多分4回目の福井来訪
↑メインタイトルに宮本さんを出しつつ、ほとんどは私の旅の備忘録なのですみません^_^;
私はそもそもインドア派で、旅は得意ではないのです。
でも、宮本浩次さんのソロコンサートツアーが全国各地で行われていて、そのいくつかに私も参戦することになったことで、急に遠方のお出掛けが増えたのですよね。
4月に2回も四国(徳島市・松山市)に行くとは思わず、でも行って本当に良かったと思っています。
↓【ライブ紀行③】徳島県徳島市←いつの間に紀行シリーズに?!
なお、宮本さんライブの第1回目はお隣りの大阪城ホール、2回目は地元・奈良市の開催で紀行レベルでもないのですが、2回だけのライブ参戦では物足りず、何とか行けそうな場所はないかと検討した結果、福井へ足を延ばすことを決めました。
当初は以上の3回で終了予定でしたが、その間に上記の③④に急遽行くことになったので、結果ライブ5回参戦(嬉しいです!)となりました。
今回のライブはGWでもある5/5(木)開催、天気予報も晴れということで旅日和となりそう。
電車移動でJR福井駅まで行くことにし、ライブ開演までの時間を観光に充てようと計画。
過去に福井の芦原温泉と東尋坊は経験済み(友人の結婚披露宴参加、会社友人との女子旅、母&兄家族との温泉旅行)ですが、私は致命的に記憶力が弱いようでして細かいことは覚えていないし、福井駅周辺は多分立ち寄っていなくて、永平寺は行った気もするようなしないような?と曖昧なのです。
ということで、本当に興味があるのは恐竜博物館なのですが(笑)、距離・時間的にそこは無理と判断し、永平寺と状況が許せば一乗谷朝倉氏遺跡まで遠征しようと計画。
5/5(木)当日は自宅から近鉄線で京都まで行きJR線で特急サンダーバードに乗り換えて福井駅まで。
私の座席は左窓側で、途中右方向に琵琶湖が見えて(しまった、右側の席を予約すればもっと良かった^_^;)、電車だと車窓の風景を楽しめてなかなか良いものだと感じました。
午前10時過ぎに福井に到着し、事前に計画した一乗谷から永平寺、その後会場入りを実現しようとバスの案内所で時間を確認したら、窓口の人に「その戻り時間だと永平寺に1時間ぐらいしか滞在できないですよね…」と言われて、これはひょっとしてもったいない周り方?と察し、時刻表案内をもらってとりあえずは一旦その場を離れました。
土地勘がないのは仕方ないとして、ではどうしよう?と考えました。
会場限定キーホルダーを買いそびれないよう16時ぐらいには会場に着きたかったので、今日は永平寺をメイン&空いた時間に福井駅周辺散策、明日朝から一乗谷に行くことにしました(なお帰りは高速バスで正午前には福井を発つ)。
そう決めると時間の使い方がはっきりしたので、永平寺行きのバスに乗る前に福井城址へ向かいました。
さて、私は日本史は割と好きなのですがそこまで詳しい方ではないので、福井県といえば松平家が治めていた場所程度の知識です(幕末だと水戸天狗党や松平春嶽の印象強し)。
福井駅周辺は連休中でも人出はそう多くもなく、城址の付近はとても静かでした。
樹々の緑が美しくて、遠くを見ると残雪のある山が見えました。地理には超疎い…
やっぱり北陸は雪国なんだなと思いつつ、街の中心に城がかつてあった(というか、今は堀の中に県庁が立っている)のが不思議な感じがしました。
そして、この辺りは太平洋戦争末期に空襲、その数年後に大地震で被災という厳しい歴史があったことを知り、そこから復活(市民憲章のモチーフが不死鳥、フェニックス通りやフェニックス・プラザ等の名前はそこが由来なんですね)したことにも興味を覚えました。ここに来なかったらそういうことをずっと知らないままでしたね…。
