クリーニングに出す?出さない?
先シーズンの秋冬物はほぼセルフクリーニング済み。
でも、カシミヤ素材のストールをクリーニングに出すかどうか迷っていたら、なんと梅雨入りしてしまいました^_^;
ストールって、クリーニングに出すとコストが結構かかってしまいます。
そして宅配クリーニング等の「〇点で〇〇円」という方式だと、ストールだけだと逆に割高になるような気もして。
でも先日、「私、家でカシミヤストールを洗ってますよ」という方のお話を聞いて、セルフクリーニングする方に気持ちがぐんと寄りました。
洗濯機の「ウールコース」や「おしゃれ着洗いコース」でウール系のアイテムを洗うことは今では割と普通かと思いますが、カシミヤを洗うとなると、ファッションブランド公式では「(洗濯機で)洗えます」と謳っているものはそうはありません。
ということで、セルフクリーニング(水洗い)は自己責任の範疇であるということを強く認識して。
ま、実はそれまでにもカシミヤシルクのストールを洗濯機で洗ったこともあったし、ミーレ洗濯乾燥機(通称「ミレ次」)の能力を試すにもいい機会かも!ということで、まずは古株のブラックウォッチ柄と黒のストールを洗うことにしました。
↓ミーレ公式の記事
洗濯乾燥機からストールたちを取り出すと、「ああ、これは大丈夫だわ!」と確信できた仕上がり。
あとは自然乾燥…室内用の物干しとサーキュレーターを使います。
↓乾燥機にかけないアイテムの平干しや大物を乾かす時に便利なのです(*´ω`)
風を当てながら乾かすことで乾燥時間も短くて済みました。
個人的感想ですが、セルフクリーニングだと仕上がりがふわふわで、ボリュームが増した気がします。
そして翌日、他のストールも洗って気分もスッキリしました。
↓【写真上】左:ウールのコース(38分)、今回は水温20℃で設定 中:ウール&デリケート素材用の洗剤を投入 右:洗い上がり直後(しかも濃い色と薄い色を一緒に洗う私^_^;)。
【写真下】左:乾燥は3分、乾かすというより水分を抜く感じかな。 中:乾燥後は程よく水分が抜けています。 右:タワー型物干しにふわっと掛けて、サーキュレーターの風を送ります。今回はカシミヤシルクのストールも一緒に洗いました。こちらは薄手なのでワイヤーに吊るして干しています。なおサーキュレーターは無印良品の旧型。
もちろん、ドライクリーニングの方が水洗いよりも素材保護等で適していることも理解できます。
例えばウールのコートのような重衣料を家で洗う勇気はないですからね^_^;うまく使い分けをしていこうと思います。
それぞれのメリット・デメリットがありますし、セルフクリーニングはやはり「自己責任で!」と念押ししておきます。
↓クリーニング専門店のサイト記事はふむふむ…と思う内容があって読みごたえがありますね。こちらはそんな一例。
↓ミーレ公式の読み物も興味深いです。
劣化することも含めアイテムを愛でたい
服や服飾品に限ったことではないですが、モノは必ず使った時点で劣化に進んでいきます
私たちもある意味同じですが、経年劣化よりも経年変化と思えるように老いていきたい(笑)。
貴金属系以外の服飾品のほとんどは経年変化を楽しめるものではないのですが、使うごとにくったりして来たり、肌になじんでいく等、自分にとって「気の置けない関係」になれる感じがしますので、最終的には「モノに愛着を持てるかどうか」という話なのでしょう。
これは価格の高低だけの問題じゃないのですよね。
歳を取る毎に管理能力を超えるアイテム数を保有するのは大変です。
特に重衣料やストール系のアイテムは今あるものを大事にしつつ、所有数を増やさないように自重しなくては…。