割とライブ三昧の日常
梅雨のなんとなく憂鬱な期間も、楽しみにしていることがあれば結構乗り切れそうな感じです。
ということでまたもライブ関連の話です(最近はブログの主旨が笑)。
コロナ禍でもライブ参戦を結構しておりましたが、今年(2023年)に入ってからも回数を順調に重ねております。
1月 宮本浩次さん(東京)
3月 エレファントカシマシ(横浜、東京)
4月 エレファントカシマシ(名古屋2日間、大阪2日間)
5月 小田和正さん(福井、大阪2日間)
…既に10回も出掛けている!自分でも改めてびっくり(;´∀`)
↓その参戦記録のログ。
正社員時代だと、小田さんと安室奈美恵さんのライブぐらいしか記憶がないし、ツアーがなければ全くライブに行かない年もあった訳で。
今は時間の自由が利くようになったことも大きいですが、何よりライブは音源とは別物だ!と思うようになったのは宮本さんのソロを観てしまったからなんですよね。
その時にしか共有できない空間で過ごす経験はまさにプライスレス。←いや、参戦費用は間違いなくかかっていますが^_^;
ということで、今回は小田さんの大阪でのライブに参戦した話、です。
チケットが取れない!でも行きたいから!
まず、福井がツアー初日(ツアー初日参戦も多分初めて)だったのですが、小田さんは今年(2023年)の9月で76歳ということで、普通に考えても後期高齢者ですから、コンサートツアーをやっている時点ですごいことなんですよね。
2時間30分程の時間を、ギターを弾きながら歌い(ギターって結構重くないですか?)、ピアノでも弾き語り、そしてアイドル並みの花道を歩きながら&時には走りながら歌う…それが仕事だといえばそれまでですが^_^;自分だったらカラオケで続けて数曲歌えば喉だけなのにしんどいので、体を鍛えていないとできないことですよね。
ましてや1万人規模のアリーナツアーですから、小田さん含め演者・スタッフの方々のの緊張感も半端ないことだと思います。
私にとって歌う姿は昔から修行僧の如きストイックな小田さん(思わず拝みたくなる^_^;)ですから、参加できるライブには行きたい!でもチケットがここ近年なかなか取れないというジレンマ。
若い世代やライトなファンが増えている証でもあろうかと思いますが、何回でも行きたいのが古参ファンの心理(そういう私もオフコース後期なので本当の古参の方からすれば違うのでしょうが)。
宮本さんソロの全国ツアーのおかげで遠征への抵抗感はなくなりつつあるも、お財布とも相談すると、移動のコストが抑えられる近場でのライブは絶対行きたい!のに、ファンクラブに入っていてもチケット抽選で撃沈。
一般売りでも同じ結果で、何度エントリーしても当たらず正直諦めモードになりましたが、情報収集するとなんと「立ち見」ならチケットが販売されているとのこと。
宮本さんやエレカシのライブだと、ずっとスタンディングしてても違和感がない(ロックがベースですし)けれど、小田さんの場合はスローテンポやバラード系だとじっくり座って聴きたいところです。
でも贅沢は言えないし、立見席ですら早い者勝ちの状況でしたので、大阪城ホールでの公演2日間のチケットを購入しました。
ま、後日談として、ローチケではゲリラ的に通常席(S席とか)販売があるようですが、この辺りは判断が難しいですよね…いつでもチケット購入のためにPCやスマホの前で待っている訳にもいかないし、買える保証もないですし。
今回も最近ずっと一緒に参戦している年上の友人と行くので、立見席でも楽しむぞ!の心意気で臨みました。
立見席、まずは会場前に並ばないと!