ちょっと感傷的になっていたらバスの発車時刻が迫ってきたので、急ぎ足でバスターミナルまで戻りました。めちゃめちゃ暑い当日の福井市、汗かきながら小走り
直通バスだと永平寺に30分程で着くので、電車に乗るより断然早いです(本数に限りがあるので出発時間はかなり限定されますが^_^;)。
永平寺に到着したのがお昼時でもあったので、ベタですがお蕎麦を食べよう!ということですぐ入れそうなお店で昼食。有名店は並ぶだろうと思いスルー
↓こういう時は、お勧めセット(そば3パターン)を食べるととりあえず名物制覇できるので便利ですよね。美味しかったです
お腹が満たされた後、数分歩いていざ門前に。
そこで記憶が蘇り…ませんでした( ゚д゚)…来たとすれば20年以上前なので仕方ないのかもしれません(当時お寺に興味がそれほどなかったからかもしれませんが^_^;)
こちらもとにかく緑が美しくて、そして威厳のある空気も感じました。
ミニマリストといえば禅、ここが曹洞宗(禅宗)の総本山と聞けばなお興味深いです。
お寺というと古めかしいイメージが先行しますが、こちらはそういった面ももちろんありつつも、修行僧の方々とすれ違うと鮮度というか現在進行形でここは動いているのだな、という感がしてきました。
なお、入口での検温はモニターで確認(イマドキ感!)、建物内は永平寺ネーム入りスリッパに履き変えて回ります。
先日、福井県にルーツがある地元の友人から「ぜひ傘松閣の天井絵を見てね!」と言われていたので楽しみにしていましたが、想像を超える繊細な綺麗さで感動しました。
こちらは昭和初期の著名な日本画家達によって描かれたものを天井に飾った大広間です。
時間があれば、畳の上に寝転がってゆっくり見たいところですが、誰もそんな行儀の悪いことをしていなかったので(笑)、私もすまして見学。
天井画だとバチカンのカトリックの宗教画を思い出しますが、日本画も繊細で美しくそして素晴らしい!
↓帰って来てからこういうページを見がちな私^_^;予習不足だったな〜
永平寺では修行僧の方々の食事・就寝場所である「僧堂」もチラ見することができました。
ここはお修行僧一人当たり畳1畳程のスペースが割り当てられているとのことです。こちら撮影NGでした←撮ろうとしたら注意されました、ごめんなさい^_^;
その各スペースはもちろん個室形状ではなく、何畳か分が横にずらっと並んでいて横同士の仕切りなどありませんから、プライバシーも当然ない(例えがうまくできませんが、畳ベッドが横にずらっと並んでいるような感じ?)。
こういうストイックでミニマルな場を見ると、最近買い物が増えた自分をちょっと反省したくなる気持ちに。
修行に集中するためには余計なものは必要ない(本当に必要なものは何?と問われている感じ)ということなのでしょうね。
他にも見所がたくさんありますので、興味ある方はぜひこちらにお立ち寄りください。
で、行かれる場合は1時間半〜2時間を滞在目安にされるとベターかと。
私の場合は食事休憩を除くと参拝だけで約1時間程(バスの出発時刻まで30分の余裕がありましたが、バス利用客が多いことが想定されたので、早めにバス停で待つことにした)で、主要部分を見るので精一杯。
寺の参道にあるお店等を見たり立ち寄ったりするのも息抜きになって良いのではないかと思います。
さて、バスで福井駅まで戻ってまずホテルにチェックイン。駅前にしておいて良かった〜
今回のライブ会場である福井フェニックス・プラザへ、えちぜん鉄道で移動(福井駅発→田原町駅着・徒歩1分で近い)、タイミング良く並ばないで無事に限定キーホルダーも購入できました。
↓あ、6月のバースデーコンサート告知ポスター!
↓今回はファイルを買いました(ずっと迷っていた)!
