人生でこんな日が来るなんて!
インドア派な私ですが、推しである小田和正さんと宮本浩次さんが出演するなら選択肢は一つしかねえ!ということで「ap bank fes '23 〜社会と暮らしと音楽と〜」に参戦しました。
↓以下、公式サイトより画像をお借りしました。
・Bank Bandメンバー
小林武史 (Keyboards) 、櫻井和寿 (Guitar & Vocal,Chorus) 、小倉博和 (Guitar) 、亀田誠治 (Bass) 、河村“カースケ”智康 (Drums) 、山本拓夫 (Sax,Flute) 、西村浩二 (Trumpet) 、四家卯大 (Cello) 、沖 祥子 (Violin) 、イシイモモコ (Chorus) 、小田原ODY友洋 (Chorus)
・7/15(土)出演アーティスト
【Bank Band with Great Artists】小田和正 / Salyu / 真心ブラザーズ / 宮本浩次
【Band Act】Mr.Children
【Individual Act】Anly
3日間開催のうち、私と友人たち計4人(地元では関西友人3人&はてなブログ友人)は初日である7/15(土)の参加で、まずは掛川駅で待ち合わせて12時台のシャトルバスに乗っていったのですが…これまたどえらい人数ゆえに乗車待ちの列が延々と続くという^_^;
天気は曇り時々晴れということで、猛暑の中ではマシだったのですが、普段外に出ないこともあって結構体力使うな~という感想。
なんだかんだでバスには乗れましたが、つま恋リゾートのバス降車エリアに到着してからも結構歩きます。
入場の際は、腕にリストバンドを装着するのですが、意外と紙素材(と思う)だったのでへぇ~と思いました(もっと重厚なものかと思っていた)。
入場後もまたまた歩いて、ライブエリアに到着&今回私たち関西メンバーはゆったりエリアを選択していたので、場所を確保してから遅めのお昼ご飯。
私たちが食べている途中で、ライブはスタートしてしまいましたが、フードのエリアでも演奏は割としっかり聴こえてきてました。
その時に流れてきたのが小田さんの「緑の街」のカバー。
初めて生で櫻井さんの歌声を聴いて感動(そしてこの曲を取り上げてくださってありがとう、Bank Bandの皆様)。
櫻井さんは「超メジャーのすごい人」の認識で止まっていたのですが、やはり櫻井さんの声ってパワーがあるからスッと心に届いてしまう…でももう別推しの入るキャパはないので(笑)、努めて冷静に聴きました。
なお、今回変な気合いが入っているので、いつも以上に文章が長いことをご了承ください(笑)。私の日記なんで自由と言えば自由なんですが^_^;
Mr.Children、すごいなやっぱり(; ・`д・´)!
さて、私がトイレに行っている間に、ミスチルのアクトが始まりました。
私はミスチルの初期のアルバムしか聴きこんでいないのですが、たまたまヘビーリスニングしていた曲が演奏されてラッキー!
ゆったりエリアはステージからかなり離れているため、スクリーンでお顔を確認する状態でしたが、櫻井さんの笑顔がなかなか素敵で。
そりゃ櫻井さんモテるわ…そしてあんな感じで歌うんだ…(*'▽'*)想像通りと言えばそうなのですが、ライブで聴くと思った以上にその声に惹かれました。
櫻井さんってモノマネをされやすいアーティストの一人かと思いますが、やっぱり本物は違う(って当たり前ですが)。
MCも含めて安心して聴いていられるし、高音もすごく出ていました。
確かボイトレもされているということを聞いていたので、努力の人でもあるんですよね。
その後もいろいろ歌われたのですが、にわかの私は予習をしていなかったので、何の曲かわからなかったのがちょっと悔やまれましたが、ミスチルファンと思しき人たちの真似をして腕上げたりしてちゃっかり楽しみました!