5/23(火)・5/24(水)の2日間共に天候に恵まれました。←割と雨女なんで
開演時間は18:30だから早く行き過ぎてもということで、1日目は早めの夕食がてら16時頃に会場に着くスケジュールに。
立見の場所の指定はチケットには記載がなく、とりあえず現地で受付を確認しようとまずは立ち見の方が並んでいるあたりを見たところ、結構お待ちの方の数が多いことにビビりました(最後尾の看板を持つスタッフさんがいたのでそれでわかりました)。
コンサートによって、立見の並び方等は異なるので、今回は小田さんの場合という注釈ですが、立見の場所は2階の一番後ろのゾーンで、ブロックの指定がある訳でもないので、並んだ順に入場、好きな場所を選んで陣取るというある意味民主的な形です。
もう、立ち見の時点で諦め感があるので(笑)、別にどの場所でもいいだろうということで、私たちは並ばずにご飯を食べに行きました。
入場したのも遅めだったので、立ち見ゾーンに上がった時もそこまでこだわらずにスポット照明機材のある柱のそばを選びました。
大阪城ホールの上層は何度も経験があるので、小田さんたちの姿・表情は大型モニターで見たらいいか、と思っておりましたが、実際に始まると前方で並んでいる同じく立ち見のお客様が動いたりすると見えにくく、翌日は立ち見でも前の方(座席のすぐ後ろ)で、センターステージが見えやすい場所を選ぼうということで2人の思いが一致し(笑)、その日のライブを終えました。
2日目は昨日の状況をみて早め(14時過ぎ)に並ぶことに。
友人持参の折り畳みのミニ椅子のおかげで入場までの時間も体的に楽で、おやつを食べたり、先に並んでいらっしゃったお客様(名古屋から一人でお越し)と小田さんのことを話したり。
その方は久々の小田さんのコンサートに来たとのことで、学生時代にオフコースのコンサートに行ったお話もしてくださいました。
その時に、「その頃大好きだった『愛の唄』が聴けたらいいなぁ」とおっしゃっていて。
ちょっとここでネタバレですが、実は「愛の唄」はこのツアーのセトリに入っていて(ということで1日目も演奏されていた)。
この曲、私が初日の福井で聴いたときに思わず涙が流れ出たのですよね…。
「愛の唄」が収録されているアルバム「ワインの匂い」は、オフコースが小田さんと鈴木康博さんの2人だった頃の作品で、個人的には名盤と思っていて、今でも全編聞くと切なくなりますね…小田さんの声も、ブレイクした頃の強い張りのある高音というよりも繊細な優しさを感じます。
↓簡潔かつどこか文学的な詩に大人っぽさを感じていた中2の頃を思い出します。
きっと、その方は「愛の唄」を生で&時を超えて聴けたことを喜んでいらっしゃたのではないかと思います( *´艸`)。
やがて立見席の入場時間が到来&ルールを守って会場内に入って目指したのはセンターステージの正面あたり。
なんだかんだでセンターで小田さんがとどまることも多いし、会場全体を見渡すにもバランスが良いので、そこを目指して場所を確保。
開演までは時間があるので、その間に軽くおにぎりを食べて(もちろんホール内から出た休憩スペースで)、準備は万端。
折り畳みの椅子のおかげで、待っている間はそれに着席しておりました。
※なお、簡易椅子の持込規制がなかったので使用しておりましたが、今後どうなるのかの保証はないので、持ち込みの場合は事前に確認した方が良いだろうなとは思います。
ま、いざ開演すると、結局ほぼスタンディング状態で終盤まで過ごしました。
アンコールはいつも通り2回ありましたが、1日目と2日目では曲目が変わったものもあり、その両方とも好きな曲でこれまた良かったです。
両曲とも、小田さんから「大丈夫」「頑張ろうね」というメッセージのような感じだから余計に沁みます。
あ、メッセージと言えば、新曲の「what's your message ?」もアンコールで歌われていました。
鈴木京香さんが主演予定だったドラマの主題歌ですが、降板した彼女のへのエールのような思いも乗せて歌ってくださいました。
小田和正 what's your message ? 歌詞 - 歌ネット
↓若村麻由美さんが代役となられましたが、楽しみにしてます^_^
今回のツアーではマスク必須ですが声出しはOKだったので、結構小田さんへの声掛けが良く聞かれました。
