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心地よい暮らしを目指すアラフィフ。ライフオーガナイザー1級取得。

「シンプルは強い」という小田和正さんの言葉に共感。

「小田さんの記事が朝日新聞朝刊に載っているぞ、買いに行ったら?」

今朝、遠方に住む兄から珍しくメッセージが入りました。

↓写真は朝日新聞です。スタジオでのインタビューの模様。

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www.asahi.com

 

兄は私が小田和正さんのファンであることをよく知っています、というか、小田さんが所属していたバンド・オフコースの曲を聴くようになったのは2歳上の兄の影響なのです。

その頃オフコースは5人での活動を終えて休業期間に入っていました。

私は中学1年生で、オフコースの「さよなら」という曲は知っていましたが、対して興味は湧かなかったのです。

でも、改めて兄が聴いていたアルバムに写っていた小田さんの顔を見て、「あれ?好きだ、この人」と思ったのでした(照)。

同年代の友人たちはジャニーズ系やチェッカーズ尾崎豊、吉川晃司etcのファンでしたが、私は23歳年上の小田さんに憧れのような恋心(ファンってこういうものですよね、ね?)を抱いておりました。

ま、それも現実の恋愛を経ると、年の離れたお兄さん…いや、おじさん年代である小田さんへの気持ちもそれほどでもなくなりましたが、だんだん「人生の大先輩」のように感じていくようになりました。

 

よく「小田さんの書く曲はパターン化されている(マンネリ)」「歌詞が抽象的で、空や風というワードが多用されている」ということも聞きます。

確かにヒット曲である「ラブ・ストーリーは突然に」系の曲は、小田さんの書いた他のドラマ主題歌などで様式美的にあるのでそれはわかります。

一方で、オフコース時代の曲でどちらかと言えばマイナー調の「言葉にできない」や「生まれ来る子供たちのために」は、発売当初はさほどヒットしなかったシングル曲という印象(すみません)でしたが、今は再評価されて若い人も聞いたことがあるスタンダード曲のようになっています。

時代・世代を超えて支持をされるモノコトって何かしら共通点があるのですが、「普遍性」って、簡単そうでいて結構難しいことではないのかな?と思うのです。

ちょっと例えが飛びますが、「ふるさと」などの童謡からはそんな力を感じます。

「兎追いし」という情景は今やないに等しいのに、忘れがたき「ふるさと」はそれぞれの中にあるわけで…。

どれだけ技術や生活環境が進歩しても、人の本質はそれほど変わっていないようです。

 

ま、年代を経るごとに、人生のステージが変わるごとに心境の変化や成長はありますが、だんだん無駄なモノコトが削られていくように「考え方」もシンプルになっていくような気もちょっとします。

小田さんの曲は、もともと説明はあまり多くない方(情景で具体的な地名が出て来たりするのは意外と少ない)ですが、心の変化的なものでいうと男女の恋愛系の歌が減り、人間愛や人生観を歌うものへ変わっています。

で、失礼ながら申し上げると、大抵同じ結論のような感じになっていますので、恐らくそれを人は「マンネリ」というのかもしれません。

しかし、私はそれはいいこと…というか、少なくとも悪いことではない思うのです。

 

冒頭の朝日新聞の記事に「シンプルは強い」と小見出しに書かれていて、その中のやり取りが印象的でした。

聞き手 「良い曲」とは?

小田さん 「シンプルで飽きない」っていう一言かもしれない。永遠の答えのない問いではないでしょうか。

朝日新聞 2019年10月19日(土)be on Saturdayより引用

また「過去を振り返ってこうしておけば良かったと思うことは」という質問に「生き方としてはない…略」と答えられていて、小田さんらしいなあと思いながら、ここまで生き方に悔いがないって言える心境に達するまでにどれだけの経験をしてきたのだろうかとも感じました。

小田さんは72歳ですが、その約20年前に自らが起こした自動車事故で重傷を負った経験があり、その時のファンからの「生きているだけで良かった」的な言葉に強く心を打たれたそうです。

もしこの出来事がなかったら、今の小田さんはいないように思います(もしかすると「懐かしのあの人」状態になっていたかも)。

悪いことがあっても、自分の気持ち次第で良い方向へ進むこともできるのだ、でもそれも自分次第…そういうメッセージを小田さんの歌から感じることが多いです。

つい、良くないことがあると周りのせいにしてしまいがちですが「ちょっと待てよ、自分ももう少しやれることややるべきことがあったのではないか?」と。

私はまだまだ達観する領域に達していませんが、自分次第でこれからその場所へ行けるのかもしれないし、こうして迷っていることもそれはそれで「経験」として何時か活かされるのではないかと思います。

 

シンプルというのは、様々なモノコトを削いで削いでやっと現れるので、本当はとても労力がかかっていることを指すのでしょう。

でも、その「現象」などはとても分かりやすくて、力強いです。

ミニマルというのもシンプルと同じような感じであると思いつつも、シンプルの方が誰にでも分かりやすいから、誰にでもできる可能性があるようにも思いますし、どことなく心地よい余白感や優しさも感じます。

ミニマルはさらにストイックで尖った感じがするのです…シンプルをさらに研ぎ澄ますとその領域に行くのかな?って。

それとついでにマズローの5段階欲求でいうところの自己実現の欲求のことをふと思い出しました。

ja.wikipedia.org

シンプルというワードと、小田さんのインタビューからちょこっと考えさせられたという長いつぶやきのような話でした^_^;

 

★余談★

本日10/19(土)21時より、NHK-BSプレミアムにて小田さんのライブがオンエアされます!←これが言いたかったんかーい^_^;

www4.nhk.or.jp