キーホルダーのカラーは青味のある緑(スケルトンではない)で、日本海の深い青と山林の緑を混ぜたらこういう色かな?と結論しました(本当はどうなのでしょうか?)。
開演時間まで2時間程あったので、空いた時間を利用して「養浩館庭園」まで足を伸ばしました。会場からは徒歩15分程の距離
ここは元々は松平家の別邸で、わかりやすく言うと大きな池がメイン・その水際ギリギリのところに館があるという造り。
ここで見る月はさぞ美しいだろうな…。
住宅街の中にこの庭園があるのですが、違和感なく周りに溶け込んでいました。
すぐそばには福井市立郷土歴史博物館があって(こちらへのセット入園料がお得)、時間があったのでそこも訪れました。
ちょうど源平合戦絵図の特別展等(小規模ですが)をやっていて、興味深い展示物もありましたよ。
そうこうしているうちにいい時間になってきたので、再び徒歩で会場まで戻りました。
なお福井市内のこの周辺は道がわかりやすく、方向音痴の私でもすぐ案内ができそうです(笑)。
戻ると入場を待つ結構な列ができていて(トイレ待ちが20〜30分とアナウンス)、収容が2000人規模だと何かと大変ですよね。
今回私はAゾーン席をゲットでき、5回目にして初めて肉眼で宮本さんの表情を見ることができるかもという期待にワクワクしていましたが、この会場のAゾーンがアリーナ席風で高低差がないのでチビの私には不利?!でもやっと1階席が取れたのですから贅沢は言ってはいけません。
私の座席の両サイドは2人ペアで左はご夫婦っぽい感じ、右は女性同士。
前列は母子ペア(お子様は小学生の男児?)で、お母様がファンでお子さんも連れて来られたのかな?と勝手に思っておりました。
【やっと本編^_^;】ライブレポート
毎度のことですが、ちゃんとしたレポートは今回も無理!ですので、断片的なことをこちらも備忘録的に。
前回(愛媛・松山)から2週間しか経っていないのに、やっぱり1曲目から私震えました^_^;
今までが米粒とまではいかなくても私が見る宮本さんのサイズ感が全長数cmぐらいだったのが、今回は前から17列目だったので(ちなみに小林武史さん側)、肉眼で宮本さんの表情が割と見える距離感でした。
前のお客様が立ってしまうと宮本さんの下半身はほぼ見えなくなるのですが、初めの2曲まではほぼ全員座っていたので全身を見ることが出来ました。
いや〜、想像以上に脚が細くてびっくり。本当にスリムなんだな
髪の毛は長いままで且つ前髪も伸びていらっしゃるので、髪をかき分ける仕草を何度も拝見できたのも良かった…。
特にルックスを重視して音楽を聴く方ではなかったのですが、宮本さんの場合は例外です(&ここはとても重要だったりする笑)。
歌声は序盤高音が出にくそうに感じたところもありつつも、フェイクや雄叫び系が今まで行ったライブの中でダントツに多い印象で、きっと早い段階でノリノリだったのではないかと思われました。
3曲目からは前方しか見ていませんが、観客もほぼ立ちっぱなしでした。
なお、前列の母子ペアの男児君が拳を上げるタイミングが慣れている感じ(なかなかやるな、お主!的な^_^)で、それを見ていてこちらも何だか嬉しくなりました。
私の左横・旦那様の方は、最初は冷静な感じで聴いていらっしゃったのですが、3曲目からはやっぱり立って、そのうちノリ出したのも微笑ましい感じでした。
私はライブハウスでのライブを見た経験がほぼない(若い頃に1・2回程度かな?)のですが、この会場は全然コンサートホールっぽくなくて、アリーナ席仕様だったこと・ステージの高さもそれほど高くないので、密度が高い感じがどこかライブハウス感を彷彿させていました。
だからデメリットは前方が総立ちだと全然見えないけど!状態になることですが、何とか隙間を見つけて宮本さんをガン見しようと必死になっていました(笑)。
2階席が実質ない(後方Bゾーンは傾斜あり)ので、宮本さんも上層を見る仕草もされていませんでした(と思う)。
そういうことで、会場のほぼフラットな作りも相まって、ノリが今までよりも自由な感じもして、曲終わりについ歓声のような声(どれも男性と思う)が時折漏れたりしていました^_^;
これは個人の感想なのですが、女性ファンは結構SNSで声出し厳禁や他会場でのNG例情報を得ているので、その辺りの配慮が徹底しているように思ったのですが、男性はあまりその辺りの情報をまめにチェックしていないが故の「ナチュラルな反応」が出てしまったのかな?と。
事前のアナウンス等で声出しNGと分かっていても、つい声が出てしまう程に感動したのであれば仕方ないのかな、なんて。宮本さんも注意はしなかったな
そして幸せな時間はどんどん過ぎていって、2部も終了。
アンコールまでの手拍子が、1部終了のそれよりも大きな音になっていたように感じたのは、お隣の旦那様が1部終了時はノーリアクション→2部終了時にはすぐ叩くに変化していたからかもしれませんが(笑)、会場全体が一つにまとまった感じ…これはフェニックス・プラザ大ホールという名の2000人規模の大きいライブハウスなんだ!