個人的には声掛けってタイミングを外すと演者の気が反れるのでは?と思いつつも羨ましいのですが^_^;小田さんはもう慣れっこなのか、「はいはい^_^」と歓声を受けたり嫌味なくスッと流したり。
でも、とあるオフコース時代の楽曲をピアノで弾き語りされる際、直前に集中力が欠けたのか弾き間違いをされたのです。
声掛けが直接の原因ではないと思いつつも、ピアノ弾き語り前はできるだけ集中できるように声掛けが静まればなぁとは思いました。
小田さんと言えば、私の中では(オフコース時代からのファンだと多くの方もそうかな?)キーボーディストなのですが、ソロになってからはギターの比率が上がっているので、とても希少なシーンでもあるのですよね。
元々オフコースの1982年の武道館コンサート(もちろん映像で、ですが^_^;)でキーボードを弾く小田さんが王子様のように見えてドキン子した自分にとっては、鍵盤で歌う小田さんが今でもカッコいいと思うし大好きです。
余談ですが、ソロになってから再評価された「言葉にできない」は、ピアノでの弾き語りスタイルがデフォなのですが、今回のツアーでは(2022年「こんど、君と」ツアーに引き続きですが)オフコースバージョンでのアレンジで、小田さんもより思いが乗っかかる感じがして、その分小田さんにも結構なプレッシャーがかかっているんだろうなと。
ま、演奏で間違っちゃうレアな小田さんを見られるのもライブならではのハプニングであるとも言えるのかもしれません(間違うことで、逆に親しみや人間味を感じるみたいな)。
そして、昔はCD音源と変わらない・もしくはそれ以上のハイクオリティで歌う小田さんが好きでしたが、今はできるだけ楽しく元気に長く歌い続けてほしい、何ならそんなにたくさんの曲数を歌わなくてもいいぐらいの気持ちになっている自分もいます。
昔は小田さん自身が50代を過ぎても現役を続けているとはと思われていた時期もあったようですが、一般人である自分にとっても50代以降の小田さんは勇気づけられる存在です。
ライブから帰ると、歌が良かったなという気持ちと同時に、自分ももうちょっと頑張らないとなぁと思わせてくれる人生の師みたいな。
結局、私にとっての小田さんはいつも前を走っていて、その背中を見続ける存在なんですよね( *´艸`)。向かい合ったら乙女化して記憶が飛ぶし(笑)
そしてまた旅に出る
こうして2日間の小田さんのライブが終わり、これで小田さんの今ツアーもラストか…と思っておりました。
が、しかし!ファンクラブ先行で落選し、ダメもとでイープラスでエントリーした横浜公演の最終日(8/2)が当たりました!
なお開催場所は横浜アリーナです。
横浜アリーナは3月のエレカシの35周年ライブで初めて訪れたのですが、まさかその数か月後にまたそこに行けるとはびっくりです。
そして実は明日6/12も横浜に行きます。
それは…宮本さんのバースデーライブが横浜のぴあアリーナMMであるからです(笑)。
↓チケットは立ち見も含めて完売!行けることがありがたい♪
宮本浩次 Birthday Concert 2023.6.12 at ぴあアリーナMM 「my room」
— 宮本浩次Official (@miyamoto_hiroji) 2023年5月12日
2023年6月12日(月)
神奈川・ぴあアリーナMMhttps://t.co/JmTCktTEob#宮本浩次 #宮本浩次myroom pic.twitter.com/Oswt0uGuf6
昨年(2022年)に、その宮本さんのバースデーライブ参戦で上京した際に、小田さんの故郷である横浜・金沢文庫に行きましたが、それまでの人生で横浜に行くことは数える程しかなかったのに…自分でも笑えます(*'ω'*)。
↓小田さん聖地巡礼スポットの一つ。それまで行ったことがなかった小田さんのhometown!
ま、理由は何にせよ、出掛けることで自分がドキドキワクワクできることが幸せです。
そのために、労働してお金も稼がねば!なのですが(笑)。
なお、7月には松任谷由実さんの大阪城ホールのライブにも参戦します。
これまた年上友人と一緒&立見席なのですが(笑)、ユーミンのコンサートもいつかは観たいと思っていたので、今から楽しみです( *´艸`)。