あ、このフェスの客層ですが、意外にも若い人が多い印象です。
というか、体力ないと野外フェスってハードル高いですよね^_^;
そして親子(お子さんがまだ小さい)でフェスに参加していたり、大学生っぽい男子たちのグループも結構見かけました。
私の中で国民的人気のグループであるサザンオールスターズとB'zとミスチルは男性ファン比率が高い(もしかしたら過半数男性じゃない?)と思っているのですが、年代も幅広いんだなぁと感心しました。
おそらく、親御さんがジャスト世代で、そのお子様たちがそれを聴いて育ってファンになるという感じなのかな。
そして逆に、宮本さんや小田さんのアクトの時の反応ってどうなんだろうとちょっと心配に^_^;
きっと盛り上げてくださるのではないかと。
さて、初めて宮本さんを観たフェス「リズムターミナル」では、小田さんがトリではなかったので、今回も小田さんが先に出てくるんじゃないか…宮本さんが先だとまた「おそろしい子」状態で場の空気が変わっちゃうし(笑)と予想していました。
↓私の中の価値観が変わるきっかけになったフェス!
そして、小田さんと宮本さんがBank Bandを介して共演するのかも?!という期待もありました。
推しと推しの競演…泣いてしまうかもしれないと思いながらこの日を迎えたので、Bank Bandのメンバーがステージに登場して小林武史さんが話を始めたときにドキドキしました。
「すごい人をお呼びしたいと思います」←え?やっぱり小田さんよね( *´艸`)?
「宮本浩次さん!」←ズコッ!いや、いいんやで、それで(´艸`*)
…ということで、宮本さんが登場~!
宮本浩次さんはやっぱり期待を裏切らない!
おなじみの白シャツ&黒スキニーで、髪は先月のバースデーコンサートの時よりも伸びていい感じのレングス、そしてうっすらヒゲ次さんで、つまりは安定のカッコよさでした( *´艸`)。
【1】今宵の月のように
ソロのコンサートツアーとは違ったピアノアレンジのサビフレーズから入りました。
メジャーな曲だから、ワンフレーズ歌うだけで周りからも「フ~」という声が漏れて^_^。
いきなり盛り上がる曲だったので、つかみはOK!
【2】悲しみの果て
エレカシ純正バージョンではなくコバタケさんと一緒バージョン(最後にサビをリフレイン)で。
これも大抵みんなが知っている曲だから盛り上がりました。
さっきまでミスチルファン?と思っていたお客様がノリノリだったので、ひっとすると実は宮本さんファンだったのかもしれないですが^_^;
宮本さんがいつも通りに初めからパワー全開で歌っていて、会場がみるみる熱くなるのがわかりました。
エレファントカシマシ - 悲しみの果て[Official Video] - YouTube
【3】冬の花
(多分ここでMCだったかな?)お招きいただきありがとうございます、すごい歌を歌います的なことをおっしゃったので「一体何の曲だろう?!」と思わせての…夏だけど「冬の花」でした。
女性が主人公の曲なので、女性っぽい仕草を交えながら歌う宮本さんが可愛かったです。←もちろん途中からはいつもの激しい宮本さんだったけど
この曲、ライブではラストサビで花弁が舞う演出で、野外だとどうなるんだろう?!と思いつつ聴いておりましたが、照明の点滅らしき変化で演出されていました(と思う)。
