おしゃれとは何ぞや(定期)
5年程テレワークメインの生活&50代半ばになった今、自分にとってのおしゃれの定義が揺るいでいます。
過去のいわゆるお勤めの時(百貨店)は、スーツまたはジャケット着用がベースでした。
今はドレスコードがない故、一気にカジュアルにテーストが振り切ってデニム三昧の日々。
好きなスタイルだから悪いことはないのです…でもね、飽きはそれなりにあります。
もう細かったあの頃には戻れないと悟り、今の体型を活かす方が健全かも?という言い訳をしつつ、楽でもイイ感じを出せないか?という風に思っている次第です。
いつものデニム一辺倒から少し離れる
そんな訳で1年の内300日以上デニムのボトムスを履いているのですが、最近は自分の定番と思っていた細身のテーパードにやや飽きが。
トップスにボリュームがあるスタイリングが多い今、バランスは取りやすいのですが…ちょっと新しい雰囲気も欲しております。
実は昨年夏に、鬼門と思っていたワイドデニム(デザインのディテールはベイカーパンツ風)を1本買っておりまして、これが似合っているのかは置いといて、穿いていてラクチンだな~ということが判明(笑)。
色は薄めのブルーなので、冬は出番が少なかったのですが、春以降は週1回ぐらいのヘビロテに。
そして一時期穿いていなかったチノパンがここに来て同じくヘビロテの仲間入り。
また、きれい目なシーンでも役立つ黒の裾スリット入りパンツ(買い替えて2本目)もすっかり定番に。
↓穿き過ぎたので今回新調したのですが、サイズを1アップしてピタピタに穿くのを止めました(太った…)
そんな中で、久々にワークパンツ系を取り入れました。
これはたまたまアウトドアアイテムを探していた友人のお買い物の時に見つけてしまって、直感で「これは穿けそう」と思って試着して選んだもの。
年相応にゆとりのある服を着る方がR55には合うようですね。
子供っぽくならないように(痛々しいですもんね^_^;)、でも気軽に活用します。
↓パタゴニアのボトムスは初めて。裾のデザインも新鮮です。持つと結構重いのですが(生地も厚め)、着用すると重さは感じないです。
トップスに新風
急に真夏の暑さが到来したので、またもTシャツばかり着ることになるのでしょうが、たまにはきれい目にしたいお出かけ用のアイテムが欲しいなと、ニットのトップスを入手。
シャツだとどちらかというとピリッとした感じが出てしまうし、かといってボリューミーでフェミニンなブラウスは過去に何度か失敗(すぐ手放す)したので私にとって、ニットは久々にチャレンジアイテムになります。
フェミニン&シンプルなニットは「マドリガル」のものです。
↓写真ではわかりにくいですが^_^;ゆとりのあるシルエットだけどどこかキリっとして見えるニットです(個人の感想)。
↓画像は公式のものをお借りしました。丸みのあるデザインは大人のゆとりを感じさせます(つまりは体型カバー効果〇)。
「60歳」をイイ感じで迎える準備期間が今
年齢はあくまで通過点で記号のようなものでもありますが、もうすぐ55歳の私にとって60歳は一つの区切りの年と思っています(そういう方、多いと思うのです)。
幸いなことに、小泉今日子さんのようなお手本の方々をすぐネットでチェックできる便利な世の中ですから、素敵な事例を今からたくさん参考にしていく所存ですが、ファッション単体よりも、そのライフスタイルまでチェックする方がよりリアリティが出ると思っています。
今私が気になる対象のおひとりが、エッセイストの広瀬裕子さん。
少ないワードローブはどれもシンプルなのですが、すごく素敵に見えます。
この方のお持ちのアイテムが自分にも合うかは置いといて、必要なモノを選択される過程が参考になりました。
さて、世のトレンドも気になるけれど、自分がこれがいいと言い切れるスタイルをもっと明快にしてみたいと思うし、一方でまだまだ決めつけなくてもいいかもと思ったり。
年齢やライフスタイル等で着る服はどんどん変わっていくものだということを改めて認識しつつも、「これを着ている時は気分が良いな」というようなスタイルをこれからも追求していきたいものです。
今はそういう意味でも準備期間のようなものなので、「あ、やってしまった(=失敗)」もありなのかも。
まずはこの夏の新顔たち(ワークパンツ&ニット)をたくさん着ておこうっと。