3年ぶりのスーツ着用シーン
先日、バイト先のボスより、お客様の決済（結構な金額が動く）の場での業務を命ぜられて、久々にスーツ（黒ジャケット＆パンツ）を着用しました。
前に着たのはコロナ前の2019年春以来なので3年ぶり？！そしてこのスーツを購入した当時、私は今よりかなり痩せていたのです。
なお、購入したのはセオリーリュクスで、通常のセオリーよりも対象ターゲット年齢も上（アラフォー以上）ということもあり、割と余裕を持たせた作りのものが多い印象があります。
で、ジャケットはともかく、ボトムスのサイズは32（7号より小さいのかな、メーカー＆ブランドにもよりますが）だったので当時自分でも「結構私痩せたんだ〜」と喜んでおりました。
しかし…その後ブクブクと太り出したので、正直ボトムスは1サイズ上を買っておけばよかったとすぐ後悔しました。
そう言いつつ、ボトムスだけはたまに穿いていたのですが^_^;
ま、今回も何とか入ったので良かったのですが、普段きちんとした服装をしていないので、スーツ自体にもなじみが薄くなっているのですよね（笑）。
正社員時代はスーツを着ることも多かったのですが、今はすっかりカジュアルスタイルオンリーなので、自分の目が慣れていない＝何だか気恥しいものです。
自宅でたまにはファッションショーのすすめ（笑）
服の購入を考える時などに、一人ファッションショーを自宅でやっています（他の皆様もされますよね？ね？）。
特に、初めて着るとか苦手意識のある服を克服するには、自分の目を慣らすことが非常に大事！と思うのです。
好きなものと似合うものが一致しない時に、諦めるという選択肢を捨てて乗り越えたい（着たい）！と思うと、それを着て出掛ける数日前から「準備」をしたものです。
不思議なことに、自分の中で違和感が少なくなると着ていける→着こなせる（あ、他人が見てどう思うかは別ですよ^_^;）に変化します。
何でもそうなのかもしれませんが、「練習」って大事ですよね。
本番で失敗しないためには、仕込みが必要なのですよね。
でも、今回のスーツのように、昔は得意！でも時が経てば自分の状態も変わってしまうし、過去の栄光にすがって後で恥ずかしい思いをしてしまう可能性もあるので、何もない時でもたまに抜き打ちテスト的にチェックするのはいいのかも、と思いました。
ところで、今までいわゆる「喪服」を持ったことがないのですよね、私。
もちろん喪服を着用するシーンも時にありましたが、黒の通常スーツで対応していました（会社がらみだと、スーツの方が自然だったりする）。
マナーというものに対して、百貨店出身の癖にこの辺りは懐疑的だったこともあり、余程の失礼がなければスーツでも十分、と思っていたのです。
そもそもマナーは自分がどうこうではなく、他人が不快と思うか思わないか（気遣い）が判断基準になるので、本当のところはどうなのでしょうか^_^;
でも、喪服も年齢・体型等の変化で実は若い時と年齢を経てからでは同じものを半永久的に着用できるかと言われるとそうではないのが現状。
それにこういうものにもそれなりのトレンドがあるのでやっかいですよね。
なので、私は恐らく今後も専用の服は持たない＝私にとっての捨てファッションの一つがセレモニー系アイテム、ということですね。
着こなしも「復習」や「抜き打ちテスト」で自習を
さて、結局は得意なアイテムに手が伸びるし、買い足す（買い直しも）のも得意なアイテムだったりする訳でして。
こういうものは、ある程度「正解」や「勝利の方程式」的なものが見えるので、多少こねくり回した「問題」が出て来ても解ける＝着ることができるor着こなせるのですよね。
そして失敗が少ないことで、買っても無駄になることも少ないから安心なのですよね。
難点は「いつも同じ感じ」とか、場合によってはトレンドから大きく乖離してしまうとか。
ま、今はファッショントレンドがそこまで大きい影響を持っているようにも思わないので、似合っていることの方が大事なのですけれど。
でも、個人的には同じテーストやアイテムが好きでも何かのタイミングで違和感を感じたらそれは変化を求めている・磨き直しの時が来た、ということなので早めに対応することを怠らないようにしたいです。
久々にスーツを着てやっぱり自分はスーツは好きなんだと思った一方、TPO色が強いアイテムゆえに着なくなると着こなしの「筋力」がグッと落ちるんだという怖さも感じました。
これからは暑くなるのでスーツを着るのは恐らく秋以降かと思いますが、ちょっとキレイ目の着こなしも季節のつなぎとして取り入れて次回のスーツ着用時に慌てないようにしないとね、と思った話でした。
【余談】
先日、ライダースジャケットとトレンチコートをファッション買取店に持って行った時に、実は今回話題にしたスーツも査定してもらったのです。
もしそこそこの値がついたら、思い切って手放そうと思ったのですよね（このスーツはそれほど着用していなかったので、生地の痛みも初見ではない状態）。
しかし、結果は上下で100円前後（ちょっと記憶が曖昧です^_^;）で「いくらなんでも低すぎ…（セレモニーシーズンでそこそこの価格が付くと思ったのでした）」と、心でつぶやきその店で売るのはやめました。
この時点で、スーツって今の世の中（コロナ禍以降特に）ではニーズが低い＆そうだったら着られるうちは着ておこう、と思い直したのです。
そして今回久々に着用する機会があったので、ちょうど自分にとって良かったのでした(*´꒳`*)
