LIVE MY LIFE BE FREE!

自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

再愛コートにしよう、INVERTERE(インバーティア)のダッフルコート。

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じゃあ一体いつ着るの?

冬の楽しみと言えば「コートを着ること」。

仕事でファッションアイテムに関わっていた時代は特にそうでした。

一体今まで何着のコートをとっかえひっかえ購入していたのでしょうか…ひどい時は1年に3着以上しかも数年買い替えているぐらいだった記憶。

もちろんその当時も「これは一生もの」と思って買ったコートもありましたが、飽きてしまう気性ゆえそのほとんどを手放しました。

現在手持ちのコートは4着、その中のダッフルコートは一番の古株(購入したのは10年前?。)

www.icelifestyle.site

購入した当時は今よりも断然痩せていたこともあり、野暮ったく見えないジャストサイズである32サイズを見つけた時は嬉しかったな…。

実際に被ることはないけれどフードのデザイン、厚手のヘリンボーン生地(意外と柔らかい)であることも決め手でした。

気に入り過ぎてこのコートは色違い(紺)も持っていましたが、グレーの方がコーディネートしやすくて、最後は姪っ子に押し付けました(笑)。

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あれから時は流れ…やっと気に入った1着に巡り合えた…と思っていたのに、ここ数年は着ることがほぼない開店休業状態に。

これはクリーニング代をケチった(+着用頻度が少ないのにクリーニングに出すのは生地にも良くないし)、そして着たい気分の欠落。

とは言え、他のファッションアイテムより愛着があったことで手放す勇気もなく、「いつかまた着よう(年を取ってからの方が着たくなるかも♪)」と思っていたのでした。

 

そんな2023年冬のある日、ダッフルコートを家で試着してみたら…あれ、ちょっと小さい?!いえ、いわゆるジャストサイズなので、着ることは全然できますが、最近のオーバーサーズのフィッティングに比べるとタイトであることは否めません。

また今年も出番なしか…と思ったのですが、このままだと「ダッフルコートを着るおばあちゃんの将来像」もないよ、と。

つまり、加齢による体型変化も考量すると、おばあちゃんになったらダッフルコートを着たくても着られなくなる可能性の方が圧倒的に高いのです。

であれば「今すぐ着よう!」という結論に。

 

インバーティアのコートって

最近、「ジョシュアエリス」のカシミヤストールが出回るようになりました。

showtell-online.com

イギリス産のカシミヤストールのブランドといえば、ジョンストンズが圧倒的に知名度が高いと思いますが、ジョシュアエリスのそれは、ジョンストンズよりも気持ち厚みがあって、肌あたりがさらに柔らかい気がします(個人の感想です)。

チェック柄についても伝統的なモチーフが豊富なジョンストンズより、ジョシュアエリスの方が配色が大胆なものも含めて面白味がある気もします。

↓もちろんすてき。伝統あるイギリス王室御用達ブランド。

johnstons.jp

 

若干ウンチクめいた話ですが、ジョシュアエリスはイギリスの老舗テキスタイルブランドでして、昔々エルメスのコート生地にも採用されたことがあるという話を耳にしたことがあります。

私はマニアではないですが、この生地を使って作られたインバーティアのコートの存在を知ったとき、どこで売っているのか探し回った思い出があります。

いわゆるセレクトショップのメンズでの取り扱いが多くて、レディースではなかなか見つけられなくて苦労しました。

と、ちょっと過去を振り返りましたが、今インバーティアのダッフルコートは驚くほど価格が上がっています。

私が購入した時でも正直お高いなあ…と思っていましたが、このまま円安が続けば当時の2倍近くになる日も近いことでしょう^_^;

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↓ジョシュアエリスの生地を使っているオールドイングランドのダッフル。昔チャコールグレーを持っていましたが、こちらももう一人の姪っ子にあげました。今思うと、サイズ感はこれの方がゆったりしてて…残しておけばよかった笑。今はここもゆったりシルエットなんですよね。

elleshop.jp

↓メンズ中心になりますが、インバーティアのダッフルコートについて詳しいブログたち。

standard-made.jp

slowjam-japan.jp

moat-web.com

 

そんなこんなで、ダッフルコートをスタイリングのローテーションに加えることに決めました。

大部分では「(元を取り切らなきゃ)もったいない」というよこしまな気持ちもありますが、そもそも服は着てあげないとダメになるんだな、そして活用しても持て余すならば、その時が本当にさようならのタイミング、という思いです。

 

自分にとっての「旬」を逃さずに

ダッフルコートはトラッドアイテムということで、インに合わせるものもトラッド風味が良いと思いますが、実際のところはいつもと同じタートルニットにデニムというシンプルなものです(手抜きとも言う^_^;)。

こういうのはおしゃれなショップの男性販売員さんのコーディネートを参考にすると良い感じだろうなと思いますが、重ね着って結構面倒くさいのです。

そんなズボラの救世主は、巻物(マフラーやストール)との組み合わせ。

ダッフル自体はグレーの単色なので、チェック柄を差し込むことで変化を。

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靴も、時期的にはブーツ一択ですね。

このコートはオーバーサイズ仕様ではそもそもないので、ローゲージニットだと今の私では腕はパツンパツン(笑)昔はそうでもなかったように思うのですが^_^;

でも、ダッフルって暖かいので、インに厚手のものでなくても意外とイケます。

薄手のニットで心もとない場合は、ユニクロのウルトラライトダウンベストorジャケットを仕込むのもありです。

そ、着ぶくれしないコーディネートという風に考えると、ジャストサイズのコートでも問題はさほどないのです。

 

しかしつくづくファッションにおける「自分の旬」ってあるんだなと再確認しました。

「いつか着るだろう」という根拠のない望みを秘めてアイテムを寝かしておくよりも、じゃあ今着ればいいじゃない!と決めてガンガン活用した方がスッキリしますね。

もしかしたら、もっと前から着ておけば良かったのかもしれませんが、気づいた時がベストタイミングという風に切り替えて。

皆様も、シーズンだけど休眠中の服があったら…とりあえずは今着てみませんか?