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自分にとっての心地よい暮らしのあれやこれやを綴ります。

心を奪われたエルメスのスカーフ「始まりの歌」。

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スカーフの思い出

私は巻物が好きで、ストールやスカーフは昔結構所有していました。

今はかなり処分して減りましたし使う頻度も減っていますが、持っているだけでも何だか幸せな気持ちになれるのですよね。

 

さて、スカーフを使い出したのは大学生の時。

紺地に白の水玉模様のスカーフにフェイクパールネックレスを合わせるという、当時の鉄板コーデでした。コンサバ~

そんな頃、祖母が海外旅行のお土産で買って来たのがエルメスのスカーフでした。

祖母のファッションセンス、当時の同年代の女性の中ではずば抜けていて、色や柄が結構大胆なものでも使いこなしていたのですよね。

おしゃれな祖母が選ぶものは、私にとってはちょっと難しくて。

しかも目が肥えていないのに「流行っているから」という理由で「買ってくれるならこの柄の、この色がいい!」と注文を付けるように。

↓ヒドい娘(私のこと)の話

www.icelifestyle.site

 

そんな私が、社会人になってから祖母にエルメスのスカーフをプレゼントしました。

自分で言うのも何ですが、なかなかいいチョイスをした!と思える柄&配色でした。

しかし、その後すぐ祖母はがんに罹患、一度は手術で回復に向かうも再発し寝たきりになって、そのスカーフを使うことはほぼなかったのでした。

私は祖母のお棺に、そのエルメスのスカーフを一緒に入れました。

今だともったいないから形見にするとか言って納棺しないでしょうが^_^;その時は祖母にプレゼントしたから、向こうの世界があったならそれを付けて欲しいと思ったのでした。

 

その後に買ったスカーフ

30代に入ってからは、スカーフよりもストールの方に興味が移り、スカーフを購入する機会はぐんと減り、さらに40代の捨て活を経て残したのは、マーガレットハウエルの黒白水玉のサイズ違い2枚と、エルメスの柄物4枚。

よく使うエルメスの小さいサイズのバンダナ柄は、偶然エルメスの公式サイトで販売されていたものをスッと買うことができてラッキーでした(なかなか手に入らない柄のようです)。

↓結構昔の記事になりましたね

www.icelifestyle.site

 

ただ、最近はスカーフを使うことの方が珍しくなり、スカーフはもうこれ以上要らないだろうと思っていたのです。

が、しかし、最近の推しである宮本浩次さんのファッションコーディネートを見ているうちに、久々に私のファッション魂にも火が付いてきたようでして。←人のせいにしてますね^_^;

特にモノクロファッションが気になる一方で、逆に色味も欲しいなと思うように。

でも服で失敗したらショックも大きいものです。

きれいな色を着たいな〜と思っても、そのデメリットを想像して踏みとどまっております。

 

そんな中、先日業務で大阪方面に外出した時に、気まぐれで立ち寄ったエルメスで陳列・ディスプレイされているスカーフを見ていたら…とある柄にロックオン。

エルメス公式サイトよりお借りしました。在庫があるのがこの配色だけのようですがキレイだな〜

シンガーが舞台で生き物や植物のことを歌っているような、ファンタジーだけどバイタリティも感じる柄です。

店頭で見たのはこの配色ではなく違う配色でしたが、それはそれは美しかったです。

このスカーフに惹かれたのは、宮本さんのソロライブを5回も観てしまったことも大いに影響していると思われますが、単純にスカーフ柄に「楽しそう!」という感想を持ったのは初めてでした。

その時は店も混んでいて、販売員さんに接客してもらうことは無理と判断し、とりあえず帰って来ましたが…すごく気になる柄。

ネットで調べてみると、今年2022年春夏の新柄で「始まりの歌」と名付けられたものとわかりました。

オブジェの秘密
ソフィア・アンドレオッティとエドワール・バリボーがデザインしたのは、歴史に名を遺した女性たちのの創造力溢れるエネルギーに敬意を捧げるカレ。シュメールの神官にして史上初の詩人とされるエンヘドゥアンナ、画家のフリーダ・カーロ、ミュージシャンのパティ・スミス・・・。それぞれの時代を象徴する彼女たちの世界観、自由な精神は、現代のアーティストたちにも変わらず刺激を与えてくれる存在です。幕が開いたステージの上、ロックシンガーの女性はそばにギターを置いたまま高らかにこの世界を歌い上げます。マイクからほとばしる大自然の息吹。鸚鵡や蝶が飛び交い、猿が軽やかに跳躍します。インドの細密画やメキシコの伝統的な織物など、時空を超えて工芸の粋を集めたようなカレのなかで、歌声は天高く舞い上がるのです。

