1年ぶりの福井来訪
昨年のGW、私は久々の福井を訪れていました。
メインの目的は宮本浩次さんのコンサートの福井公演。
天候にも恵まれ、とても充実した旅でした。
でも、まさか1年後の2023年5月3日(水・祝)にまた福井県を訪れることになろうとは(笑)。
今回は、元祖・私の推しである小田和正さんのコンサートツアー「こんどこそ、君と!!」の初日に参戦ということで、会場のサンドーム福井を訪れました。
※正確な所在地で言うと、ここは越前市とのことですが、最寄りの下車駅は鯖江駅。
まず、なぜ福井公演に行こうかと思ったのか?をログしておきたく。
私は今まで小田さんのライブは地元(大阪や神戸)に参戦してきましたが、宮本さんのソロコンサートツアーで遠征に目覚め(笑)、小田さんのライブがあれば遠方でも参加してみたいと思っていたのでした。
↓こちらは昨年(2022年)7月、大阪城ホールの思い出。
なんといっても長年の私にとってのアイドル(って呼ぶのはアレですが^_^;)ですから、できるだけ生の声を聴ける機会を持ちたいというファン心理です。
さすがにあちこち行くという訳にもいかないので、比較的近隣である福井と、いつも行く大阪と、ツアー最終公演のある横浜をエントリーをしたのでしたが、この福井公演以外はことごとく落選。
ここ最近、小田さんのライブチケットが当たらなくなっているのが通常運転みたいになっているのも切ないですが、小田さんのライブ初日に行く経験は今回が初めて。
先日、エレファントカシマシの35周年アリーナツアーの初日に参戦(横浜アリーナ)して、初日の独特の緊張感が結構衝撃的で、演者も観客もある意味同じテンションを共有できる機会を小田さんライブでも得たく、かなり楽しみにしておりました。
今回の旅は、ライブ参加のみの弾丸日帰りでして、行きは京都経由で久しぶりに新幹線のこだまに乗って米原駅(降りるのは初めてと思う)で特急しらさぎに乗り換えて鯖江まで。
鯖江駅到着前の車窓からサンドーム福井が見えました。←結構鯖江駅から離れているのね^_^;
とりあえず開演まで2時間程あるので、喫茶店にでも入ろうとサンドーム福井方面に向いて歩いていると、こぎれいなカフェを発見。
まさかこんなところで(失礼^_^;)スペシャルティコーヒーが飲める店があるの?!と思いましたが、この日はメニューは本日のコーヒーに限定(タンザニアとおっしゃっていました)、でもとても飲みやすかったです。
しばしここでくつろいだ後、サンドーム福井に向かって歩き出しました。
鯖江と言えば「めがね」の街ということで、めがねの意匠がちらちら。
会場入口手前にツアートラックが3台並んでいて、ちょっとした撮影スポットになっていました。ファンサービスみたいな感じだと思います。ありがとうございます。
今回のツアーグッズの中に、ツアーメンバーのイラストがデザインされたTシャツがあって、その中にはサポートメンバーだったベーシスト有賀啓雄さんが小田さんの隣りに配されていました。
私が昨年7月に行った大阪城ホールでのライブでは、有賀さんが体調が悪いため(腰を痛めている、ということだった記憶)座って演奏されていて、同年10月の神戸公演では体調不良で降板されていたのです。
なお現在、ベースのサポートメンバーは吉池千秋さん(小田さんのソロ初期のサポートメンバー)が参加されています。
あ、サポートメンバーと言えば、金原ストリングスの金原千恵子さんは、エレカシ35周年ツアーで何度も素敵なプレイを聴かせていただいたので、また演奏を聴ける(しかも小田さんの時はコーラスの歌声も^_^)のもひそかな楽しみです。
さて、今回の席ですが、久々に自力でアリーナ席が取れました。
↓感想コメント入り(笑)
現地に行かないと花道やステージとの距離感がわからないなと思っておりましたが、アリーナに入ってみると思った以上に花道に近かった!
歌声を聴くのがメイン!と言いつつも、お顔がより見える方がやっぱり嬉しいんですよね(*´ω`)。
あなたに「また」会えてほんとうによかった( *´艸`)
開演時間の17時を少し過ぎて、オープニング映像からスタートするのは前回と同じ。
サポートメンバーが入場し最後に小田さんが花道に登場すると、会場は総立ちに!みんなで小田さんたちを迎えたい!という感じが溢れ出てまくっていました。
元気そうな表情の小田さんを見て、観客みんなも安堵したと思います。
小田さんは冒頭MCで「楽しくやっていこう」、そして「この会場のどこかで有賀君も観ていると思います」的なことをおっしゃって…胸にグッとくるものがありました。
ちょうどこのライブがある数日前に、ファンクラブ限定DVD「LIFE-SIZE(小田さんの1年間の記録をまとめたもの)」が到着して早速観たのですが、その最後でも有賀さんについても触れられていました。
昨年はコロナ禍でのレコーディングシーンやツアーの様子がメインで、いくつかの場面で私は泣いてしまいました(初めてと思います)。
ちょっと元気がなかったり、年齢から来る弱音っぽい発言があったこともそうですが、表に出て来ない小田さんたちの苦悩もちょっと想像できたからです。
そういうことで、期待以上に不安感の方が勝っていたんですよね、今回。
でも、そんな不安はまたも打ち砕かれました。
だって小田さん、去年のツアーよりもパワーアップしていたんです、初日なのに!
