久々のLIVEに出かけました
コロナ禍の今はたくさんの「制約」があるけれど、心を癒すのはなんだかんだで不要不急にカテゴライズされがちな芸術やお笑いなどの人が生み出すエンターテインメントだったりします。
で、私は小田和正さんが大好きで、今で言うならば「推し」なのですが、10代の多感な頃にその声(実を言うと顔もなのですが^_^;)に心をグッと持って行かれてしまってから早40年近く経ちます。
↓5人から4人になったオフコースについての記事の切り抜きです。多分これは1984年だから小田さん(左ページ写真の右上)が30代後半。記事が出た頃の私は中学2年になる前でした。この年のバレンタインデーに、あの「笑っていいとも!」に小田さんが出演したという…^_^;←明石家さんまさんからの紹介でしたよ。
2019年の小田さんの神戸でのLIVEで、我が人生において小田さんに一番近づくことができた(わずか数十センチの距離!)「ご褒美」がありましたが、またLIVEに行けたらなあ♪と思っていた頃が嘘のよう…。
そんな中、小田さんがこの夏ちょこちょこ野外イベントに出演するニュースを見ては、なかなか地方に行くのはハードルが高いと思っていました。
しかし!奇跡的にバイト先からも近い場所にある大阪城ホールで開催される「RHYTHMTERMINAL ~ Arch of THE MUSIC ~」に出演されるというニュースが。
↓画像はリズムターミナル公式サイトよりお借りしました
そうなると、俄然行きたい!欲が出まして、ネットでチケットを先行予約したら無事当選。
スタンド席で少し残念でしたが、直接聴ける貴重な機会をもらえてそれだけでも幸せ!と思い、その日が来るのを実は水面下で楽しみにしていました。
小田さん以外にくるり、森内寛樹さん、宮本浩次さんも出演されるということで、こういう形式のLIVE自体が私には初めてなのでそこもワクワク!
そして9月1日を迎え、いつもより早く仕事を終えて向かうは久々の大阪城ホールです!
あの声は「神からのギフト」だと思う
歌の上手い人はそれこそ数多くいるけれど、小田さんの声ってあの骨格だから出せる奇跡の声だと思うのです。
小田さん自身は、高音で歌う時はただシャウトしているだけとかおっしゃっていて、確かにオフコース時代から、映像で見ると大抵目を瞑ってシャウトして歌っていることが多いです。
クリアというより実はちょいハスキーボイスな小田さんの声ですが、昔に比べてキンキンとした緊張感のあるハイトーンというよりも使い込まれた楽器が出すような味のあるハイトーンに変わったような(飲み物に例えるとワイン?)。
ネットで小田さんの発声について分析している記事があって、それを読むと専門用語がいろいろ出てきて逆によくわからないのですが、小田さん自体は発声を学んだ訳でもなさそうなので、シャウトしていてもあの神がかったキレイな声なのですよね…なんなのでしょう。
余談ですが、この前観た「マツコの知らない世界」で平原綾香さんが小田さんの歌声を"「君を愛している」それを伝えるためだけにこの星にやって来た方”と評していていましたが妙に共感しました^_^;
もう私はその声に長年洗脳されているようなものなので、テレビをぼーっと見ていても急に曲がかかるとすぐ反応してしまう(笑)よくコントとかで「ラブ・ストーリーは突然に」がかかるパターンあるある〜
そういう訳で、とにかく生で声が聴けること自体がものすごいイベントでして、今回はいわゆる声援ができない条件ですが、その分聴くことに徹しよう!と挑みました。
LIVE終わりました…
あっという間にLIVEは終了…と言っても、出演された方々のそれぞれの演奏は素晴らしく、濃い時間でしたしパワーに圧倒されました。
このようなアーティスト共演型のLIVEは初だったのですが、他のアーティストのことももっと知りたくなる!ということで自分の世界も広がるような気持ちになりました。
くるりは意外とMCトークはほぼなく、じっくり聴かせてくれましたし、森内寛樹さんは中性的なハイトーンにびっくり&歌うま〜!(宮本さんについては後程書きます^_^)
さて、ここからは小田さんに絞って。
詳しいことは他の方々がSNS等に書かれるかもと思うので割愛しますが(LIVEレポート苦手^_^;)、小田さんのLIVEを観たことのある方には共感いただけるのではないかということを書きます。
それは…小田さんの歌声を十二分に感じられた!ということなのです。
大阪城ホールの音響が意外に良いのかもしれませんが、声援がない(拍手はあるけれど)ことがこの結果を生んでいるような気がしたのです。
大抵「ラブ・ストーリーは突然に」やオフコース時代のヒット曲の一つ「Yes-No」を歌う時に、小田さんはセンターの舞台から離れて観客席の通路を歩きながら歌うのですが、その際観客の方に歌わせたり、会場の皆んなと合唱的な流れになったりするスタイルがデフォルトで、当然歓声も大きい!みたいになっています。
でも、今回はそういうパフォーマンスができない前提なので、一体どういう感じなんだろうと思っていましたが、その曲たちが今回演奏された時は、フルバージョンを小田さんの声で聞けた喜びに変わりました。
所々は小田さんが敢えて歌わないような場面もありましたが、客席からの声援のないことが決してマイナスではない、という感想を私は持ちました。
声を出さなくても、身振りや拍手という表現で聴き手が精一杯で応えるスタイルでも、演者さん達に伝わることを信じて我々も「念」を送っておりました٩( 'ω' )و!
なお、私はやらなかったのですが、立ち上がって腕を上げて聴いている方もすごく多かったし、めざましテレビのテーマ曲でもあった「今日もどこかで」では、観客席が暗い中、スマホのライトをペンライト代わりに揺らしている方がびっくりするほどいて、それはそれは幻想的な感じでした。
当日演奏されたのは
たしかなこと
キラキラ
言葉にできない
Yes–No
今日もどこかで
でした♪( ´▽`)
小田さんがMCで「まだまだ(コロナ禍で)大変だけど頑張ってね」的なことを話されて、うんうんと心で頷きつつ、また小田さんのLIVE会場でいつかどこかで再会したい!と思ったのでした。
おまけ・宮本浩次さんにもグッと来た
さて、小田さんは私の中で存在だけで殿堂入りしているので言わずもがなですが、今回のイベントで一番いい意味でのギャップがあったのが宮本さんでした。
そして恥ずかしながら、ファーストネームは「こうじ」ではなく「ひろじ」と読むことも初めて知りました^_^;
それまではテレビの歌番組の時のイメージ(クセつよ系)が邪魔していましたが、生で観て&歌声を聴いてそういう偏見がすっかりなくなりました。
とにかく楽しそうに歌われていて、パフォーマンスから目が離せないと言いますか^ ^;
本当に歌うのが好きなんだろうな〜50代だけどどことなく少年っぽいのもなんだかイイ(*´ω`*)
MCで、オフコース時代のレコード(時代ですね^_^)も聴いていらしたことをおっしゃっていて、宮本さんでもオフコース聴いていたのか!と驚き(でもなんだか嬉しい)ました。
今回はソロのカバーアルバム曲やエレカシの曲などを歌われていて、聴いたことがない曲もありましたが引き込まれましたね〜(*´ω`*)
なお、その日の演奏は以下の通り(通達かいっ)※曲名知らないものもあったので、ネットから情報収集しました。
夜明けのうた
異邦人
悲しみの果て
ロマンス
P.S. I love you
sha・la・la・la
冬の花
今宵の月のように
ハレルヤ
ということで、見事に「ツボ」に入ったのでしばらくヘビーリスニングします٩( ᐛ )و