野外で解き放たれたように歌う宮本さんの歌声はやはり凄まじく、全く力を緩めずに張り上げているのを見て「本当にこの人はいつも出し切るを続けるんだ」という驚きとともに、ミスチルファンはどう思って宮本さんを観るんだろうと心の中ではニヤニヤ。
【4】P.S.I love you
冬の花でかなり体力を消耗していると思われましたが、そのペースで続けて熱唱。
曇りとはいえ暑いことには変わりないので、見る見るうちに汗だくになっている宮本さんですが、それが却ってカッコよさを引き立てています(個人の感想)。
途中のメロディを1オクターブ高めに歌ったりと、予測不能な歌唱もすごかったです。
気づくとシャツのボタンが外れていてお胸がチラチラ( *´艸`)…冷静になるとそんな57歳って!と思いますが、宮本さんってどこか中性的なのでいやらしさとか露出狂とは一線を引く感じなんですよね…なんなのでしょう、ほんと。
宮本浩次 P.S. I love you 歌詞 - 歌ネット
【5】ハレルヤ
ますます汗まみれの宮本さんが「曇りでも暑いけど、みんなの熱さが伝わってくる」的なちょっと笑わす感じのMCを交えて熱唱。
タイトル通り祝福感があってみんなで盛り上がれる曲だなと思います。
それまでもずっと全速力で歌っているのに、さらにギアを上げて歌う宮本さんには本当に元気をもらえます。
【6】東京協奏曲(with櫻井さん)
ソロ曲終わりで、宮本さんの「Bank Bandがすごいので、水を飲む余裕すら与えてもらえません(笑)」的なコメントがあって、「ポジティブにさせてくれる男を呼びます、桜井和寿(くんって言ったかな?)!」の掛け声で櫻井さんが登場。
今までMVとTVのオンエア&宮本さんのソロライブでしか観たことがなかった「東京協奏曲」が、やっと生で披露されました。
私が宮本沼にハマりかけた頃に、NHKのソングスやMVでこの歌を聴いた時は、宮本さんの声の表現力に驚いたんですよね…優しい声も出せるんだこの方は、と。
さて話を戻して…宮本さんは出だしをミスってしまったのか、やり直しを経て曲がスタート。
さすがにインターバルがないまま5曲歌ったので、疲れているのが見ていてわかるのですが、それでも宮本さんが声を振り絞って歌い、そこに櫻井さんがエモいボーカルを重ねていくので結構な鳥肌ものです。
お二人の声質は結構違うのに、不思議と互いの声がいい感じで溶け合っていくのですよ。
先程のミスチルのステージでも感じていましたが、そうか櫻井さんは歌うまいんだ!と改めて思いました。
今までそれ程意識してみていなかったこともありますが、届けよう!という念が声にちゃんと乗っている人はうまいんですよ。
そしてそれが受け取る側のタイミングと合致するとすごいことになるという…。
もし私が櫻井さんにLOVEだったらもう泣いていたと思いますが、辛うじてそこには至らず^_^;危ない危ない
宮本浩次 × 櫻井和寿 organized by ap bank 東京協奏曲 歌詞 - 歌ネット
ファンの欲目は否めませんが、宮本さんって本当に場の空気を変えちゃうんだ…と今回も思いました。
フェスでも常に勝ちに行こうという気持ちで挑まれて、ベストを尽くす宮本さんにまた惚れ直すという(笑)。
でも、今回はもう一人の推し(というか元祖か)の小田さんがこの後に出てくるのです。
この熱くなったステージを、小田さんはどう料理するのか…いや、そういうことも超越してくるのか?ラスボスじゃないけど(笑)、ちょっと心配になりました。小田さんも頑張れー!