細かい内容はネタバレになるので私のブログでは書かない方が良かろうよ、ということで、参考にセトリ等を書いてある記事を↓
今回は、マスク着用条件は残っていましたが声出し解禁だったので、小田さんの望みでもあった「みんなで(声を合わせて)歌おう」が実現できたライブとなりました。
私は個人的には小田さんの声を聴きたいので、観客が一緒に歌うお約束曲以外は黙って聴く派なのですが、今回は割と歌ってしまった(笑)。←もちろん、声の大きさの調節はします
そして、40年近くやれなかったことを実現してしまいました…それは、小田さんへの声掛け。
今までは「小田さーん!」と声を掛ける人をうらやましく思っていたのですが、自分がするのは野暮というかなんというか、タイミングが難しいからやらないでいたのです。
でも、今回は座席が花道に割と近かったこともあり、何度も小田さんがその前を通られて、周りの観客も声掛けしていたので、まぎれてやっちゃいました。
今だ!という感じではなく、自然と顔を見たら声が出た、という感じですっとできたので、もうそれで満足です。
なお、アリーナ席だったこともあって、スローテンポやバラード調の曲以外はほぼ立ちっ放しで聴いていました。
立たないと見えない、というのもありますが、小田さんと一緒に盛り上がりたい!の気持ちが皆さんも勝っていたと思います。
それに応えるかのように、小田さんは終始元気そうに見えました。
声の張りも、初日だけどすごくあったと思います(多分、昨年の公演より始めから飛ばしていたんじゃないかと)。
時に曲の入りでミスってやり直し(とある曲ではミスの後やり直し前に「ダイジョウブ」って小声で自分に言い聞かせるようなコメントをされていたのがかわいかった)もあって、逆にそれが人間味があって。
私の中では、小田さんは完璧主義の極み、弱みなど見せない人のイメージが長きにわたってあったのですが、歳を取ることでだんだんそんな角は取れて、今はそういう弱いところも見せてくださるのもファン的には嬉しいと思うのですよね。
前回ツアーでは叶わなかった、「こんど、君と」を、声を合わせて歌うことができたのは本当に嬉しかったなぁ。
↓「声を合わせてあの歌を いつかみんなでまたうたおう♪」の歌詞が実現しました!
これは自分への備忘録でもありますが、懐かしのオフコース(2人時代)の曲も歌われて、その曲を聴いたときに自然と涙が出ました。
小田さんが歌うラブソングはやっぱり格別で、そんな恋愛をした訳でもないくせに主人公気分になってしまうという^_^;
でも、こういう涙は流しても気持ちが良いもので、スッキリしました。
そして、いつもそうなのですがあっという間にライブは終わりました。
約2時間半、24曲をがっつり歌う…75歳超えなのに、すごいスタミナです。
バンドメンバーの方々の演奏ももちろん素晴らしかったし、この会場のドーム構造の良さもあるのか音も良く、照明もシンプルですが効果的な演出だったと思います。
そうそう、いつもありがたいのが、会場設置のモニターで小田さんたち演者の様子がリアルタイムでずっと映し出されていることです。
小田さんはビジュアルで売っているわけではないですが(笑)、表情や演奏しているところやステージ&花道を動き回るところをしっかりと見たいのですよね( *´艸`)。
小田さんのライブは包み込まれる多幸感があるのですが、今回は「より楽しかった!」という感想を持ちました。
久々に声を出して歌うとか、嬉しそうな小田さんたちを見てまたこっちも嬉しくなるという相乗効果のおかげと思います。
宮本さんやエレカシライブに参戦して、私もできうる限り全身を使ってレスポンスすることに慣れたので、今回ぼっち参戦でしたが拍手も腕振りも頑張りました(笑)。
そのせいか、心地良い疲労感があって、帰りの電車の中で飲んだビール1本(サッポロ黒ラベル←宮本さんファンならわかりますよね?)でふわふわしちゃいました。
旅の計画は早めにした方が安心
実はライブ当日の朝、家を出る直前で往復の特急チケットをネット予約したのです。
もっと早くに予約すれば、鉄道各社の4月値上前よりも安く購入できたのでしょうが、帰りはともかく行きは特急に乗らなくてもいいか、と思ったんですよね。
でも実際前日ぐらいになると、乗車時間の長さが急に気になって。
それにGWだと人出も多いし(実際京都駅は混雑)、万一電車の遅延があったら困ります。
そうなると、現地に早めに着いてお店に入っておく方が安心ということで。
もっと早く特急予約すれば希望の時間帯のものに乗れたなだろうなぁという反省も。←新幹線を使わず、京都→鯖江乗換なしのサンダーバードに乗れたら安いし楽だった
福井公演は2日目も参加したかったのですが、GW中の仕事予定がギリギリまでわからなくて、チケットエントリーを決断できない&割と早い時期から福井周辺のホテルは予約が取れない、のダブルパンチでこれは無理だなとあきらめたのですよね。
過去の遠征の時も思いましたが、足と寝泊り場の確保は結構重要で、特に地方の公演の場合は、チケット抽選の時点で念のためホテル予約も同時に入れておく等した方が良いのかもしれません(もちろん必要がなくなれば速やかに予約キャンセルしておくことも)。
さて、5月の後半は小田さんの大阪公演(大阪城ホール)に、年上の友人と参戦します。
↓私が乙女化した思い出のライブで初参戦した友人です♪これをきっかけに小田さんライブにハマってくださった(笑)。www.icelifestyle.site
こちらは両日ともファンクラブ先行・ローチケ先行・一般全て落選で、最後の望みをかけた立見席を購入、これをもって私の小田さんのツアー参戦は終了です。
追加の追加公演があれば嬉しいですが、こればかりは小田さん達の健康面や諸々の事次第、ですよね^_^;
でも福井公演初日でのエンディング映像に小田さんからのメッセージがあったので、なんとなく何かが起こりそうな気もするのですが( *´艸`)。
↓最新曲「what's your message?」もライブで演奏してくださいました♪フジテレビの夏ドラマ「この素晴らしき世界」も楽しみですよね^_^