ったら嫌!という思いもあり、力を入れて洗うことができなかったのです。
ちゃんと使えば悪くないアイテムだと思うのですが…。
それこそ、元の使い方だったら、水筒の中の素材を傷めないから良いのだと思います。
商品を企画する人、製造する人、それらを運搬する人、販売する人…いろいろな人を介して提供される100均アイテムは、生活に貢献してくれる頼もしい味方です。
でも、それを使いこなせなかった時は高い買物をした時と同じぐらいがっかりします。
直接払ったコストだけではない何かがあります。
元々持っていた流せるトイレブラシのハンドルのブラシを挟む部分はいじっていたら直ったので、これを使っていつも通りブラシでトイレを洗ったら、ちょうどいい力加減で洗えました。
やっぱり餅は餅屋?流せるブラシには純正のハンドルが最強でした。
あとはパーツを壊さないよう、もっと丁寧に使います。
なお、セリアのトングをハンギングするつもりでつけた吸盤フックにちょうどこのハンドルがかけられたので、嫌だった付属の白いスタンドも処分できました。
なぜ今までそうしなかったのだろう…気づけたのは、セリアのトングのおかげなのかもしれません。
最後に念のため…決してセリアのこのアイテムが悪いわけではなく、私が活かしきれなかったということなのです。
ちゃんと吟味してセレクトすることをもう一度自分に言い聞かせて…反省。