習慣化できれば片付けはそれほど難しいものではないと思います。
私も基本は散らかし屋さんですし、作業中は結構広げて収集がつかなくなることも。
でも、出来るだけその作業が終わったら早めに仕舞う、元の状態にリセットするように努めています。
スッキリした状態をみるとそのあとの気分は格別です。
↓家のキッチンは色を出来るだけ少なくして視覚から入る情報を抑える、水切りカゴ(我が家では必須)も使い終わったらシンクからは片付けるなどで都度都度リセット習慣が継続中。
片付けられない人あるある
ここからはバイト先での話です。
事務所にいるのは私を入れて常時2名^_^なので、片付けが苦手という人は自動的に1名となります。
その方は、よく「あれ、どこに置いたっけ」と慌てています。
こちらも気になってしまうことが度々です(どうしてそんなにモノが迷子になるのだろう?)。
普段ここには居ない上司が常駐してる事務所に行っても「あれはどこにいった?」的な光景をほぼ毎回見るのですが(笑)、二人に共通するのが「無意識の行動」と「定位置が守れない」ということのようです。
最後にその対象物を使ったり見たりしたことをすっと忘れていようです。
そしてこれは、モノを定位置に戻す癖が身についていないから起こります(私調べ)。
よくあるのはハサミやペンなどの文房具。
ちょっと持ち出して使って、無意識にそこに置いたままにしてしまうことで、次に自分の席で使おうとする時に「あれ?ないわー(でも最後にどこで使ったのかの記憶が抜け落ちる)」といった感じです。
その光景をみて、私は「また始まった^_^;」と思いつつ、自分を戒めます。
というのは、そもそも私がそういうタイプだからです。
過去、たくさんの文房具を持っていたのは、実はよく失くすから買っていたからで、そして後から失くしたものがひょこり出てくるパターンの繰り返し。
しかし、会社では備品は会社のもので共有するものですから、失くすことは経費だけでなく作業でも損失になります。
そういう意識ができてから、オフィシャルな場では使ったらすぐ片付けるようになりました。
でも、自腹で買うペンなどのアイテムは、ついついどこかに置いてきてしまうのですよね…そうなると今度は持ち物にシールを貼って忘れても拾ってもらえるようにして自衛したり(笑)。
今のバイト先では私物の文房具にはシールを貼って管理・使ったらすぐ仕舞うを実践しているので、失くすことはないのです。
過信せず・謙虚でいないといけませんね
しかし…1ヶ月程前に私物のカッターナイフが作業後行方不明になりました。
使ったらすぐ仕舞うを実践していると自負しているので、作業直後なのにどうやったら失くなるの?とその時は不思議で仕方なかったです(大げさですが神隠しっぽいと思ったのでした)。
とにかくないと困るので、今回は会社経費でカッターを買い、失くさないようにとマジックで社名を書きました。
前にも増して、使い終わるたびにすぐ元の場所に仕舞うようにしています。
どうせまた使うし…と思って置いたままにすると、逆に書類の下にいつのまにか移動していたりする経験も既にしていたので(笑)。
でも、出しっぱなしにするよりも、一度定位置に戻す方が結果作業が捗るのです。
人によっては非効率かもしれませんが、このやり方が自分にはフィットするようです。
なお、失くなったと思っていたカッターナイフは、先日作業していた部屋の机の下に落ちていました^_^;
探していた場所からそれほど離れていないのに、何故その時は見つけられなかったのだろう…でも、失くす時ってやっぱり無意識にちょい置きしたり落としたりしているものなんですよね。
やっぱり人のことは言えません>_<
自分だけが使うわけじゃないから…
片付け関係のコラムなどを読むと目にする機会が多いのがトヨタの片付けの話。
初めは製造工程のことだから関係なさそう…と思っていましたが、事務所での話もあって、当たり前だけどできていないことがこういうことって思います。
一人だけだと別に好きにルールを決めればいいのですが、大抵は複数で家庭・社会活動をするわけですから、自分だけがいいようにしてはダメですよね。
無駄な時間や経費を使ってストレスを溜めるよりも、みんながわかりやすくストレスフリーになって、結果余計な数を持たなくて済めばいいことだらけです。
しかし、実際に実行に移すにはメンバーそれぞれの「本気」も不可欠です。
やる前からがらんじめな方法ではなく、トヨタ式のような誰でもいつからでも参加しやすいやり方を事務所でも考えてみようかな…。
余談
上の片付けと少し話が違うのですが、読みかけの本が複数ある時にやってしまうのが、いつでも読めるようにベッドサイドに積み上げて置いたままにしたり、リビングに何冊かまとめて持ち込んだりすることです。
でも、なかなか読書がはかどりませんし、逆にストレスになってきています。
読まないなら、本棚や所定の場所に一旦戻すべきなのでしょうね^_^;
もしくは、その本がなければ読まなくて済むかも(本当に必要ならすぐ読むし)。
服も「洗濯前にもう一度着るかも…」と思って椅子にパッと置きっ放し、ということも昔はよくありました。
これも一時避難場所を設ける(といってもファブリーズをしてクローゼットの端にハンギングするぐらいですが)ことで解決しました。
理想はわざわざ片付けなくてもいい程の量のモノを所有することですが、そこに行き着くにはまだまだです。
また、つい焦っていろいろと知識も取り込もうとしてあれもこれもと考えてしまいがちですが、シンプルに今必要な分だけを一つずつ吸収する方が結果たくさん積み上がるのかもしれません。
片付けも、暮らし方も自分に無理なくこなせるようになりたいものです。