ありがたいことに、地元でライブ参戦出来ました
2022年2月19日・土曜日。
せっかくの宮本浩次さんのコンサートの日なのに、奈良の天気は予報が的中して午後から雨。
でも、ライブはそんなことは関係せず素晴らしく、まさにハレルヤ!だったと記録します。
↓会場到着(15時過ぎ)、雨が少々降りつつも、ちょっとだけ太陽が雲の向こうに見える感じ^ ^
ということで、ライブの感想をと思いましたが、いつものごとくレポ下手なので詳細は割愛します(笑)。←実のところ記憶が飛んでいる
あとでツイッター等で奈良のライブ感想をコメントされているのを読み返して、ああそうだったな〜とか思うのですが、どうも私の記憶容量が大きくないのですよね(これって小田和正さんのライブでも同じ現象が起こるのですが^_^;)。
↓R50が乙女化してしまった話(笑)
さて、話を戻しまして。
私が参加したのは、なら100年会館でのコンサートで、47都道府県をめぐる「宮本浩次TOUR 2021〜2022 日本全国縦横無尽」の中盤(全48回中24回目)にあたります。
私は昨年12月19日開催の大阪城ホールでのライブにも行きましたが、これが宮本さんソロライブ初参戦だったこともあり、初心者にとってあっという間にライブが終わってしまったので、もっとじっくり味わいたい!と思っていたのでした。
↓宮本さんのライブ近辺になると、検索に引っかかるようになって地味にうれしい記事^_^
そしてラッキーなことに地元でのチケットが獲れたので、今度こそは気持ちの余裕をもって臨もう!と決めていたのでした。
↓奈良会場限定キーホルダーはなんとスケルトン茶色でした。
私は緑(古墳や若草山のイメージ)かと思っていましたが、好きな色味で良かった〜。
これはやっぱり建築物のイメージカラー?それとも奈良漬け?ほうじ茶?
あと、今回は全国共通バージョンも記念購入、こちらは重量感のある素材。
これで3個所有することになりました٩( 'ω' )و
ちょっと脱線・私と奈良との距離感
ところで、私は奈良県民ですが奈良市内在住ではないので、奈良の中心地である奈良市はなかなか縁がない場所でもあります。
住んでいる土地は電車だと大阪の方が出やすいので、私の中で奈良市周辺は「基本用事がない場所」という固定概念が長期に渡ってありました。ごめんなさい!
もっと言いますと、自宅が古墳〜飛鳥時代の中心だった藤原京や明日香・桜井(大神神社)の方が近いのでそこには興味があるものの、奈良公園や東大寺・春日大社等の奈良(平城)時代の建築物等には馴染みがないということです。
奈良出身・在住であることを他都道府県の方に話すと大抵「(歴史ある)良い所にお住まいね〜」と言われることはありがたいのですが、奈良と言えば鹿とか大仏様を想像されるようでして、逆に自分の住んでいる周りには特に自慢するものがなくてごめんなさい、という気持ちになったものです。
そして元々古いものには興味があまりなく、新しいモノコトやトレンドを追いかけたいタイプだったので、お出掛けは大阪(キタ・ミナミ)や神戸がメイン、逆に古都だと京都には行きたいと思う方でした。
なので、かなり大人になってから(笑)、奈良市の「ならまち界隈」が結構素敵な感じになっていたり、知らぬ間にかき氷の聖地みたいになっているのが新鮮でした。
そして、奈良県自体が国宝や重要文化財が多い事実に今更気付いて、奈良市や周辺の建築物を見に行くことがちょっとした楽しみになりました。
興福寺の国宝館がお気に入りの一つで、ここに行くとあの美しい「阿修羅像」を至近距離で拝観出来ます。「阿修羅さんに会いに行こう!」ぐらいの気軽さで見られます
今回もライブの前にちょっとこの辺に寄りたいなと思いましたが、あいにくの雨で無理に界隈を散策するのも気が引けて、これはまた次回の機会にと思います。
↓土地勘をつかむのにも良さそうなサイト
xn----kx8am9ow8cv7f5tnxma.jinja-tera-gosyuin-meguri.com
せっかく歴史ある県に住んでいるのだから、機会を見つけて散策や歴史を学ぼうというのが今から老後に向けての楽しみです(堅苦しくない程度で、ね)。
奈良ベイベー!であることを誇りに思えた
さて、宮本さんのライブの話にやっと戻ります(笑)。
今回は前日に和歌山で公演→奈良入りということで、2日連続ライブだとお疲れでは?という心配も何のその、とても素晴らしいライブでした!