小田さんの「伝えたいこと」が盛り込まれた、するめ的セトリ
宮本さんが去っていったステージ、まだ熱気というかオーラが残っている中で、櫻井さんから「Bank Bandメンバーも大好きな、リハをするだけで楽しくなる小田和正さん」といった感じの紹介でステージに入ってきた小田さん。
75歳だからそれなりのおじいちゃん味はありますが、白地にapロゴ入りTシャツで、飄々としていますがどこか照れくさそうなところも平常運転かな。
でも暑い草原にヒュ~っと風が吹くような感じもしました。
小田さんはきっと今まで練習をたくさんしてきているから、緊張していたとしても今までの自分の努力を信じているのでしょうね。←宮本さんも練習の鬼だけど小田さんも相当なもの
冒頭、小田さんが櫻井さんに年齢(いくつになったの?的な)を問いかけて、櫻井さんが「53です」と答えた後の沈黙(会話続かず)がじわりました^_^;
若い観客が多い中、どの曲を歌うんだろう?と興味津々でしたが、いい意味で攻めたセトリとなりましたし、全曲櫻井さんとのコラボで歌われたのも特筆かな。
きっと小田さんが櫻井さんとの共演を熱望したんだと思います(小田さんは櫻井さん好きですよね^_^)。
今回のセトリは私にとっても新鮮でしたので、ちょっと細かめにログします。
【1】the flag
小田さんが2000年、52歳の時にリリーズしたアルバム「個人主義」の中の1曲です。
ライブではほぼ毎回セトリに入っている印象が強いのですが、その際は観客の男性たち(しかもそれなりの年齢)をカメラで抜いたカットが会場の大型スクリーンに映し出されます。
これは小田さんが当時の同世代へ向けて書いた曲ですが、私は当時30歳、小田さんも50代になったから恋愛よりも人間愛の曲が増えたなぁ.…と思ったものでした。
でも私も当時の小田さんと同じ年齢になったことで、この歌詞の受け取り方も変わってきました。
小田さんがこの曲を選んだのか、Bankbandのリクエストなのかは?ですが、1曲目にこの曲を持ってきたのは…「まだまだ小田さん、戦っているのね!」と思いました。
なお、宮本さん(エレカシ)の「ガストロンジャー」は1999年作。
曲調は全く違うけれど、私としてはなんだか両方の曲に親和性を感じるんですよね。
宮本さんは「胸を張って出かけようぜ」、小田さんは「武器を見つけてここへ並ばないか」と言葉は違うけれど奮い立たせてくれます。
【2】so far so good
2022年のNHKドラマ「正直不動産」の主題歌だったこの曲をまさかここで歌うのか!とびっくり。
余談ですが、このドラマの主役である山下智久さんが過去に出演していたドラマ「それは、突然、嵐のように」の主題歌「まっ白」も小田さんでした。
しかし、「so far…」は小田さんの他のヒット曲に比べたらあまり浸透していないので、みんなが知っていそうなアップテンポ曲(「ラブ突」や「キラキラ」とか)を歌ってほしいな、なんて。
でもその後、フェスの締めでの櫻井さんのMCで選曲の謎が解けました。
この歌の歌詞にある
誰かを幸せに出来るとしたら
きっと それが いちばん 幸せなこと
「so far so good」より引用
の部分が、今回のフェスで伝えたいメッセージの一つだったようです。←コメントの記憶が飛んでますので、ニュアンスが違うことはご了承ください^_^;
櫻井さん、この歌の歌詞を引用くださってありがとうって思いました( *´艸`)。
小田さんをあまり知らない若い世代に歌が伝わっていくきっかけが櫻井さんのようなアーティストから、というのがこれまた嬉しくて。
【3】たしかなこと
コンサートや他フェスでよく歌われる曲ですが、こんな広い野外で聴くのは初めてだったので、空に吸い込まれるような気持ちになりましたし、歌詞にあるように「風に吹かれて」聴くとより沁みました。
小田さんがMCで、2007年のフェスで歌う予定が台風で中止になったけれど、Bank Bandのギタリスト小倉博和さんがテント(宿泊客のお部屋かな?)を回ってこの曲を演奏してくれたんだとおっしゃっていました。
小倉さんは、小田さんとなじみの深いギタリスト佐橋佳幸さんと「山弦」というギターユニットを組まれているのでお名前は聞いたことはありましたが、そういうエピソードがあったんだと思うと胸アツでした。
「大切なことはそれぞれの日常の中のすぐそばにあるんだよ…」というシンプルなメッセージの歌と私は解していますが、小田さんの歌声って年々包容力が高まってないですか?