そして地元の方々も遠方から来た方々も一体化した福井ベイベー&エビバデ状態になっていました。←私も当然便乗して今だけ福井ベイベー(*´꒳`*)何だかあったかくて熱かった〜
アンコール曲前の宮本さん&小林さんトークタイムでは、小林さんが車で現地入りされたとおっしゃっていました。
バイタリティが凄いと思いつつ、そうでないと47都道府県を60歳超えて回ろうと思わないよね、この方も縦横無尽なのね^_^と感心しました。
今回も小林さんが福井で泳いだ話が出たやりとりで、宮本さんが「まさか海で泳いだの?」的な雰囲気を醸し出したことで小林さんが「プールだよ」的な返しがあったのですが、宮本さんのその素な感じ(天然ボケ)、とてもキュートでした(*´꒳`*)!
さらに小林さんは福井はとてもいい場所!とベタ褒めされていて、きっと福井県の方は誇らしい気分だったろうなと思いました。私も福井県民じゃないけど褒められた気がしましたもん
そうそう、お二人ともトークで「この会場はとても(ライブが)やりやすい」とおっしゃっていたのも印象的でした。
各地を回るコンサートツアーって、待っているお客様はもちろんだけれど、演者やスタッフの皆様も大変だけど楽しんでいるのかなと思うと、この一期一会がかけがえのないものなのだとより感じられます。
逆に、今までライブでそういう「思い」を持ったことががないことに気付きました。
もちろんそれまでに行ったライブでも感動はたくさんして来ましたが…宮本さんのライブはまた違う次元のものがあるのですよね。
なお、アンコールが終了して五人衆が捌けていく時、歓声のような声が聞こえたのですが、背が低い私には前方のお客様でよく見えず、舞台を見ると誰のかはわからないけれど白い腕がかろうじて見えました。
後ほどSNS情報で、宮本さんがジャケットを脱いでTシャツ姿になっていた時の腕がとても白かった(&そのジャケットを客席に投げるフリをした)というコメントを見てら、ああ私はそれを見たのか!と、なんだかとてもフェチ気分になりました(≧∇≦)。
翌日の三重・津の公演も最高記録的なコメントが小林さんから出たとのことで、福井であれだけ凄かったので、それよりもさらに?!と羨ましかったけれど、宮本さん五人衆もスタッフの方々もあれだけ毎回全力投球していたら更新しない訳ないよね、と納得。
このツアーもあと残りわずかとなりましたが、最終公演となる東京2DAYSはどういうことになるのでしょうか?
なお、ライブ終了後、宿泊する福井駅前の某ホテルに戻る前に、近場で晩ご飯を食べましたが、アルコール1杯で十分酔えました(笑)。結構疲労していた模様
↓何だか海鮮気分だったので海鮮丼を注文
↓生麩田楽も美味しかった
旅2日目は一乗谷へ
コンサートの余韻もあってよく眠れないまま(笑)起床、食事に行こうと靴を履いたら、なんと足がパンパン!でした。
昨日歩き過ぎ&ライブでほぼ立ちっ放しだったからなのですが、このまま歩くと間違いなく靴擦れも必至と思い、食事後コンビニで保護パッドを購入&早速貼ってみたら、ちょうど痛いところがカバーできました。
宮本さんのインスタでも一乗谷朝倉氏遺跡のことを語られていて(行ったことはないけれどかなり興味があるご様子)、やはりここには行っとかないと٩( 'ω' )و!と気合を入れて。
↓駅前の恐竜像と駅舎の壁にも恐竜が描かれてします。前日はここで写真撮影している人が多かったのですが、朝早いこともあってシャッターチャンス♪
↓ん?リアルな恐竜像の中に恐竜のゆるキャラたちも
さて一乗谷へは路線バスで移動、これまた運行ダイヤは限定されていますが、8時ジャストに乗って所要時間約30分程です。
なお、降車のバス停は「復元街並」ですが、その手前のバス停で降りた方が朝倉館跡を巡るのに効率的かもしれません(私も降りてから気づいて歩いて戻りました)。
復元街並の開場時刻は9時なので、早い時間に到着した場合はこのよう付近を散策する時間に充てると上手に時間が使えると思います。
それにしてもこういう跡地に来ると、いろいろと想像しますよね…400〜500年程前はここが繁栄していたと聞くと、松尾芭蕉の「夏草や 兵どもが 夢の跡」の句を思い出します。
芭蕉のこの句自体は朝倉氏のことを詠んだ訳ではないのですが、今の自分があるのは直接的ではないけれどこういった歴史の積み重ねがあってのことと思うのですよね。
命の価値も、ものの考え方等も今の尺度で測ると理解不能&とんでもない時代だったかと思うのですが、当時の人々も現代と感情面ではあまり変わらないだろうなと思うと、ちょっとセンチメンタルになりました。
この周りは緑が美しく、手入れも行き届いていて見ているだけで気持ちの良い場所でした。
↓朝倉氏遺跡のシンボルでもある唐門
↓唐門の中から外を見た図。写真では分かりませんが、前方の山々の緑が美しかった…
↓唐門の前の水路では錦鯉がたくさん泳いでいました(餌をもらえると思ったのか一斉に寄って来てびっくり)
↓朝倉館跡、ここでたくさんの人々が暮らしていたのか〜
↓朝倉氏遺跡を散策、この日も朝から暑かった!
