お風呂リフォームしてぼちぼち1年
実家に戻って来てから行ったのが、LDK(昨年夏)とお風呂(昨年晩秋)のリフォーム。
お金があれば色々他にもやりたいですが、家族も母と私だけ、自室は寝るだけということで、自分にとって費用対効果が高いと思われるこの2つに絞りました。
オシャレなディスプレイをするのもいいのですが…飾るのは上手ではないし、掃除が面倒…そう、何より面倒な方が先に立つタイプなので、できるだけ自分にとって余計なモノを足さないリフォームにしました。
今回は、お風呂のリフォーム1年を迎えるにあたり、良かったと思うことを書き記します。
お風呂場の掃除をするのは誰?を考えた
私にはパートナーがいないのでこの辺りはよくわからないこともありますが、よく聞くのが「お風呂は男性の方がこだわる」らしいということ。
統計を取った訳ではないので、本当はどうか?ですが、キッチンは女性が使う場所のイメージもあり、奥様やお母様がこだわる場所だと推測します。
で、お風呂は男のロマン?なのか、歳を取るほどくつろぐ場所としてのニーズが高まる場所と思われます。
若い女性や美容へのこだわりの強い女性はお風呂でのビューティケアは必須と思いますので、ミラーや高機能シャワーは譲れないパーツでしょう。
でも、最終的に考えておかないといけないのは、お風呂をいかに快適に保つか?…つまり、掃除をいかにしやすくするのか?にあるのではないかと個人の感想ですが思っています。
自分がティーンエイジャー時代(笑)、お風呂掃除のことなんて考えていませんでした。
たまに汚れが不快な時は渋々洗いましたが、お風呂上がりに浴室内を拭き取るなどという発想は当然持ち合わせていませんでした。
祖母は自分のケアアイテムは洗面器に入れて持ち込む派(今思うと先進的なばあちゃんだった)、母親は気にしない派(というか、共働きで忙しすぎて掃除に手が回らない)、父&兄の男衆は掃除の概念などなし…(しかもお風呂入るのが嫌いだったと思う)…そんな一家でしたから、私も祖母に倣って自分用のお風呂グッズは持ち込み派でした。
結局その後も、自宅お風呂への愛情はZEROのままでした。
毎日ちょいちょい掃除したくなる環境へ変える
今まで過ごした住まいでのバスライフ経験を踏まえ、また意見を言う人も自分以外いないので、自宅のお風呂リフォームは自分の意見をほぼ100%叶えました(母よ、すまないね^_^;)。
まずは、お風呂場は昔ながらの作りゆえスペースがそもそも狭い!ので、使う色は白オンリーに、ツヤのある壁ではなくマットな壁にすることで、水滴が見やすい&拭き取り忘れが起こりにくいようにしました。
それから、鏡をつけませんでした。
鏡に付いた水滴に含まれる成分が頑固な鱗状態になって、除去するのに苦労した経験があったので、ここは私としては重要、母も鏡不要で合意。
これで掃除の手間がずいぶん省けています。
そして収納スペースを極力排除。
母親も自分用のケアアイテムを入浴のたびに脱衣場から持ち込む形にしてくれました。
私ももともと持ち込み派だったので、自分が使うクレンジングや洗顔やスペシャルケア系のコスメは必要に応じてMY洗面器に入れて自室からお風呂場へ。
但し二人が共用で使うオールインワンシャンプーとボディソープ(マジックソープを使用)は、取り付けたタオルバー付きラックに常設しています。
リフォームの際、業者さんからはカウンターや収納スペースを当然のように提案されましたが、これらのパーツって実は汚れが溜まりやすい(見えないところが)ので、全部要らないと即答しましたが、タオルバーだけは必要と思ったのでした。
ちなみに我が家はパナソニックのオフローラでリフォームしましたが、パナソニックのリフォームのパーツに、タオルバー兼収納スペースタイプがあったのをショールームで確認して、これだけは値段が上がってもつけようと決めました。
このデザインだとお風呂上がりの拭き上げも楽チンで、水垢汚れもかなり防ぐことが出来ます。
ここには上記のシャンプー類と共に体を洗うナイロンタオルとシャンプーブラシ、洗面器、スキージー、母用泡立てネット、掃除用スポンジを置くステーション的な使い方にしています。
色味は白を中心に、シャンプーは詰め替えず容器のまま、マジックソープは残量があわかるように透明ボトルにすることで機能を優先。
なお、ここで使っているハンギング用のフックは無印のものですが、引っ掛けておくと乾きも早いので気持ち清潔かな、と自己満足(本当のところはどうなんでしょう??)。
なお、お風呂のドアにはバスタオルバーをつけました。
ここにはお風呂上がりの体拭きタオル(我が家はフェイスタオルで体を拭いています)を掛ける以外に、拭き上げの時に使うスポンジワイプを引っ掛けています。スキージーはお風呂の中の入れています
意外とリフォームの標準装備ではバスタオルバーがついていないこともあるので、リフォームの際は最終チェックをお忘れなきよう…。
できるだけ長持ちさせたい
以上が主に我が家(というか私だけかも^_^;)のケースでしたが、お風呂に何を求めるのかが大事ですよね。
そもそもはお風呂に入る自体に求める機能(ジェットバスや保温、乾燥機能などなど)をどうするのか、そこにかかる予算とのせめぎ合いと思います。
私も、お金とスペースがあったら…また違うリフォームになっていたように思います。
掃除がしやすいということだけでなく、くつろげる機能や流行りのバブルバス機能や照明、窓や隣接する脱衣スペースも含めたリフォームを行なっていたと思います。
ま、もっと広いお風呂がいいな…という欲求に対しては、近所にある銭湯に行くことで解決できています。
しかし今この年齢で、今の自分の価値観で…という意味ではちょうどいいリフォームになったと思います。
今後は母を介護するようになったら座る椅子を置くとか、手すりは付け足さないといけないかもとか、ヒートショックのことも考えないといけないのかも…などと改善点はまだありますが、まずはできるだけ機能はミニマルにしておくことで楽ができる体制を作りたかった望みが叶い、毎日のちょいちょいケアも継続できていることを喜んでおります。
なお、お風呂の寿命はどれぐらいなんだろうと思いますが(前のお風呂は作ってからなんだかんだで約40年)、パナソニックさんのHPでは
Q.お風呂の寿命。実際どのくらい持つ?
A.こまめな掃除やお手入れで20~30年使用することは可能です。
しかし、その間に一部の機能が故障したりすることもありますので、早めにリフォームを検討されることをおすすめします。
と書かれています。
人生100年と考えると、20年後は68歳、30年後は78歳…その頃の自分はどうなっているのでしょうか?リフォーム費用もかかりますし…
そういうことを今考えても仕方ないので、とにかくマメなケアとメンテナンスで少しでも長持ちさせたいものです。
それと、今のところやっていて良いと思うケアは防カビくん煙材を使うことです。
2か月に1回の頻度で行っていますが、カビは発生していません。
↓公式HPよりお借りしました
私、完璧お掃除はできない派なので「簡単にできることを習慣化する」ことでごまかしていることは否めませんが^_^;…カビ発生を防ぐには天井の拭き上げも本来行うべきでしょうが、これを使っていることで見て見ぬふりをしています。
でもできるだけ年末の大掃除をしないで済むように、また機器の故障が起こらないようにクリーニング&ケアをしていこうと改めて思いました。