昔のシャープで切れのある高音ではないけれど、ビンテージ感が増した弦楽器のような、なんとなく拝みたくなるような^_^確実に幸せホルモンがドバっと出てくる感じです。
「たしかなこと」が発売されたのが2005年で小田さんが57歳の時。
あ、宮本さんも今年57歳…なんとなくですが、宮本さんの「P.S.I love you」の歌詞もこの曲のような大きな愛を感じます。
【4】生まれ来る子供たちのために
ここで小田さんは楽器をギターからキーボードにチェンジ。やっぱり小田さんはキーボードが似合うなぁ( *´艸`)
こちらは小田さんの曲の中ではメッセージ性がかなり強めの部類かと。
オフコース時代、1979年発表の曲(アルバムからその後シングルカットされた)で、シングルとしてはヒット曲「さよなら」と「Yes-No」の間に挟まれた地味な曲でしたが、今では「さよなら」よりも若い人に知られている気もします。
私が初めて聴いた(中学生)頃にはピンと来ず、そして暗い感じもしてそれほど好きではなかった曲ですが、今は小田さんの思いが詰まった曲だなあ(好き^_^)という存在に。
「言葉にできない」もそうでしたが、時間をかけて存在が大きくなっていった曲でしょうね。
Bank Bandでベースを担当されている亀田誠治さん(エレカシをプロデュースされたこともおありですよね)は、オフコース時代からの小田さんファンだそうですが、この曲の間奏のベースソロパートを弾かれた時のお気持ちはどうだったのだろうか…と想像するのも楽しかったです。←何度も小田さんとは共演されているようですが、そのたび嬉しいのだろうなと思うんですよね。
↓小田さんについて語られています
さて、この歌詞にある
多くの過ちを僕もしてきたように
愛するこの国も戻れない もう戻れない
あのひとがそのたびに許してきたように
僕はこの国の明日をまた思う
「生まれ来る子供たちのために」より引用
70~80年代もたくさんの問題があった日本でしたが、40年ほど経った今も同じように過ちが繰り返されているわけでして…。
ちょっとミスチルの「タガタメ」を思い出しました。
さて、小田さんは著書「時は待ってくれない」のあとがきとして「100年後へのメッセージ」と題して以下の文を寄せられています。
こんにちは。
ぼくは、百年ほど前、曲を書いて、歌を歌っていた、
小田和正という者です。
まず、そんなことはないと思いますが、
ぼくの曲を聞いたことがあるという人がいたら、
それはとても嬉しいことです。
もちろん、いろいろな問題はありましたけれども、
ぼくは、この時代を生きて、
とても楽しく、幸せでした。
さて、ここから百年、
時代は大きく変わっていったんだと思います。
でも、たとえ、どんなに変わったとしても、
きっと空は、ただ青く、
こんなふうに、やさしい風が吹いているんだと思います。
その風を感じながら、
同じ時代を生きる、かけがえのない仲間たちと力を合わせて、
この国を、君たちの誇れる国にしていってください。
心からそれを願っています。
「時は待ってくれない」より引用
私はこのあとがきを読むたび涙が出ちゃうのですが…(;´Д`)、私もこの国で自分のできる範疇のことはちゃんと守っていかなきゃな…と改めて思いました。
4曲を歌い終えて、もう1曲ぐらいあるかと思いきや、ここであっさりと小田さん終了。
欲を言えばもう1曲盛り上がる曲を!と思いましたが、終わってみるとこのセトリに小田さんからの伝えたいことが凝縮されている&櫻井さんと一緒に歌うことで、若い世代にバトンを渡す気持ちでいるのかなと思いました。←小田さんは団体戦が大好きな人ですから、ね。
ちょっと地味な感じもありますが、するめのように味わいのある曲たちの数々…。
今回の出演に際し、小田さんはトリへのこだわりはなかったと思いますが、宮本さんがまずは切込隊長的にドーンと盛り上げて、櫻井さんとのコラボでいい感じでクールダウン&バトンタッチして、櫻井さんが小田さんにナチュラルにつないでくださった流れはgood!でしたね。
そして最後の最後に尊い光景が!
そんなこんなで、フェスも終わりになり、なんとなくこれで我々も退場かな?と思ってエリアを離れようとした時。
コバタケさんと櫻井さんが出演者たちをステージに呼び込まれました。
「え?じゃあ宮本さんと小田さんも出てくる?!」と思って立ち止まってステージを見つめていると…櫻井さんが「宮本くーん!」と呼ばれて、黒シャツに着替えていた宮本さんが再登場!