↓季節の風景 | 福井市文化遺産より画像をお借りしました。
唐門です。冬は雪が積もって大変なのでしょうが、写真を見ると風情があって素敵です…
↓こちらは復元町並の中。ここも人が暮らしていたのか…気分はタイムスリップ
なお、ここでも歩いたので足がさらにパンパン、気持ちに反して足は辛かったです^_^;
まさか今回はこんなに歩くとは思わなかったので、読みが甘かった自分が悪いのですが、旅するならばスニーカー等の歩きやすい靴じゃないとダメですね。ローファーだったんです、今回履いたのは
ゆっくり散策するならばここも2時間は欲しいところですが、帰りのバスの時刻が10時で実質滞在時間は約1時間半でした。
↓記念を兼ねて、限定のジンジャーエールを飲みました。美味しかった〜
足の痛みはさらに増していましたがもう一踏ん張り、帰りの高速バスまでの待ち時間を利用して駅から近い史跡である「北の庄城址」まで歩いて行きました。
この周辺は駅からそれ程離れていなくて、飲食店等もたくさんあり整備されている印象。こちらに限らず、福井市街地って派手さはないけれど清潔感がありますよね^_^
この辺りは、戦国大名の柴田勝家(お市の方の旦那様でも有名)が織田信長に命ぜられて一乗谷から人材も含めて移動させて、ここを新たな拠点として整備したそうです。
その後豊臣秀吉→徳川(松平)がこの地を治めてさらに発展させ、それが現在の福井市のまちづくりのベースになっているということを踏まえると、歴史ってやっぱりすごいなと(語彙力なし^_^;)改めて感じました。
いや〜、それにしても福井県ってすごいな!
私の住んでいる奈良県も古さでは負けないけれど、ここ福井は恐竜の化石も出てきちゃうぐらいもっと古いし(笑)、奈良・京都の都と古くから縁が深いようだったし、お城にグルメ(越前ガニ食べたい)、幕末〜明治に活躍した志士やお殿様や学者系の方も多数輩出しているのですよね。
そうそう、岡倉天心(フェノロサの通訳者でもあった)の実家が福井だった(ご本人は横浜生まれ&育ちだそうです)とは知らなかったです。
日本文化を救った米国人フェノロサ~法隆寺夢殿で何百年も続いた封印を - BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)
岡倉天心といえば古美術、古美術といえば宮本浩次さん…ちょっと関係してきませんか?(*´꒳`*)
奈良県民としては、法隆寺をはじめとする文化遺産を救ってくれたとも言えるフェノロサ&岡倉天心には足を向けて眠れませんね(てへっ)。
ということで、慌ただしくではありましたが今回の福井の旅はこれにて終了しました。
↓5/5(木)約14km・5/6(金)約8.5kmとめっちゃ歩いたな〜(というか、普段歩かなさ過ぎなのです。5/2は奈良市界隈を友人たちと散策したのでいつもより歩いたな〜という感じでした)
それにしても、宮本さんはじめとする縦横無尽バンドの五人衆って体力あると思いません?移動だけでも体力消耗するのに、あれだけの歌唱&演奏を、時に連日開催するのってすごいです(小林さんは水泳までしてしまうからなんて元気な60代)。
それに同行するスタッフの方々や関係者の方々も同様に大変ですよね…感謝しかないです。
さて、私も少しは福井の経済に貢献できたかな〜?
旅が苦手なことは今後も基本変わりがないと思いますが、目的が明快だとフットワークが軽くなれたことが地味に嬉しくもあります。
あとは6月に東京(でのライブ)に行けたら…と密かにチケットの当選を願う今日この頃です٩( 'ω' )و