服の販売をしていた時。
そのブランドではトップスのアイテムごとにハンガーの厚みを変えてディスプレイしていました。
業界的に当たり前のことかもしれませんが、重さや型崩れを考慮して分けてあったのです。
そのせいか、与えられたスペースに定数定量を考えて商品を並べる…お店のようなことを考えてしまう癖があります。
クローゼットは色ごとに並べるとか、コーディネートやテーストごとに分けるとか、いろいろ好みに応じたやり方があると思いますが、私はもっぱら左から右に「短・軽衣料→長・重衣料」方式。
そして以前はハンガーもお店でお下がりをもらっていた黒のプラスティックの業務用ハンガー(納品の時に使われるものです)を愛用していました。
でも、毎日使うクローゼットだからこそ、ハンガーの見た目も気にしたい。
理想は同じ色と形のハンガーがずらっと並ぶ姿。
しかしながら、アイテムの性質を考えると全て同じハンガーでは向き不向きがあります。
で、現状の私の結論がこちらのハンガーです。
おなじみのマワハンガーです。
上の厚みがあるものはジャケットなどのアウターを。
真ん中の定番タイプはニットなど。
一番下はボトムスが2本かけられます。
シンプルで滑りにくいだけでなく、そのスマートさで省スペース化にかなり貢献してます。
なお、昔使っていた無印良品のアルミハンガーは、カットソーとシャツ用に使っています。
たまに洗濯干しにも使ってそのままクローゼット収納していることも。
で、ここで完結しないのが私らしいというか。
コートのように重量があるものはマワだとちょっと…という気もあり、有名ブランドショップでも採用されているハンガーを製作している中田ハンガーのオリジナルのレディス用を買いました。
背中側には中田ハンガーの刻印が。
コートなど重さのあるアイテムは肩のラインを崩さないように保管したいので、このハンガーだと安心です。
結果、ハンガーの種類や色はバラバラですが、服が気持ちよくハンギングされているのかも…と勝手に自己満足しております。
今後さらに収納する服は減っていくのだと思います。
そして絞り込んだ服はきっとお気に入りばかりになるはず。
そんな大事な服をゆだねるハンガーにも愛情をもって接したいと思います。
そう言えば、中田ハンガーさんでは、ハンガーを「福(福)を掛ける縁起物」としてギフト提案されています。
おお、なるほど!と思わず納得しました。