LIVE MY LIFE BE FREE!

自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

小さいケトルで生まれた有意義な時間。

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昔は柳宗理のケトル

我が家では、母が購入した電気ケトル(タイガーのわく子)を使ってお湯を沸かしています。

家を離れていた頃はやかんを使っていて、当時のお気に入りは柳宗理のものでした。

それを使う前はやはり電気ケトルで沸かしていましたが、すぐにお湯が沸かないことへのアナログ感も含めて、やかんライフがいい!と思っていたのでした。

で、話を戻して…母がいちいちやかんで沸かす派でなかったため、やかんを別で持つ必要もなくなりました(収納場所もないし)。

ただ、テレワーク混在の仕事の仕方が定着していたことで、家でコーヒーを飲みたい!と思うことが増えたのです。

私は、出勤先でも休憩の時などにコンビニのテイクアウトコーヒーや、時には近隣の喫茶店(カフェというより昔ながらの喫茶)で休憩していたので、1日に1回はコーヒーを飲んでいたのでした。

で、家でコーヒーを飲むとなると…ハンドドリップとなりますが、それ用の道具がない。

実は本格的な電動ミルやドリップ用のグッズを一通り持っていたのですが、実家に戻る前に処分したのでした。結構時間も費用も費やしたのですが^_^;

ま、美味しいコーヒーを飲むなら、専門店に行ってそこのスタッフに淹れてもらえばいいのです。

コンビニで100円で買えるコーヒーでも十分美味しいですし、実際に家でドリップをしていた時にキッチンが汚れる(コーヒーって着色しやすい気がする)のが結構嫌だったからむしろこの方が手間が省けて楽。

ただ…ステイホームだと、近所のコンビニすら行くのが面倒にもなってしまって。

その割にカフェイン禁断症状(笑)があったりして、とうとうスーパーで売っているドリップパックを買うようになりました。

それまでにギフトでもらって飲んだドリップパックタイプが意外に美味しかったので(豆の鮮度は仕方ないけど普通に飲むには全く問題なし)、いろいろ試したりしておりました。

コーヒーを煎れる際は電気ケトルで抽出していますが、そもそも用途としては専用でないので、手が疲れるのです(笑)。

湯量は加減すればドバッとは出ませんが、やっぱり雰囲気も出ないし、でも専用のポットを買うのもなんだか…と思ったのです。

もちろん、ドリップ兼用で使えそうな電気ケトルへの変更も検討しました。

www.balmuda.com

やっぱりデザインで選ぶとバルミューダがいいかな、黒が白か迷うな〜という妄想です^_^

店頭で見かけた時は実際に持ってみて重さを確かめたり、お湯を注ぐイメージで動かしたりしました。

感想としては悪くないけど、母がこの手のタイプだと使いにくそう…というか、私もわく子の方が他の用途で使う時には容量含めて機能的という結論に至り早々に却下。

ま、道具にこだわるとは本末転倒、気軽にわく子でコーヒー淹れたらいいやん♪と思ったある時、こんなことがありました。

 

急須が割れた

先日のブログでも書きましたが、紅茶やお茶用の急須が割れたことで、急須をリサーチしました。

www.icelifestyle.site

その際見かけたのがこちら、OPA Mariケトル0.5L。

しかも大好きなscopeさんのサイトで発見。画像はお借りしました↓

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item.rakuten.co.jp

0.5Lをティーポットとして使う

ヘルシンキのあるカフェかレストランで、このOPAのMariにコーヒーをいれて出してくれたお店があったという事をスコープのお客さんに教えて貰いました。これならば、そんな使い方もできるのか。ギリギリ二人分のお湯を沸かす程度の小さな0.5Lサイズ、見え方が少し変わりました。確かに、これであればティーポット、コーヒーポットとして使うにも丁度よいサイズ感です。0.5Lは3〜4人用の大きめな急須のサイズ感だから、コーヒーや紅茶をいれてテーブルに出してもおかしくはない大きさです。そしてMariならばテーブルにあっても良い雰囲気ですし、陶磁器ではなくステンレスケトルというのもどこか洒落ています。注ぎ足しのお湯を入れてテーブルに置いておくにも良いと思います。

 