なら100年会館での私の席は3階相当にあたるRブロックで、入場した時は舞台が全然見えないかも?!とちょっとがっかりしましたが、いざ始まると思った以上にしっかり見えて良かったです。
なら100年会館(奈良県奈良市)- LiveWalker.com
↓画像はお借りしました。2階席かと思いきや、その上がRのエリアだったという…
そうそう、宮本さんがライブでよく言われる「(会場のお客様が)よく見えないけれど」発言が今回は「よく見える」的なことをおっしゃってくださったのが、個人的にジワッときました^_^
独特のこの会場レイアウトを踏まえてなのか、とある曲の時にはパイプ椅子(的な椅子)を持ってきて、そこに上って階上にも向かって歌ってくださったり。その後に自分でその椅子を返却しに行くところが丁寧だなと感心(笑)
それにしてもあれだけ細い&自分より年上なのにめちゃめちゃキレがいい動きをされるし、声だけでなく体全体を使って歌を伝える力の凄さにまた驚かされました。
もちろん縦横無尽バンドの方々の演奏もとても良かったです!
大阪城ホールの時も相当感動したのですが、奈良公演は正直その上を行っていたのではないかと勝手に思っています^_^;
もちろんどの開催地の公演も素晴らしいと思われますので、そうやって比べるものではないのかもしれませんが、それぞれのライブが一期一会&進化していくものだと感じさせるのは宮本さんがそれだけ凄いということなのでしょうね。
個人的には、宮本さんが「○○(○○には開催都道府県名が入ること多し)ベイベー」を奈良だと「奈良ベイベー」と言うのかな?が気になっていました。奈良ベイベーって何だか言いにくくない?でも「大和(やまと)ベイベー」はないか(笑)
で、本番ではやっぱり「奈良ベイベー」でした。
「なら」と言う響きが私にはなんだか田舎っぽくて平たい(抑揚がないというか)感じがしていたのですが、宮本さんが言うと「あれ?悪くない、と言うか全然良い!」に変わるのですから全く現金なものです(笑)。
また、MCの中で「奈良に来ると色々と考えさせられる」的なことをおっしゃっていました。そして「奈良はそんな自分のことをどうも思ってもないだろう」的なこともおっしゃっていた記憶
そのことからも奈良好きの話は本当だったのだと思うと同時に、奈良県民の自分は奈良生まれであることをあまり良いように思ったことがなかった(関西だと田舎扱いされる側だし)ので、逆にそんな自分を恥じると言いますか。
そうだな、自分の生まれ育った県の良さを知らないのはちょっとだめかも…胸を張ってふるさと自慢できるようになりたいなと初めて思いました。
更に、和歌山のライブ後に車で奈良まで移動、その後興福寺の五重塔を真夜中に見に行ったとおっしゃっていたことにもびっくり。
その時の私の脳裏に、小学生の頃入っていたコーラス部で歌った合唱曲に、奈良の文化財や古墳のことを歌った曲の歌詞が浮かびました。
「五重塔のすぐそばに いつも立ってる男の子 あれは阿修羅の像 何見てる」…そんな歌詞だった記憶ですが、あの五重塔は興福寺のこの塔のことだ!と改めて思いました。
その合唱曲をあとで調べると、タイトルが「塔の春」とのことで(そう言われるとそうだった)、「みんなのうた」でも流れていたこともあるらしいです。
私、興福寺の五重塔ってあまりにメジャーすぎて、逆にまじまじ見たことがないのですよね(中も入ったことないです)。塔の写真は撮ることはあったけれど
そんな五重塔を見て、それこそ宮本さんは何を思ったのかは…宮本さんだけしか知らないよね、そりゃ。私はその合唱曲の「いつも立ってる男の子」が実は宮本さんの少年時代ちゃうか?!と思いました。
奈良に来ると宮本さんは厳かな気持ちになられるのに、私と来たら特に感じるものがない(奈良県民意外とあるある?!)。
だから今度は阿修羅像だけでなく五重塔をちゃんと観よう!と決意しました。
↓但し、今年(令和4年)に修理に入るとの情報を得ました。修理に入ると約10年間この姿では見られなくなるらしいですので行くならば日程を確認しておかなければ、です。
ま、とにかく宮本さんが奈良を気にかけてくださっていることが十分伝わって、会場にいた奈良ベイベーたち(県内外問わず)はめっちゃ歓喜!でしたよ。
結局、今回も夢のようなライブになってしまってましたね(笑)。
それにしても、宮本さんの歌う姿は中毒になりますね。いや、生きるパワーをもらったと言おう!
そしていつかは本丸(エレファントカシマシ)のライブに参加してみたいです(*´꒳`*)。