まさかまだ居るとは思っていなかったのでラッキー!と思いました。
そして「小田さーん!」の掛け声で小田さんも再登場…なんと宮本さんと隣同士じゃないですか!
もうこれだけでごはん1杯食べられます~(*´ω`)。
そしてさらに、全員でのあいさつということで、ローリングストーンズ風挨拶(手繋ぎ&万歳)が始まりました。
そう、小田さんと宮本さんが手繋ぎしていたんですよ!!これが見たかったんだよぉぉぉ!ということで、私的には最高に盛り上がりました(歌以外で)。
なんとなくですが、小田さんの手は冷たくて、宮本さんの手は汗ばんでいたんじゃないかな(緊張で)笑。
小田さんも宮本さんもシャイで人見知りするだろうから、二人の間で会話があったのかと問われればきっとなかったと思うのですが、二人は手を繋ぐところまでとうとう来ましたよ!
またいつか共演することがあったら嬉しいですし、小田さんの番組「クリスマスの約束」辺りで小田さんと宮本さんが一緒に歌ってくださったら…と妄想は尽きません。
帰りの新幹線の時間が近づいていたので、本音は少しでも早く会場を脱出しないといけない状況でしたが、最後の最後に素敵な光景を目の当たりにして来て良かった!と思いました。
【おまけ】フェスって時間との闘い
最後に、今回のフェスで苦労したのは持ち物よりも、交通への時間配分でしょうか。
行きについても会場までのシャトルバスの待ち時間が想像を超えていましたし、帰りのシャトルバスに乗るまでの会場内渋滞はもっと想定外でした。
規制退場だったのですが、それだと最終の新幹線に間に合わないということで、一足先に会場を後にしましたが、同じようなお考えの方もたくさんいたので、結局シャトルバスの順番待ちまででも並びましたし、並んでいる途中でも混雑がすごくて。
運営の方々のことを思うと、事故防止のためお客様の捌きには細心の注意を払っていたかと思いますが、待つ側は乗車時間との戦いがあるので、非常に難しいところですよね。
私たちも何とかバスに乗れましたが、バス乗車中も道路の混雑や信号待ちのタイミングもあって、掛川駅に到着したのが新幹線の発車時間の2分前!
何とか改札を抜けて階段を上ったところで発車のベルが鳴っているという、ドラマのワンシーンのような展開でした。
「乗ります!」と叫んで何とか乗れたというオチですが、私たちの乗った後にも数人駆け込み乗車をしている方々もいました。
掛川駅はこだましか止まらないので、これを逃すと次の新幹線では帰れないし、ホテルはそもそも近隣では確保できないので厳しいところでした。
そうなると、フェスの終了時間を早めるという方法になろうかと思いますが、それはそれでどうよ、というところですよね。
遠方から参戦する場合は、この辺りのリスクを踏まえて計画しないといけないなと改めて思いました。
フェス開催は地域の経済効果面でもプラスになるのだろうなと思いますし、このapフェスは開催実績もあるのでうまく運営できている方なのでしょうね。
やっぱりフェスもお互いの協力や対策が不可欠ということで、次に行くことがあればもっとフェス上手になろうと思います(笑)。
あ、もちろん、体力も要りますね!今回はたまたま私たちは曇りだったことで幾分かマシでしたが、晴れていたり気温が高いと熱中症のリスクも高まります。
曇りでも日焼けもしっかりしていましたし、水分補給は絶対だし。
しかしそういうリスクや注意点があっても、フェス自体は楽しかったなあ…音がおおらかな感じがして、同じ曲でも感じ方が結構変わりました。
そして、フェスで「運命の曲」に出合うこともあろうかと。←これは自分自身が2021年に経験したことでもあるので…( *´艸`)。
ということで、有意義な時を過ごせて良かったなぁ٩( ᐛ )و!