スペック

材質 18-8ステンレス(底部のみ AISI436)
寸法 0.5L
約W150×D110×H115mm
取っ手を立てた状態 : 約H150mm
口径 : 約φ75mm
底径(接地面) : 約φ100mm
重量 : 約325g
容量 : 500ml(満水)

 ※scopeサイトより引用

「 これシンプルでいいやん!」と思いましたが、当時欠品でした。

どうもこのケトル、人気アイテムらしく他のサイトでも欠品が多いようでした。

ま、この時は使い慣れたHARIOのガラスのタイプに勝るものがないというオチでこのケトルは選択肢から外れたのでした。

それに、急須で使うにはMariケトルはちょっと違う感じもしたのでした。

 

しかし、先日ネットでこのケトルの記事をまた見かけたことで気になり出しました。この時点で購入アイテムに急浮上しているのですが^_^;

で、購入できそうなサイトを探すと…楽天市場でちょうど割引キャンペーン中の在庫を発見!

割引には期限もあるのと在庫がなくなるかもしれませんが参考に…↓

item.rakuten.co.jp

ご存知の方も結構いそうなのですが、このケトルが人気になったのは映画「かもめ食堂」でコーヒーのドリップ用に使われていたからというのもあるそうです。←サイズは1.5Lの方らしいです。

かもめ食堂」は観たことがないけれど、北欧好きなら一度は通るべき道のようなものなのでしょうか。Amazonプライムで観ることができそうなので機会があればチェックしようかな。

で、ポチったのでした(*´꒳`*)

 

お湯を沸かす時間は「儀式」のようなもの?

で、到着したケトルはシンプルですが、ぽってり感のあるデザインがどことなくほっこりさせます。

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↓普段使いのティーマのカップと並べてみました

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↓どう見てもお湯を沸かしたら持ち手が熱そう、というか本当に熱いですのでご注意を

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早速使ってみての感想は「やかんでお湯沸かすのってやっぱり時間かかるわ〜」。

実際に測っていませんのであくまで体感ですが、電気ケトルってお湯沸くのが早いせいか、ガスコンロで沸かすとなると水量が少なくてもそれなりに時間はかかります。

でも、実際に待っている間に他の作業をしていたりするので、待ちきれないというほどでもないです。

特に朝は起きて来てからケトルに火をかけて、その間に他の支度をしていたらちょうどいい塩梅でお湯が沸きます。

↓小さめのコンロにジャストフィット^_^

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なお、コーヒーは沸騰直後よりも少し冷ました方が良いので、コンロからはケトルを下ろしておきます。

そして肝心のドリップ(と言ってもドリップパックにお湯を注ぐだけですが)は、注ぎ口からのお湯の量は一定ではないのもご愛嬌^_^。

本当にドリップを極めるなら、湯量を調節しやすいデザインの専用ポットの方が断然いいのですが、これはこれでいいのです(´∀`)

それよりも自分でちょっと驚いたのが、今までと同じドリップパックのコーヒーを飲んでいるのに、このケトルで淹れている時は何だか楽しい!

時間にすれば体感2分もかからないほどの抽出時間(本当のハンドドリップだと時間はもっとかかりますよね?)ですが、とても集中できます。

瞑想とは違うのでしょうが、余計な雑念が一瞬でも抜けるのが想定外の効果でした。

コーヒーを飲んでリセットかと思いきや、お湯を沸かしている段階から気分が盛り上がるのですね…。

 

無駄が今必要

私の最近の暮らしぶりで言うと、最低限というよりもちょっと余白のような無駄が自分のリラックスには欠かせないようです。

何度か書いていますが、ちょいちょいイライラしてしまうことも増えているのか、元々おおらかではないので、勤務先で自分の黒い部分が出てしまいがちでして^_^;(愚痴とかね)。

働ける環境があるだけでもありがたいし、この年になってもまだまだ学べることがあるのですが、その状況に甘えているのでしょう。

自分の戒めに「謙虚」という言葉を机の上に貼っておこうかと思うこともあるのですが^_^;ストイックになるとそういう傾向になりがちなので、遊びの部分をもう少し生活に取り込もうという気分なのです。

モノを買うということは当然出費もかさむので歓迎すべきことではないのかもしれないけれど、浪費ではなく投資の気分で少しでも罪悪感を薄めるという(笑)。

しかしながら、確実に心は潤っています(*´꒳`*)