エルメスオンラインブティックより引用>

うーん、ロック歌手ですって!…何だかディスティニーを感じました。

パティ・スミスってこの方ですよね。

www.sonymusic.co.jp

この時代のファションアイコンでもあり、中性的な美しさを感じます。宮本さんにも通じる白シャツ&スリムなボディ

www.elle.com

ja.wikipedia.org

BUYMAさんより画像をお借りしました。配色バリエがすごい

でも、エルメスに限らずインポートブランドは軒並み値上げが続いていて、昔買った時はもっと安かった(カレ90で4万円台だった記憶なので、すごい前^_^;)と思いつつも、ちょっといろいろと考えました。

最近、自分を甘やかしすぎているので、財布のひもを締めないと老後が…なんて思っている割にこうなのですから笑えますが。

それにしてもこの柄が気になるのは、ひょっとしてこちらの影響も?!

↓この曲のジャケットイラストにシンパシーを感じました。

www.universal-music.co.jp

 

このスカーフが公式サイトでもほぼ完売で、メルカリやラクマなどのサイトや質屋・並行輸入系で何とか在庫があるかな?という状況ですし、価格も定価よりも安いものもあれば逆に上回るものも混ざっていて、何を判断基準にすればいいのか迷います。

配色もちょっと迷いましたが、ファーストインプレッションでいいと思ったものを、ラクマ(出品がラクマ公式ショップとありました)で選びました。怪しくない程度にお得感のある値段だったので

購入後、楽天に同ショップが出店していたのを見て、そっちで買えば楽天ポイントが付与されたのですが、まあいいか。

ただ、色味がモニターとどれぐらいの差が出るのかわからないし、新品とはいえこの目で見るまではそうかどうかもわからないし、こういうものは返品原則不可ですからドキドキの購入となりました。

 

見ているだけでもテンションが上がるスカーフ

届いたスカーフですが、箱と購入先である国内の百貨店の直営店名が書かれているカードも付いていてホッとしました。

オレンジの箱を開けてみると…グレー・白・ベージュがベースで、アクセントカラーの朱赤(画像よりもオレンジ味のある色でした)・ベビーピンク・アクアブルーでトータルバランスで見ていい塩梅の配色でした。

↓全体画像はBUYMAさんからお借りしました。



薄いピンクが私の密かな憧れカラーでして、このぐらいの分量だとピンクが悪目立ちしなくて使いやすいです。

スカーフは、縁かがりの色や四隅の配色・デザインが結んだ時に思わぬ効果を生むものですが、これもそれぞれいい感じです。

↓女性シンガーとギターのモチーフ…これが決め手でした。

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↓動物・虫・植物・装飾物のディテール、時にキモ可愛い柄もあるけれど、見ていて楽しくなります。左上の画像、分かりにくいですが「Le premier chant」とあり、これが「始まりの歌」と訳されたのですね〜。ふむふむ

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今まではカウボーイ巻きをすることが多かったのですが、このスカーフは全体の柄が楽しいので、思い切って大胆に身に着ける(対角線で折って、フワッと掛けるレベルですが)のが良さそう。

服だとこういう柄物は絶対着られない!と思いますが、スカーフだと平気なのは何故なのでしょうか。

外でデビューする前に家の中でコーディネート練習は必要ですが、スカーフは冷房・UV対策にも使えそう。

 

今回はオークション・フリーマーケット形式のサイトで初めて購入しましたが、逃してしまったアイテムを探すのに便利な世の中になったな〜と違う点でも感心しました。

もちろん、本物かどうかの不安はすごくありますが^_^;並行輸入品の購入は経験あるので、それと大きく変わらないかも。

自分が逆に出品するかどうかについては、まだいいかとは思っていますが(面倒の方が先に立つ)。

ますますリアル店舗で購入するメリットがどこまであるのか?と感じたこともログしつつ、コスト回収すべくたくさん使おうっと。