妄想から現実へ
前にブログで妄想ワードローブについて書きました。
その中で、白シャツはビッグシルエットにチャレンジしたいな…という思いを述べましたが、妄想で終わらせずにやってみよう!と思い立ったのでした。
しかし、現状手持ちの白シャツは…3枚(お正月に1枚姪っ子に譲ったので4枚あった)。
その中に、少しだけゆったり目のものがあるのです。
これは多分8年前ぐらいに買ったシャツ。
その頃、シャツをカシュクール風に着るのがおしゃれさん、みたいな感じのトレンドがあり、そのシャツはカシュクールシャツにアレンジできる両裾ボタン付きデザイン。
しかし、そのつもりで買ったのに(しかも出張中に立ち寄った東京で)、実際カシュクール風に着て外に出た事はなかったのです。
やはりふわっと着るのが何だか合わない。
ちなみにそのブランドは他にオーバーサイズのシャツを多く出しているのです。
雰囲気としては…男性用のシャツを女性がちょっと借りて着た、みたいな。
それに憧れて何度となくショップで試着をしたのですが、毎回似合わない。
そういったこともあり、ビッグシルエットは鬼門だと決めていたのでした。
しかし…今回のビッグシルエットへの思いはちょっと違う感じがしたのです。
きっかけはマディソンブルー
数年前から、あるブランドがファッション誌によく登場するようになったのです。
それがマディソンブルー 。
トラッドテーストなどを大人が着るとこういう感じ?というのを現しているのですが、シルエットが大きめでも絶妙なバランス。
おそらくですが、シャツの襟抜きスタイリングが広がるきっかけの一つがこのブランドかと(※私調べ)
とにかく、割とありそうでない着こなしに目を奪われました。
なお、ディレクター(デザイナーかな)である中山まり子さん自身の身長が低めなのも親近感が湧きます。
その彼女が自分で着たい服を作ったらこうなったのでしょうね。
中山さんも40代に入ってから今まで似合っていた服に違和感を感じるようになって、自分にしっくりくるスタイル探しをされたお話をされているのを、著書やネット記事にて拝見したことがあります。
どんなにおしゃれな人でも、おしゃれ迷子になる…でもそれは新しい自分発見のきっかけでもあるんですよね。
これには、今まで着なかった服やテーストへのチャレンジもできるし、2周ぐらい回ってまた好きなテーストが似合うようになる、ということも含めて。
そんなわけで、ちょっと憧れでもあったマディソンブルーのシャツを探すことにしたのです。
選んだのは白ではなくベージュ
さて、そもそもは白を探すのが目的だったビッグシルエットシャツ。
完全なフルレングス袖を選ぶのか、五分袖を選ぶのか、素材はどれに…と主要なネット通販サイトでチェックを入れていると「白もいいけどこれはベージュかも」という気分に。
一口にベージュといっても赤系・グレージュ系と顔映りと好みを反映させるとなるとなかなか手強い色、と思っているのですが、このベージュカラーは多分私好みの色。
なお、買ったのは出版社集英社さんのサイト。
ファッションが売れないと言われる時代ですが、ファッション記事から販売サイトに飛べるのは個人的には便利だと思います。
なかなか東京や大阪などの大都市圏に行けない環境でも、ポイントなどの特典があればかえってお得な気になります(次回そのポイントを使うのかは?ですが)。
手に入れて、ファッション鮮度って重要と思う
試着なし、で買うのは勇気も要りますが、お店で買うよりネットで買うときは吟味するので、実は失敗したということが減ったような。
今回も家で着てみて、ビッグシルエットといっても女性が着る前提だからこその絶妙なサイズ感…と思いました。
なお、このシャツは「J.BRADLEY シャツ」というネーミングです。
オードリー・ヘップバーンが映画「ローマの休日」にて新聞記者のジョー・ブラッドレーのシャツを借りたシャツをイメージしたそうです。
このシャツ袖はデザインバリエーションが数種あるようですが、いずれもオードリーの着こなしのように捲り上げるのが粋なんでしょうね。
まだ真冬ゆえ(笑)実際に着るのはもう少し先ですが、その日を楽しみにしたいと思います。
そして定番ばかりのワードローブに、たくさんではないけれどチャレンジアイテムを加えるのはなかなか刺激になる、と思いました。
今はネットで着こなし事例をモデル以外の方でもUPされています。
自分に近いテーストや身長の方のリアルなスタイリング事例を確認できるので、実はお店で買うよりも冷静になれるかも。
とはいえ、ネットも簡単に買えてしまうので気をつけないと結構散財、ということになります。
購入後のメルマガ攻撃(誘惑)もすごいですから、ね。
お買い物好き(いや中毒)の私としては、ここは自制が必要です^_^;